闇竜の力が強まり、暗黒王ジグの支配する世界。そんな時立ち上がった英雄ディグランツは世界を創造したという「神竜」に会いに行くことを決意する。だが、彼は志し半ばで矢を受けて倒れる。そして一人の少女が宣言する。「わたしがディグランツだ」と。
今更ながら、プラリアカッサの夜アップしました。セヴァエルの第8回と9回の間の出来事です。
1999,11,29ファイナルイベントリポートアップしました。3ゲーム合同なので、あちらからはこのページではなく案内ページに戻ります。
1999,10,25闇竜が封印され、残ったダークレイスもほとんどはフルム海峡、闇竜の沈んだ跡地にできた場所に移った。太陽が姿を見せた現在でも、何故かそこではダークレイスが以前と同様活動できるらしい。
さて、闇竜が封印された現在、一番注目されているのは新たな国王「カルディン」となるものの選出だった。候補とされているのはディグランツ隊の人間のみならず、カッサで活動していた者も立候補していた。
最有力と見られていたのは早くから「ディグランツ」として活動していたエルンスト・ファルツであったが、彼は実際に立候補はせず、更には戦闘でトリツィアの民間人を巻き添えにして攻撃するのを黙認したと告発があり、事態は微妙となった。
投票結果では、エルンストとカッサのデュナス・リヴァーが同票であった。そして、政府は「投票においては立候補していた者を優先」という法律を持ちだし、デュナスを当選と発表した。これでエルツベルム政府はトリツィアへの立場も、国内への名目も両立させたことになる。そしてデュナスの初仕事は、エルンスト達に対する判決を言い渡すこととなったのである。結果、現場責任者は死罪、エルンストは「何もしなかった」ことで国外追放となる。これも、もともとエルツベルムを出ようとしていたエルンストに対外的な意味での「国外追放」であるようだ。
デュナスの戴冠式では疑問を唱えるものが初代「ディグランツ」の声を真似て訴えかける場面もあったが、それも誰かのパフォーマンスだろうと大ごとにされることもなく、おおむね好意的に迎えられた。
ディグランツ隊も解散の時を迎えている。森に帰るエルフが二人。一人は人間の愚かさに絶望して、そして一人は人間と交わることで「種としてのエルフ」の減少を危惧して。人間の旺盛な生命力は、それだけで「エルフ」には脅威なのだ。実際、他のエルフは人間と生きる道を選んでいる。エルフは閉じこもることでしか、その種を保存できないのだ。
エルツベルムに留まらず、サンエイムの復興に向かうものもいる。かつてのサンエイムは水中に没したが、隣りにあたる場所に新都市建設が始まっているのだ。その中には「カルディン」に立候補していた者もいる。
エルンストがエルツベルムを出る日がやって来た。そこには彼に別れを告げる者も多数集まっていた。また、ゴルドバールでシュリー姫に仕える彼について行こうという者もいる。また、そのころ僧侶のアルネイユも武術の師匠と仰いだ者に別れを告げていた。ディグランツ隊の解散で、戦争もほぼ終ったといえるだろう。
今回はAの5まで。もうエピローグという感じになってますね。アンベリルの脱出、その後の生活。対ダークレイス強硬派とのいざこざ。ジグ軍との決着。スルトの貿易商人としての再出発。「運命の女」達の人間としての選択。エイセンの帰郷。ゴルドバール、クラン協会の結婚ラッシュなどなど。アンベリルはノアールの娘を産んでいます。「牛頭」エイセンは人間の顔になったけど、印象はそのまま。など細かい点ですね。
ロッセの方は「森に帰る」エルフとしてミレーネと語ってます。エルフの事情説明してました。アクションは「人間を認めるがゆえに森に帰る」ということだったのでこうなったんでしょうかね。
さて、最終回を迎えまして、当初の目標「異種族としてのエルフ」の表現はある程度出来たかなと思ってます。少なくとも常に違う視点でみることはできたかな。実は何度もディグランツ隊の解体を狙ってたんですが、それは最後まで出来なかったな。
1999,9,14新しい国の王として選出されたのは、意外なことにディグランツ隊以外から選出された。カッサの英雄の一人、デュナス・リヴァーがその人である。カッサの前領主の姪、イスメネはその協力者であり、共に忙しい日々を送っていた。彼女たちのオーバーワークを心配するもの、ヘルネサルド再統一が武力によるものではないかと危惧するもの、体制固めに力を入れるもの、更にはデュナスの暗殺を計画するものなどもいるようだ。暗殺計画は事前の情報で何事もなく終ったのであるが。
そして、エルツベルムの巫女王シュリーもデュナスに王位を託すと表明、ここに彼らの立場は固まった。その知らせは新たにサンエイムを復興させようという仲間の元にも届く。かれらもまたこれからの世界を作る人々だ。
そして、デュナスが建国宣言をする日がやって来た。既にエルツベルムの旧臣は協力を約束しており、人々も彼らの即位を歓迎した。もっとも、これは始まりでしかない。後の世にいうリュクセール王国が成立するまではまだまだ長い年月が必要なのだ。
セヴィはしつこくイスメネにアプローチ。でも感じとしては玉砕かな。イスメネちゃん、新たな王の一人だもんな。開始当初は貴族のお嬢様と遊ぼうと思ってたのに意外な大物になっちゃったな〜。
今回はC4までに要約のC5。エテオクレス兄ちゃんはどうやらゴルドバール方面へ新世界を求めて旅立った模様。解放されたアドリエットは記憶を無くしていたが、エルフの森へ。メラリーネは翼を落として新生活へ。エスターシャは元気に育っているようです。カッサの街も領主の元で着実に力をつけているようで。
Cブランチですが、なんにしてもNPCが意外な展開となりましたね。当初英雄と名乗りを上げたエテオクレス兄ちゃんは勘違い暴走野郎だし、お嬢様イスメネは王位についちゃうし。シティアドベンチャーかと思ったら旅にでちゃったのも意外でしたね。まあよい意味で裏切られたブランチでした。
1999,9,10闇竜を封印するため、フルム海峡へ誘導しようと同化、融合した闇狩人は進路がズレるのを感じた。それは破壊を求めるアドリエットの意思と、やはり破壊を求め、外部から誘導しようと祈りを捧げているものの意思によるらしい。その目的地はフルム海峡にほど近いカッサの街のようだ。だが、アドリエットはカッサを守ろうというエテオクレスと仲間たちによりその意識が消滅。再び誘導に乗る事になる。
