プジョー106S16

99年3月末、自分の足となるクルマが欲しくなってあれこれ物色をはじめて数ヶ月。

このクルマと出会いました。いやぁ、見た目のプレーンな美しさはもとより、乗ってみて楽しい事!

初めての輸入車購入への不安も吹っ飛ばすほどの魅力の持ち主でした。

   

自分の足になるはずが・・・嫁サンの通勤快速になっている(T.T) でも106乗りの女性もおしゃれでいいかなってか?(^^;) 


シート・内装は飾りっ気が無くて好感が持てます。飽きの来ない

デザインだと思います。PWのスイッチはドアにではく、両席の間に

あります。シートは薄いのですがさすがイス文化のお国。 

座り心地が良い上に疲れません。チルトステアはじめ細々した

日本車のような調整機能はありませんが身長173cmの私が 

ベストポジションを取るのは容易です。感心!


センターバッド叩いてもクラクションは鳴りません。ウィンカーレバー

(もちろん、左ね)の先のスイッチで鳴らします。シフトノブは遠い

です。慣れないとシフト時に右手が空を切ります。(^^;)

フランス人って余程手が長いらしい。特に5速は遠くなるので

投げ込むようにシフトしてます。ペダルの位置関係は見えるかな?

さすがに窮屈です。タイヤハウスがフットレストになってしまいます。


リアハッチはバンパー上からがばっと開いてくれるので便利です。 

荷室もフラットなので容量・使い勝手ともに良好です。

6:4の分割可倒式のリアシートで99モデルからヘッドレスト付きに

なっています。(写ってないね〜)

このクラスにしては充分なトランクスペースだと思います。

右に立ってる箱は自分で付けたCDチェンジャーです。


ボンネットはさすがラリーベース車だけに垂直に開きます。しかも

ダンパーを2本も備えているとはチョット驚きでした。

(インプレッサも垂直に開くんだよ〜知ってた?)

整備性にも優れています。と言っても他人任せですが。(^^;)

この機器配置では右ハンドル仕様ができない理由がなんとなく   

分かったりして。。。


クルマの良さはスペックだけじゃ計り知れないんだよ〜ってことを

このエンジンが教えてくれます。国産テンロククラスに敵うはずない

数値なので敢えてスペックは書きません。実は知らない。(爆ウソ)

吹け上がりは最高に気持ちいいです。クルマの軽さもあいまって

NAらしいレスポンスでグイグイ引っ張ってくれます。あぁ、楽し!

余談ですがシトロエンサクソVTSとは兄弟車です。


これが猫足です。(^^) 取り敢えずP700Zが標準で付いてます。

インプレッサに慣れ切っている私ですが多少攻めたくらいでは全く

不満を覚えません。挙動はごくFFらしいものなのですが、良く動く脚

だなぁ、というのが率直な感想です。

ホイールのデザインもシンプルで気に入ってます。スピードラインを

履かせたいのですが重いから軽快感が損なわれそうで・・・。


99年4月に納車となったこのクルマですが、BL岡崎で

試乗したのが運のツキ。ホントは306の中古見つけてた

ので新車と比べてみようと寄ったばかりに・・・(^^;)

エンジン、ハンドリングの軽快感の楽しさに、あのピニ

ンファリナの息のかかったデザインによるスタイルの

良さ。予算オーバーだったけど惚れたら弱いよね。

200万前後でのクルマ選びは選択肢が多くて面白い

ですね。国産車ならそこそこのクルマに乗れますし、

このように輸入車に触手をのばすこともできます。正規ディーラーが身近になってきているので安心して乗れます。

納車半年で残念ながら(?)ノートラブルなので面白おかしいレポートも出来ませんが、そのうち何か期待しましょ。(笑)

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1999.10.19