帝都を防衛するため「ぷらずま研」の協力で組織された「銀座歌劇団」は普段の活動である演劇でも帝都防衛でも能楽集団「春一座」に圧倒されている。
新作「灰かぶり姫」の主役に抜擢された葛葉真美子は「ドジでのろまなカメ」といわれる新人で、周囲が懸命に盛り立てようとしても自信を持てる様子はない。事実舞台でも失敗を繰り返している。
銀座に出現した黒い体に象の頭を持つ破壊天魔王ヴェータラは、同じ姿で一回り小さい姿の配下を使い何かを探し回っている。出動した歌劇団の光子力甲冑はそれに対して有効な打撃を与えることができず、結局ヴェータラは春の登場により退散する形となった。
劇場にかえって来た真美子は特訓を志願し、協力しようというものもいたがその前に「お仕置き」に引っぱられていった。支配人の米倉斎は「長い目で見てやれ」といい「地下にある葛葉姫の存在」に春一族とヴェータラが気付いていると感じていた。
さて、そこそこは面白いかな? ボツだし、内容薄いけど。さて、どうするか。
2001,01,03銀座歌劇団の落ちこぼれの葛葉真実子は一念発起して特訓を宣言。協力者との厳しい訓練をしているが、光子力甲冑で隅田川に転落するなどの失態を重ねる。また演劇の「灰かぶり姫」の方もまるでうまくいっていない。それでも支配人は「葛葉姫の直系」という真実子に期待をかけている。
そんな真実子を見かねてしばらく気分転換させようと街に連れ出した者もいる。そこで見た先日の事件現場の復旧作業に、多少は気持ちが前向きになったようだ。
特訓がそれなりに進むようになった真実子以外にも歌劇団には「発作さえなければエース」の和登という不安材料もある。どうやらその発作も神経的なものらしく、身体的に異常は見られていない。そしてタマラは一人で戦うしかないと考え始めている。
劇場の地下、最下層の「魔術陣の間」には晴一座の者達が忍び込み葛葉姫の召喚を行なっていた。「帝都を守るため、晴明と合体するのに力を貸して欲しい」と頼んでいたが、ここを守るために動けない葛葉姫はそれを断った。彼らが帰ろうとするのをうかがっていた者たちは「葛葉の血を受け継ぐ娘に人柱になってもらう」と相談する彼らの言葉を聞いた。
内容はともかく、遅刻に付きあうつもりはないのでこのシナリオへの参加はここまで。エンドレスだから欠点が目立てばすぐに切るよ。
2001,02,05