そのフルム海峡では、イルカの助けも借りての捜索でミレーネが見つかっていた。意識を取り戻したミレーネは視力もかなり戻っていたが、しばらく動いていなかったことの影響も見られた。そして、ミレーネは失踪の顛末を語る。それは、はっきりいってしまえば実力のない彼女に大きな期待をかける周囲の戦力の均衡を計るためには、単純に隊を離れるのでなく(ついてくる者が出るから)「死んだ事」にでもしなくてはならないだろうという仲間の一人の考えによるものだった。結果としてはわずかな護衛では追い剥ぎレベルのダークレイスにもかなわず、注目されているのを知っていた神竜が守る事になったのだが。
六魔道師の一人、ブリードが転生した赤子は冒険者達に預けられている。彼らはブリードを求めるブランデルから守るためアイルヘイルムのエルフに助力を求めた。エルフ達は問題が解決するまではブリードを預かるが、その後は人間の中で有意義に魔法を学ばせたほうがよいのではないかと提案する。確かに「ディグランツ」のネームバリューがあれば学校ぐらい創れるだろうし、成長した六魔導士が講師になるとなれば援助しない魔術師もいないだろう。
復帰したミレーネには養生して欲しいという意見もあったが「神竜がわざわざ目をかけた人間が何もしないのは許されないだろう」との意見にミレーネも乗り、闇竜戦に参加することとなる。もっともここ数ヵ月のことを何も知らないミレーネは「カルディン」候補については誰を支持するとも表明せず、自分も立候補はしなかった。
異母弟パーシヴァルが死に、唯一の「妖精の騎士」となったエイセン(本名トリスタン)は実家に報告に戻っていた。彼の義母は自分の見栄がパーシヴァルを「妖精の騎士」にし、結果として死に至らしめたのではと悔やんでいた。またエイセンも自分がしっかり意思表明をしなかったのを悔やんでいた。先頃病死した父親も放任主義の方針を悔やんでいたらしい。パーシヴァルも強さを求め黒竜の手の者であるジグに協力したのを後悔していた。結局、みんなが少しづつ歯車を狂わせた、それだけのこと。それが悲劇を産んだのだ。
闇竜との戦いはまだ続いている。生命の危機ともなると融合した者の誘導も逆らい切れないようだ。アドリエットの意思が無くなったことで無軌道にはなっているものの、闇竜に魅入られた者はまだまだ破壊を求めている。
今回もAの6まで。
・エルツベルム軍とディグランツ隊の関係確認。
・カルディン候補、ディグランツ隊以外からも立候補。
・アルネイユ、父親になる。また「ダークレイスは全て悪」という旧来派閥との調整に走る。
・ダークレイス軍、ノアール派とユーリア派に分烈。アンベリルは本人はその気はないがノアール派にかつぎ出される。
・「天の城」に捕えられた仲間はレグルタの「次元航行船」により突入した仲間に助けられる。
・ジグを倒すには魔法を、転生さえ含めて封じる「レーヴァテイン」を使うのが有効、というより魔法を封じないで勝つのはかなり困難と予想される。
・闇竜、封印。
というあたりがポイントでしょうか。
ロッセの方はミレーネにハッパかけてます。いや〜、ミレーネとの強気同士の会話はなかなか楽しいなぁ。あとは他のPCさんの発案から別の場面にも登場。
1999,8,13カッサの街の前領主の姪、イスメネ・クリニケスを代表とする一派は「ヘルネサルド統一」の大志を掲げ、エルツベルムに対する立場の強化のためサンエイムを押さえようと調査に向かっていた。が、サンエイムもいまだ内戦状態であり、下手な手出しが出来ない状態であるという事がわかっただけである。一方でエルツベルムはリンコン公爵が人望を失い、反対勢力の中にはイスメネ派との協力を計っているものもいる。カッサとフルム海峡を挟んだ反対側、エルツベルム難民を中心に作られた新興都市のアヴォインでもエルツベルム主導での新世界を不安に思い協力を申し入れ、イスメネ達も近くそちらに向かう予定となった。また、カッサ近辺ではイスメネ派が井戸を掘って水の確保に努めたりして、開拓民からの支持も受けていく。
外部の協力者が増える中、逆にカッサ内部では関係が順調とはいえない。現領主は「カッサの復興」を第一に考え、イスメネ派への援助を打切り、独自の道を歩くことを表明する。ここ最近の騒乱でカッサが果たしたものは正直見劣りし、旧来勢力の支持が得られるとは思えないというのがその理由だ。そしてまずはカッサ経済を立て直し、敵を作らずに経済的な影響力を強めていくのが彼の戦略だ。大きな理想を追うイスメネと、現実を見つめる現領主は好対照ともいえた。
闇竜を封印したディグランツ隊が逗留するトリツィアは現在有力人物が集まっている場所ともなっている。そこへ向かう前のわずかな時間、イスメネは戦傷者や孤児などが集まり、更には転生したエスターシャも育てられている私塾を訪れていた。ここは前領主の私財を受け継いだイスメネがその資金で援助している。未来を作るのは子供たち、との精神から協力する人々も多い。
そしてトリツィアでイスメネは有力者達を前に演説。闇竜と直接戦った者ばかりが英雄ではないと認めさせ、新世界を作る「カルディン」の候補にイスメネ派の主要人物も名を連ねることになる
セヴィはこんな時期にイスメネにプロポーズ(^_^;)。「今はその想いは受け取れない」って言われてますが・・・「今は」だよね。次回のアクション方針決まったな。
今回C3まで+要約C4。エテオクレス兄ちゃんは立ち直って暴走した闇竜と戦闘。エルフの少女に寄生して存在していた闇竜の精神、アドリエットを解放し、暴走を止めるのに成功。封印の助力となっています。その後姿を消していますが。また、ダークレイスとの戦闘では八騎将の一人、ルクレーナを捕虜にすることに成功しています。
1999,8,11神竜のお告げを聞いたことでディグランツを導くこととなった僧侶アルネイユ。実はお告げを聞いたというだけで実に冴えない人間なのだが、いつのまにやらハーフスヴァルトの女性と結婚して子供も生まれようかということになっている。今は一足先に結ばれた夫婦の子供を預かり、因縁に決着をつける手助けをしている。そんなアルネイユだが、「神竜の啓示を受けた僧侶」としての噂は独り歩きをし、闇竜による「穢れた土地」の浄化のために来て欲しいとの依頼まで舞い込んでくる。本人は「役者不足」と感じているが、ともかく出発はした。
闇竜を封印する為にフルム海峡へと誘導しているディグランツ隊であるが、それは「目先の破壊」を何よりも重要視する闇竜の性格により成功している。かなり露骨な誘導ではあるのだが、それを知りつつ応じてしまうのが闇の者であるようだ。
ノアールの軍勢に協力し、力を見せることで成り上がろうとしていた者は、最近の上層部の混乱を感じて焦っていた。既に力だけではなにもできない世界かと絶望する彼に黒竜は魔剣「ベルフェゴール」と「夜の馬」を与え、「誰も無視できないだけの力を示せ」と告げた。これは「竜の掟」を破り過ぎた黒竜の出来る精一杯だったようだ。
ジグの「天の城」には数多くの一般人も暮らしている。それがいわば人質となり、兵士達は黒竜に支配されたノアールに疑問を感じても簡単に逆らうことはできない。そんな一般人を逃がそうという動きは内部の協力もあり、混乱はありつつもおおむね成功した。
相変わらずAの6まで。
・エルツベルム軍の全面協力。ディグランツ隊が「英雄」となる為、あえて泥をかぶる覚悟。
・「運命の女」全員解放。ノアール封印により「竜の力」も戻り、新たに託される(後述)。
・「闇竜」のフルム方面への誘導、進行中。闇竜は知っていても「目の前のこと」しか見えない。更には同化したものの意識操作もある。
・「妖精の騎士」の一人、パーシヴァル死亡。「妖精の意思」に背きダークレイスに協力したことで、剣が彼を滅亡へと誘った。
・ミレーネの生存を神竜が明言。今は神竜の力で守られているが、神竜が眠りについてしまうのでもうすぐ守りは解かれる。場所はフルムの小島。
・ノアール、封印される。ユーリアの「箱舟」によるもの。「ひたすら力を求める」ダークレイスとしてノアールに挑戦したら、勝ってしまった、とのこと。
というあたりがポイントでしょうか。
ロッセの方は・・・え〜、アクションに書いたのは「精霊王召喚」のくだりだけです。その前の毒舌は吉岡マスターの仕業(^_^;)。精霊王に対する卑屈さを目立たせる為のものでしょうね。いや〜、おかげで笑わせていただきました。楽しいなぁ。
1999,7,9カッサの街は包囲していたダークレイスの軍もなんとか撃退し、とりあえずの平和が訪れている。だが、それも犠牲になった人々があってのことだ。特にダークレイスの襲撃時、街を守って命を落とした領主にして、元・暗黒王八騎将のクレオンや、その配下であったバイキングの長ハラルドは英雄扱いをされていた。彼らを英雄とすることで士気を高めようという意図があったとはいえ。
また、この街を支配しようと企み秘密結社とも繋がっていた商人セファルも先日命を落としている。だが、彼に同調していた者達も「カッサの繁栄」こそがセファルの求めていた物であるとして街の復興に協力している。
人々による街の復興作業は着々と進んでいるのであるが、現在カッサには大きく二つの勢力が存在する。以前よりカッサで力を蓄えてきて、クレオンの死の間際に後を託されたリーンの一派と、クレオンの姪で、ここしばらくの間に仲間を増やし、自身も成長したイスメネの一派である。もっともイスメネには権力に対する執着はなく、リーン達の力を借りるという立場を取っているが。
両者の会談ではリーンがイスメネ達の「カッサの力で周りを助ける」案について難色を示す。カッサといえど、ヘルネサルドでは「比較的」余裕があるに過ぎない。だがイスメネ派は「投資」であることを示し、内部分裂で混乱するエルツベルムヘの協力を足掛かりに「ヘルネサルド統一」の構想をぶちあげる。将来を見据えた構想に最終的にはリーンも協力を約束した。「不利となれば手を引く」との条件つきではあるが。
そして、エルツベルムの援軍として出発したバイキング達はハラルドの息子、ミラッドの指揮のもとで勝利をもたらし、凱旋してきた。
セヴィはイスメネに協力して街の復興。一応行動として護身術道場はとおってるけど、それ以外に大きな動きはなし。もう少し全体を見た方がいいのかな〜。
今回は少し統合されてC3まで。エテオクレス兄ちゃんは闇竜の意識の中から仲間により助けられ、復活。カッサを包囲したダークレイスはなんとか撃退。これはダークレイスのリーダーが転生したエスターシャを狙いにいっていたのが原因かもしれません。
1999,7,8ディグランツ隊はエルツベルム軍に対しての指揮権も与えられ、ドラゴンキラーも完成した今は来るべき決戦に備えているような状況である。
そんな時期、「運命の女」ウベルタをノアールの元から助け出す計画が進められていた。仲間の裏切りもあったのだが、「たまたま偽情報のみを伝えてしまった」ことや、裏切りつつも仲間意識は捨てていないものの助けにより、城から抜け出すことは成功した。もっともこの先サンエイムの街の出口にも見張りは立っているのだが。
ノアールの城では動きの怪しい三魔将、ユーリアの動きを探ったものもいる。地下室で目にしたのは、彼がかつて制作を目指し、「箱」が必要な3つ集まらず失敗したはずの「箱舟」が残されており、残る一つの台座に、エルフの女王エリーゼルが封じられている水晶球が置かれているという様子であった。
非戦闘員達が避難している「竜の世界」。そこでは新しい生命が産まれようとしていた。「巫女王の盾」と呼ばれたソイネンと妻の間に子供が生まれようとしているのだ。その一方ではすべての生命を呪う闇竜の化身、アドリエットや闇竜に惹かれたものの襲撃もある。だが闇竜の側はからかうように去っていき、ソイネンは父親となる。
ノアールに「身体をモノにする」という方法でその力を奪われたリッチャルダは心の傷に悩んでいた。同じような境遇の少女を、心ならずも傷つけてしまうのだ。それはおそらく彼女自身への憎悪のあらわれなのだろうが。リッチャルダはこのまま安全な場所にじっとしていることより、「天の城」にいるもう一人の運命の女、イーダに会って何かできないかと願った。
人々はそれぞれの想いのため、世界を変えようと戦っている。
相変わらずAの6まで。1〜5ではエルツベルムとの交渉、ドラゴンキラーの祝福、ミレーネの捜索などが行われてます。それによるとミレーネは「ヘルネサルドのどこにもいない」とか。死者、生者を問わずに、です。既に成仏したか、強力な結界の中か、外国か、ということです。
スルトは呪いをかけられ、黒竜が死ぬと同時に死んでしまいます。
それからPCの申し出から、「闇竜を異世界へ追放する」方法が見つかってます。世界の力がぶつかり合う場所、フルム半島あたりに闇竜を追い込めば、「イグドラシル」を通じて異世界に送ることもできるかもしれないとのことです。これなら「命と引き換えに倒す」必要が無いわけで。
あとはこの戦いが終った後、次の王となるべき者は「死すべき英雄ディグランツ」でなく、初代の弟で故人の「カルディン」を名乗るべきだという提案が行われました。
ロッセはディグランツ隊の不協和音を一度表に出しちゃおうと、意見の違うものをはっきりさせるという行動してたんですが、プレイヤーの認識よりも規模が大きくなっていたことと、意外に隊内がまとまっていたことから大きな変化というわけにはいきませんでしたね。
1999,6,11クレオンに奪回されたカッサから落ち延びてきたエテオクレスの守備隊は、街に戻る途中のイスメネの隊と出会っていた。この事をエテオクレスに報告しなければという守備隊メンバーだったが、イスメネ隊の人間の「エテオクレスが戻るまでにカッサを奪回するべき」という説得に応じ、共にカッサへと向かうことになる。
イスメネの隊では、第一の目的をヘルネサルドの回復とすること、闇竜の巫女に同道したエテオクレスに対する人々の反応を考え、はっきりと対・闇竜の姿勢を打ち出すこと、近隣の村や町の組織化を進めることなどが行われていた。更には仲間たちを募る使いも出発する。
そんなとき、カッサのクレオンから会談を求める使者がやってきた。罠ではないかと警戒するメンバーに、「クレオン叔父様は卑怯なことはしない」と会談に赴くことを決めるイスメネ。だが、出発もしないうちにカッサがダークレイスに襲撃されたとの知らせが入る。
急ぎカッサに戻った一行は、街の外にあった本陣を攻略することに成功。指揮系統を失ったダークレイスは、もともと数あわせの雑魚が多かったこともあり逃走した。だが、街に入った一行が目にしたのは、防衛戦で自ら前線に立ち、力尽きたクレオンの姿であった。
イスメネはカッサでの代表格としての扱いを受けることになる。エルツベルムよりの使者の信頼も受けた彼女は、いまや外向的にも力を持つ存在である。
セヴィはイスメネに明確な立場の表明を求めてます。エテオクレス兄ちゃんがあの調子だから。正直イスメネにはカリスマ以外の能力無いといってもいいですからね。人脈が第一。
C1〜C3ではエテオクレスが「ラインの黄金」で闇竜に立ち向かうも、その剣を経由して力を吸い取られ意識不明。転生したエスターシャは保護されたものの、「竜の巣」は壊滅。ドラゴンキラーは完成し、「水水晶」を使うことで「真・ドラゴンキラー」へと進化するということでした。
1999,6,10毒を入れられた水を持っていったミレーネは苦しんでいた。本陣ではそのことに気がついたものが魔法で居場所を探し、なんとか毒物には対応する。だが、おそらく回復はするだろうというものの、すでに毒の影響で彼女の視力は著しく低下していた。
その毒を盛った張本人はジグが「改心」したことにより、ノアールの勝利を目指すべく動きはじめた。しかし圧倒的に足りない戦力ではゲリラ戦で心理的な動揺を誘うほかないのが現状だった。
「竜の泉」でドラゴンキラーを祝福するため準備を進めるシュリーの元にはそれを保留するよう申し出るものがいた。闇竜の力を与えているという「エルフの巫女」アドリエットに対する警戒から、利用されるのを恐れてのことだった。だが、もともと泉の封印の解放には時間がかかるもののようであった。
「ディグランツ隊」にはエルツベルムからの使者も訪れる。王国軍は苦境に陥っており、助けを求めてきたのだ。だが、エルツベルム軍にはあまり高い評価が与えられていないようであった。
例によってA6まで。その後はミレーネが行方不明になったり、ジグ様再洗脳があったり、まあいろいろです。全体に雰囲気は暗くなってますね。いよいよ快進撃も終ったかというところですか。
ロッセは魔法でミレーネの様子を探ってます。これを機会に迷ってる様子のリッチャルダに最後のひと押しかけようかと思ってたんですがね。あとはレグルタ人相手に口げんか(^_^;)。うんうん、やっぱ高慢なエルフとしては人間とあまり馴れあっちゃいかんよね。
1999,5,14イスメネを庇って暗黒王ジグの刺客に刺されたエスターシャ。意識を失う前に、真実の姿を映し出す「神の瞳」をエテオクレスに届けるようにと告げたのだが、イスメネはエスターシャをおいて行く決心がつかないでいた。意識を取り戻したエスターシャからさらに急かされるものの、やはり迷うイスメネ。いくらエスターシャが「転生」するといっても、やはり死ぬのは見たくない。だが、いつにないエスターシャの弱気な態度と、仲間たちの励ましを受けて出発する。
それでもエスターシャの元に残っている者たちもいた。度重なる説得によっても出発しなかった最後の一団は、最後にエスターシャの荷物と、「世界に二つしかない」エスターシャを見つけることのできる水晶球を託される。もうひとつはジグの手にあるから、できるだけ早く見つけるように、との事だった。そして彼女は暗殺者を招き入れ、「ジグ」と「暗黒王」のどちらに従っているのかとの問いかけをすると、刺客の手にかかって「転生」した。
エテオクレスの元に向かうイスメネは、途中で人々の苦境を目にする。ジグに下ることで破壊を防いだカッサで生まれ育ったお嬢様の彼女にはカルチャーショックといえるものだった。彼女はカッサの経済力で人々を救うことを考えるのだった。
そしてノルグ山脈の奥地では、一人の赤ん坊が見つかっていた。
セヴィはイスメネに「彼女にしか出来ないこと」を提案したんですが・・・やっぱ「シュリー姫が本物か確かめる」ってのは狙い過ぎたかな(^_^;)。提案はしてるものの実現はしてないです。
C1〜C3ではエテオクレスがミレーネの死亡を知らされてさらにショックを受けてます。その後なんとか立ち直ったものの、アドリエットが闇竜の関係者だと伝えられてもそれを認めずイスメネと喧嘩別れ。闇竜の力を使うという「ラインの黄金」で出来た剣をもって闇竜を倒そうという・・・冷静になれば本末転倒なことを決意してました。
「ヴァルキリー失格」と言われたメラリーネは人々に励まされて元気を取り戻し、イグドラシルに人々を導こうかというところ。また、竜たちは人間に味方することを承諾してます。
カッサの街は前領主のクレオンが再び奪回。民衆も歓迎とはいかないものの不満は漏らしていません。軍事拠点のみを攻撃したクレオンは結構信望があるようです。
1999,5,14スヴァルト王ノアールの元にいる「運命の女」ウベルタは妹、リッチャルダのことを案じていたが、もちろん自由はない。彼女を助け出そうという面々も行動していたが、運命の女を殺すことのできる「竜の短剣」はノアールも持っているため、派手な手段は使えない。「ノアールの情婦」といわれるアンベリルの側から働きかけるというような搦め手から攻めることとなりそうだ。
一方リッチャルダの方は既に前回の自分の言動が一時の感情による八つ当たりだとは気がついていた。だが、まだそれを当の「ディグランツ」、エルンストやミレーネには伝えられない・・・二人とも外出しているので。
その頃、事態は意外な展開を見せる。暗黒王ジグが「改心」したのだ。ジグはサンエイムとエルツベルムを除き闇を払い、エスプレイドも解放。レグルタ王女シルトレーゼとの会談で「龍とは戦うが、人間とは対立しない」と明言。彼の理想の追求もカムベラクルと天の城のみとすることとされた。彼の部下であり、政治的な考えでジグの元を離れてディグランツ隊にいたスルトもこれには驚き、喜びつつも「いつもの気まぐれ」でなければと感じていた。
そして「ディグランツ隊」の先鋒は「闇竜の爪」を目撃することとなる。なんとか逃げ出した一行だが、ミレーネは体の不調を訴える。その頃ディグランツ隊の本陣では、水に入れられた毒により死人が出ていた。敵襲の後ほとんどは取り替えていたのだが、忘れた一つがあったのだ。そしてその水はミレーネも持ち出していたということだった。
今回もA6まで。エテオクレス兄ちゃんの方はCブランチの方にもある通り勘違いの先走りで茫然自失。しかもその後でミレーネに同情されてやんの(^_^;)。
ミレーネは成長してるんですが、その分一般庶民層からの支持率が落ちてます。リッチャルダ関係で有効な手を打てなかったのも原因の一つ。
六魔道士の一人カミューラが調べた「調和世界」の実現方法は、一度地上の全てを焼き尽くすというもの・・・要するに世界をリセットですね。さすがにそれを使おうって人はいないです。
ドラゴンキラーはもうすぐ使えるようになりそうですが、方法は「闇竜とともに滅びる」ことといわれています。そもそも前回Cブランチで巫女王シュリーは一度さらわれてるのに・・・今回こちらでは怪しげな素振りはないけど。
大ゴンザーガはPCの一人に闇の力を奪われ、倒されて肉体すら消滅。ダイジェストにすら名前がでない不幸ぶり(^_^;)。
ロッセは「場合によってはスルトに付く」というアクションだったんですが、スルトがディグランツ隊に下ってしまい(^_^;)、没。サブアクションのエテオクレス関連もあちらが先走って没。最後に毒の関係でちょっと登場してます・・・トリを飾ったと思っておこう(^_^;)。
1999,4,10エスターシャ達一行は、かつて制作したアイテムであり、真実の姿を映し出す「神の瞳」を取りに行くべくエレンシアへと向かっていた。何でもレグルタ王家に譲ったものだそうだが、「私が作ったんだから、私のもの」だそうである。レグルタ王家に伝わるものはほとんど彼女か、親友のカミューラが作ったものであり、「親友のものは私のものも同然。だからレグルタの宝はほとんど私のもの」とまでいうエスターシャに同行者たちは言葉もない。
また同行している「カッサの英雄」エテオクレスの妹イスメネはみんなから一人前になるべくいろいろな教えを受けていた。彼女はお嬢様らしくお気軽な手段を求めたりもするが、まあまあ真面目にこなしていた。
やがてエレンシアに到着した一行は、先行していた仲間の根回しもあり簡単に「神の瞳」を譲り受ける。もっともエスターシャが来るとあって質問攻めにはあったのだが。その話の中でエスターシャは「ジグの人格は黒竜に支配されている」とも告げた。
そして「神の瞳」を使ってわかった真実。それはエテオクレス達に与えられた武器の材料である「ラインの黄金」の力の源が闇竜であることだった。急ぎカッサに戻ろうという一行だが、偶然出くわしたダークレイスとの戦闘に入ってしまう。
その戦闘に乗じてジグの邪魔をしようとするイスメネを狙うものがいた。炎が消えた一瞬、突き出された槍はイスメネをかばったエスターシャに深手を負わせるのだった。
セヴィはイスメネに武術指導。設定でB判定もらった「実家が道場」を思いっきり使ってます(^_^;)。
C1〜C3ではエテオクレスが「ディグランツ隊」に先走った行動した揚げ句に真実を知り茫然自失。留守になったカッサではエテオクレスへの不満が募り、前領主のクレオンと再び接触しようというものもいるし。はたしてエテオクレスは「英雄志願」以上になれるのか?
ちなみに炎が消えたのはHブランチのPCが炎の精霊に無礼を働いたためらしいです(^_^;)。全くゲームなら無礼が許されると思ってるのかね。「そういうキャラだ」というのはかまわないけど、恨みをかうのも覚悟してね(^_^;)。
1999,4,8「ディグランツ」が神竜に会う勇者の称号であるとされている現在、ミレーネも「ディグランツ候補」の一人でしかない。だが彼女とて「ディグランツ」になるのをあきらめたわけでもなく、努力は続けている。ただ現在の「ディグランツ」は騎士エルンスト・フォルツであるが。
そして神竜に会うためアイルヘイルムの森を訪れる一行。エルフの森に立入るに当っては隊にいるエルフの協力が功を奏している。だが、彼らを導く「竜人族の娘」リッチャルダは彼らを避けているようだ。もっとも彼女の姉のウベルタに嫌われているわけでもないし、どちらかが「認め」さえすれば同行している必要もないのである。
「竜の世界」への通路が開かれ、神竜に相対する一行。そこには同じようにやってきた暗黒王ジグ、スヴァルト王ノアールの姿もあるという、ある意味とんでもない状況である。その彼らの前に横たわる「神竜」は傷つき、衰えた姿であった。「神竜」は世界を創造した四体のうちの一体で、この世界と同化することで大地を守っており、大地が傷つけば竜も傷つくのだという。例えばかつてレグルタ人が「太陽」を手に入れようとした行為は大地を傷つけ、命にもかかわることであったので、仕方なく、自らが傷つく行為でもあったのだが、滅ぼしたのだという。そして「黒竜」とは彼らを追ってこの世界にやってきた敵対勢力であり、根本的に相容れない存在であるそうだ。また竜たちは彼らなりの掟により直接人間界に干渉することができず、そのためウベルタとリッチャルダ、イーダが「竜の力」を地上の生物に与えるために2年前に創造された「運命の女」であること、などが語られる。
その頃、あるエスプレイドの願いにより、封印された「心」を解放するための箱と鍵が全エスプレイドに与えられていた。神竜の元に直接訪れたものの願いであれば、例外的に叶えられることもあるのだという。箱を開け、心を取り戻すかは本人の判断次第だ。
また地上では大ゴンザーガとの戦闘も行われている。強大な闇の力を得ている大ゴンザーガであるが、闇狩人の中にはその闇の力を手に入れようとするものもいた。そして、それは成功したらしい。
竜の世界にジグたちが赴いている間、彼の部下であり友人でもあるスルトの手引きにより、数名が彼の居室に導かれていた。スルトはジグ一人しかいないはずの室内から話し声がきこえてくるのを不思議に感じて疑いも持っていたらしい。侵入した者達は水晶玉を見つけ、持ち帰る。
そのスルトはジグとともに竜の世界にいた。ジグの語る「理想世界」は全ての私利私欲を抑制し、能力によりのみ区別される。愛情や色恋沙汰なども私欲であるという。そして神竜の力も否定し、新たな世界をつくるのだという。
そして力が落ちている「神竜の世界」に現われる黒竜。その告げることによると「運命の女」の力を手に入れるには手段が3つある。「竜の短剣」を用いてその心臓を手に入れること、彼女たちの無二の親友、愛するものとなり、娘に守られるものとなること、そして、その体をモノにすること。そしてノアールは既にウベルタとリッチャルダの力を手に入れていることも明かされ、リッチャルダは自分たちが駒扱いされて、人前で言われたくないことを言われたのを嘆き悲しむ。
神竜は望むならばディグランツ達に「力」を貸すという。だが、「神竜の力なんかに頼りたくない」というものもいた。あくまで自分たちでなんとかしたいというのである。が、それは単なる自分の見栄でしかなく、人々を救うために力を借りるのを恥じるべきではないと気が付き、ヴァルキリー隊3000騎、飛竜や天馬の貸与、ドラゴンキラーの贈与などが行われることとなる。但しドラゴンキラーは巫女王シュリー姫に祝福してもらわないと本来の力は出せないという。そして神竜は彼らが「ディグランツ」であることを認めた。
今回はA6まで。情報多いです。要約で書いた以外にはジグ軍に婦女暴行が少ないのはエスプレイドを処理に使っているからだとか、ジグ自身もエスプレイドを使い捨てにしているとか、ジグの八騎将レリリウムもエスプレイドであること、スルトはジグの理想と自分の目指すところが違うことを公式に表明したとか、世界の調和を目指して動いている人間は他にもいるとか、いろいろです。なおロッセはエルフの森の案内役。前回ほどの活躍は出来てないですがまあキャラクターらしさは出てますね。
1999,3,13シュリー姫暗殺に向かった元カッサの領主にして暗黒王ジグの直属の配下八騎将の一人、クレオンを止めるべく、姪のイスメネを連れて旅立ったエスターシャ。だがそれを一足先に伝えるべく馬を飛ばしていたものは、シュリー姫がダークレイスの軍勢の襲撃にあい逃亡し、行方が知れないという。
クレオンはジグからシュリー姫の居場所を知ることのできる何かをもらっているらしく、居所が知れないとエスターシャ達は不利である。今後の対応に悩みつつエスターシャがふと漏らすジグとの関係。彼女はかつてはジグと付き合っていたこともあったらしい。が、性格の違いはどうしようもなかったようだ。
クレオンの偵察に向かったものは、彼の配下のバイキング、ハラルドの息子ミラッドに発見されてしまうが、逆に捕虜とする。ミラッドは父親に似ない繊細な顔だちの少年であった。
エスターシャがイスメネを連れ出したことに疑問を感じるものもいる。エスターシャはイスメネを子供扱いしているのに、という疑問もある。それに対するエスターシャの返事は「なんとなく」であった。混乱するカッサにおいておくのは教育上よくないという配慮もあったようではあるが。また、イスメネの歳で子供扱いはどうかという話については、はしゃぎ回るイスメネの態度により「年齢だけで大人になるわけでない」との答えがだされた。
クレオンの行方が知れたことにより、それを追うことでシュリー姫の元に向かうエスターシャ達。襲撃をかわし、シュリーとクレオンが出合う時に間に合ったのであるが、そこで見たのは二人のシュリーであった。クレオンによるとその一人は暗黒王に使えるマーリーであり、ここは彼女の縄張りであるということだ。クレオンはマーリーが動いているということは暗黒王も承知のことだと手を引き、シュリーはマーリーが連れ去る。
クレオンはカッサに帰るといい、ミラッドの解放を求めるとその場を離れた。エスターシャはかつて作ったアイテムを取りに行くという。イスメネはエスターシャに一人前と認めてもらうため、しばらく行動をともにすると宣言した。
セヴィはエスターシャとイスメネについてお話し。なんかイスメネって前より子供っぽくなってないかい? そうですね、以前のイメージが「ガサラキ」の豪和美鈴で、今のイメージが「パッパラ隊」のミラルカ姫とでもいいますか。
あとは全部のリア見ると、エテオクレスは「英雄でない」とお告げがでたことに悩み、エルフの巫女アドリエットは「英雄ディグランツは既に死んでいて、ミレーネという少女が利用されていること」を思い出してます・・・けど、Aブランチを見ているかぎりは事実誤認。この人(エルフだけど)も怪しいなぁ。で、エテオクレスはその言葉に憤慨し、「わたしが助け出す」と息巻いてます・・・だから事実誤認なんだけどなぁ。本人目の前にしたらその気も失せると思うぞ(^_^;)。
1999,3,10アイルヘイルムの森の東、レグルタの隠れ里の一つ。そこに「ディグランツ隊」の一行がシルトレーゼ王女との会談に訪れた。会談の前に皆の論議を呼んだのは「本物のディグランツが死亡していることを隠すべきか否か」であった。ゴルドバールからの協力をとりつけたという背景もあり、正直に打ち明けるも隠し通すにもレグルタ王女の人となりが重要であろう、とはなった。だが、既に内通者がいることが知られており、「いざという時敵からバラされるよりは自分たちに有利な噂をまこう」と、「ディグランツとは個人名ではなく神竜に認められた剣を与えられた勇者の称号」ということにして、「先代」ディグランツは死亡したと発表、現在は騎士エルンストがその立場にあるとされた。
そしてその内通者イリューンによって攫われた「竜人族」の娘リッチャルダはゴンガーザの元に送られた。だがゴンガーザは疑心暗鬼から彼女をノアールの元へ送るのを少しだけ遅らせた。それには「リッチャルダの世話をするため」とディグランツ隊の中から申し出た者のさり気ない噂が効いていたのだが。その間にディグランツ隊では救出班も組織され、追撃をはじめる。
シルトレーゼ王女との会見はいまいち不調であった。レグルタ至上主義の旧臣はいまだに現実に気持ちが追いつかず、他者と手を結ぶのをよしとしない。王女の頼みは「レグルタの代表を神竜の元へ連れて行って欲しい」というものなのだが、古来よりレグルタ人は反・神竜の立場をとっていたのだ。王女に対しては群臣からの風当たりがきついようだ。
やがて接触したイリューン達とディグランツ隊。だが、「飛燥獣」を使うイリューンは逃げ切った。いざという時のため人質として連れてきている「ノアールの情婦」アンベリルを伴い、さらに追撃は続く。
その他のディグランツ隊も遊んでいるわけではない。味方に引き入れたカセルクリマット族や村人たちをまとめるのも重要な仕事だ。今やかなりの数となった人員はいくつかの中隊に分けることになり、その隊長が5名ほど募集される。そんな中、攫われたリッチャルダの姉、ウベルタは神竜からの「お告げ」を受ける。竜の世界に至る門の一つがアイルヘイルムの森にあるということだ。
また、「妖精の騎士」であるエイセンとパーシヴァル。ディグランツ隊と暗黒王ジグの騎士という立場となったこの兄弟。本来一度に一人しか誕生しない「妖精の騎士」であるため、弟のパーシヴァルは兄のエイセン(本名トリスタン)を剣の腕で超えようとしている。だが先日の試合でエイセンが手加減をして、負けたことから二人の間はぎくしゃくしており、それを心配するものも多かった。
ジグの部下であるスルトは機嫌がよかった。ジグは他の場所で「竜人族」を手中にしており、ディグランツ隊と余計な戦いをするのは先延ばしにできそうなのである。スルトは「政治」が出来る男であり、人々を押さえつけるより味方につける方向を望んでいた。だが、最近のジグはするとの考えとはまた少し違う意見を持っているようである。
ディグランツが死亡したとき最初に「ディグランツ」を名乗った少女ミレーネ。粗野でがさつな彼女ではあるが、求愛を受けてとまどう。彼女も面と向かっての愛の告白には慣れていなかったようだ。
例によってA7まであります。この後ゴンガーザは死に、叔父である大ゴンガーザ(強く闇の力を受けた化け物)が登場。リッチャルダはノアールの元まで送られますが、その後ウベルタと交換という形でディグランツ隊に。シルトレーゼ王女とはいろいろいざこざもあったものの「雨降って地固まる」というところ。ジグは地上に光射砲を発射。威嚇ではあるものの被害は多数。スルトは立場がなくていらついてます。エイセンたちはなんとか和解ですか。その他ラブラブやってたりとかいろいろいます。
ロッセですが「ディグランツという称号」の提案者です。今回はひさびさにうまくいったという感のあるアクション掛けられましたね。リアクション7本の5本には名前がでてるし。なんでもBブランチにも名前があったとか。
1999,2,15カッサの領主にして暗黒王ジグの直属の配下、八騎将の一人でもあるクレオンは、暗黒王の支配を望まない甥のエテオクレスと敵対することとなっていた。エテオクレスは「ラインの黄金」を手に入れ、味方も増えつつある。
カッサの町でもエテオクレスの仲間がクレオン派の商人の切り崩し工作を行っていた。それはおおむね順調に進むのだが、現在の安定した生活を壊すものだと反発するものもいる。
クレオンの元に戦闘の回避を訴えてくるものもいる。クレオンが肉親と戦うことを本気で望んでいると考えられないもの、あえて悪役を演じているのではと推測するものなどが現れるが、クレオンの冷徹な態度は変わらない。
古代レグルタの魔道師で転生を繰り返しているエスターシャの元に保護されているエテオクレスの妹、イスメネのもとにもさまざまな人物が訪れる。おおむねは彼女がクレオンとエテオクレスの間の掛け橋となることを期待しているようだが、彼女には荷が重いようだ。エスターシャは彼らをたしなめ、近いうちにイスメネと旅に出ることを告げる。
エテオクレスの元にもやはり戦闘を回避するよう説得に訪れるものがいる。クレオンは、前カッサ領主にしてエテオクレス達の父親のオイデュプスを殺害してその地位についたと見られており(少なくともエテオクレスはそう信じ)、エテオクレスが恨みで動いているのではと感じるものも少なくない。エテオクレスも「カッサの開放のための戦いだ」といいつつ、戦闘を止めようという人物に思わず「わたしには父の敵を討つ権利は無いのか」と叫ぶ。また、エテオクレスが現在のクレオン以上の人物であるとは思わない者もいるのであった。
今回セヴィはイスメネを引っ張り出そうとしてます。結果はああいうことなんだけどね。しかし公開されないようにと手紙にしたのにリアクションに書かれては恥ずかしいじゃないか(^_^;)。しかしエスターシャが「あんな小さな子に」っていうけど、そりゃ転生繰り返した人から見りゃたいていの人物はお子様でしょうけどね。この世界の現在では平均寿命が短いからイスメネの年で子持ちでもおかしくないんじゃなかったっけ?
ところでこの文章は全部のリアクション読む前に書いています。HGシリーズは関連リアクション全部くるから自分が登場したやつだけ読んでもわかるようにしてくれるとありがたいですね。
1999,2,12ディグランツ隊の面々が到着したラプサラスの村。彼らはスヴァルト王ノアールの「三魔将」の一人にしてノアールの「情婦」アンベリル率いる部隊との戦闘に備えていた。だが、斥候に出た者が意外な捕虜を連れ帰る。その捕虜こそがアンベリルその人であったのだ。話によると彼女は戦術能力など丸でなく、たまに未来が見えるだけの力しか無い存在で、実際に指揮を執っていたゴンガーザとそりがあわずに逃亡してきたのだという。簡単にいうと、いじめられて逃げた。
あまりの内容にミレーネでさえも疑いを持つが、結局軟禁扱いとなる。もっともアンベリル自身にはその意識もないのかもしれないが。そしてゴンガーザを迎え撃つべく、準備に入った。その手段の一つが暗黒王ジグの配下、スルトとの交渉である。スルトとの交渉は意外にも簡単にまとまり、戦闘に関与しないことが明言される。彼としてはディグランツ隊に保護されている竜人族の姉妹に彼の主、ジグを認めてもらえばいいのであって、余計な戦闘は好むところではない。なんでも竜人族には強い帰巣本能があり、彼女らの行きたい方向に進めば「竜の世界」の入り口にたどり着くことができ、彼女らが認めれば(必ずしも同行している必要は無く)竜の世界にいけるのだという。
そしてディグランツ隊にやってきた使者の一人、美しい少年騎士のパーシヴァルはディグランツ隊の牛頭戦士、エイセンの弟であった。彼の本名はトリスタンであり、彼かパーシヴァルのどちらか一人が「妖精の騎士」となる存在だという。
竜人族の姉妹は隊に溶け込み、「看板」としても働き始める。人々にディグランツ隊が竜人族に認められたと説いて回っているのだ。だが、やがて妹のリッチャルダが内通者によりゴンザーガ側に拉致されることとなる。
また、捕虜となっていたカセルクリマット族達はディグランツ隊の面々が親切に接したことで彼らの味方となる。竜族の戦いの狭間で生まれ、知能も低い彼らであったがミレーネとともに文字を習ったりもし始めていた。
そして、村人たちを伴ってゴルドバールに向かった一行の元に、レグルタ王女シルトレーゼ・シャントレールよりの使者が訪れる。
相変わらずの分量のAブランチ。A7まである残りでは少しずつ時間が進み、ジグの気が変わって竜人族の娘を手に入れろとなったり、ゴンガーザのしつこい(そしてワンパターンな)襲撃があったり、レグルタの使者が横柄なやつだったりといろいろあるんですが、基本的には無理して読まなくてもいい作りにはなってますね。ロッセはシグを迎え撃とうとしてたらなぜか使者の一向に入ることになってしまいました。人間を見下しがちなロッセはエイセンと掛合いやってくれてます(^_^;)。
1999,1,18カッサで貴族の子女を誘拐していた宗教組織「イグドラシルの影」。カッサの領主、クレオンの姪であるイスメネもその手に落ち、また、クレオンの妻ナディアもその組織に出入りしているようだ。そのことに気がついた者達はナディアにさまざまな働きかけをする。だが、実はナディアは単に気晴らしとして参加していた一般会員に過ぎず、今回のことは何も知らなかった。イスメネの居場所がしれたのは他にもいる入信者による手引きであった。
そして彼らが襲撃して来た地下通路を辿ったり、地道に調査したりしてイスメネ達の居場所を突き止めるが、警戒は厳しい。救出作戦は彼らが一番他のことに気を取られる時間帯・・・生贄を捧げる儀式の最中と決められた。
C4まである他のリアクションでイスメネの兄エテオクレスとクレオンとの対立、イスメネ救出作戦の模様などが描写されています。救出策戦時にナディアが死亡し、エテオクレスはそのことで激しくクレオンを非難しています。なおセヴィはスパイの調査やってました。でも書き方がな〜。結果だけ書いたら真面目にやってるみたいじゃないか。アクションとしては「女中さんたちと楽しくおしゃべり」だったのに。
1999,1,17「英雄」ディグランツは飛来した矢を鎧の隙間に受け、即死した。仲間であったミレーネはみずからディグランツを名乗り、北へと向かい「神竜」を探すことを決意する。エルツベルムの城壁内にはディグランツを捕らえてスヴァルト王ノアールに差し出そうというものもいたが、戦いの興奮が収まりつつある今ではそのような人間はもはや少数派であった。そしてその城内からはノアール三魔将の一人であり、人間でありながら予言の力でその地位についたというはかなげな女アンベリルが、やはり北に何かを感じたらしく軍を引き連れて出撃する。
一方北へ向かった「ディグランツ隊」は、とある村につくが、すでに襲撃され炎に包まれている状態であった。だが、ミレーネはその中で炎に包まれながらも生き返った少女二人を見つける。神竜の託宣をディグランツに伝えた僧侶アルネイユは彼女らを「神竜に連なる、竜人族」であると語るが、彼女たち自身は何もわかっていなかった。ディグランツ隊は彼女たちをも守りつつ進むことになる。途中で入ってきた情報では八騎将のスルトも彼女たちを探しているらしい。
しばらくして辿り着いたラプラサス氷原にほど近い村にはカセルクリマット族の襲撃がくり返されているようだ。ちょうどそのときに出くわしたディグランツ隊はそれほどの苦労もなく撃退するが、彼らの襲撃がノアールの差し金であることを知っている村人たちはディグランツと関るのを恐れていた。ミレーネの狂言による襲撃の知らせにあわてて救いを求めたのではあるが。もっともアンベリルの軍はそろそろ追いつきそうであったし、「天の城」のスルトはいつでも降下できるであろうが。
え〜、初期情報読んでミレーネが健気な美少女だと思った方いると思いますが・・・いい性格してますよ(^_^;)。なにしろ以前にもディグランツの名前を騙って人のいい冒険者だまして養ってもらってたということで。顔はもともと似てるらしいです。
なおロッセは途中で情報が入ってくるあたりで高飛車なエルフやってます。
1998,12,14交易都市、カッサの貴族エテオクレスはダークレイスに対抗しようと、ノーボス山脈にあるという『大いなる力』を求めて旅立った。だが彼の叔父は暗黒王ジグの直属の配下の八騎将にしてカッサの領主、クレオンであり、妹のイスメネもその元にいる。
クレオンの屋敷には彼の元で働きたいというものも訪れる。力試しの末採用されたものにクレオンは「あのバカ、エテオクレスが戻ってきたら相手でもさせろ」と言ってエルツベルムへと向かった。彼らはそれまで、クレオンの妻のナディアやイスメネの護衛として働くことになる。
そのイスメネは護衛の者達との話の中で、エテオクレスはクレオンが領主の地位をえるために父親を殺したと思い込んでいること、クレオンはとても強いから今のエテオクレスなどまともに相手にしていないであろうこと、エテオクレスは英雄であるから必ず帰ると信じていること、出来るなら叔父と兄とで力を合わせて暗黒王を倒して欲しいということなどを語る。また、最近起こっている貴族の子女の誘拐事件について、学校でも何人か被害にあっていて、ダークレイスの生贄にされているという噂が流れていることも語る。
そしてある晩、「イグドラシルの影」という宗教組織がイスメネを狙っているという情報により、こっそり地下室へと隠されるイスメネであったが、襲撃者は地下から巨大なドリルに入って現われた。彼らのつぶやきではやはり生贄として捧げるつもりのようだ。護衛の者達も奮闘するのだが、被害を省みない行動と人海戦術によりイスメネは連れ去られる。彼らが使った巨大ドリルはほぼ間違いなく古代レグルタの遺産であろう。
セヴァエルはイスメネの護衛。昼間の方でお話ししてます。しかしあっさりさらわれちゃいましたね〜。どうやって地下室の場所を知ったんでしょ。屋敷を目指して掘り進んでいたら偶然そこに出たとか(^_^;)。
HGシリーズということで関連リアクション(C1〜C3)も来てます。まだ全部は読んでないですけどね。人名やキーワードらしいものは初回登場時にゴシック体で表記されてるし。パスポートも一回り大きかったな〜。いろいろ違うことやろうとしてるようです。
1998,12,12キャラクター作成しました。セヴァエルは”カル神”で使ってたドラックのご先祖という設定(途中で死ななければ)。ちょっと似たタイプになっちゃいましたね。ロッセコープは今までやったことなかった魔法使い。セヴァエルと対照的にということで気の強いオネェさん。「人間側」というよりは「反ダークレイス」です。
1998,11,12
マニュアルが届きました。ちょっと安っぽい感じ。内部にも流用のあとがみえるし。「ネットワークRPGとは」のコーナーで”さらにゲーム全体になると数千人もの人たちが参加することに”うんぬんとありますが、おいおい、ディグランツは1000名限定じゃなかったのかい? ってなもんです。早期に入金した人はオマケで一キャラもらえるから最高だと2000キャラいるのかもしれませんが。
キャラクターはまだ未定。取り合えず一人はカル神で使ってたドラックのご先祖で行くつもりだけど。
1998,10,24