東イベ7 参加者リポート


 MTとは直接関係ないけど、前夜に参加したアニカラオフから明けて数時間、東京駅の待合室で時間を潰し、そろそろ人も集まっているかと思って会場のホテル浦島に着いたのは受け付け開始時刻の30分ちょっと前。意外な事に今回はこの時刻ではほとんど人がいませんでした。ホテルに入ってのロビーに数名といったところ。その様子を見た後、ちょっとコンビニに買い出しに。お茶とおにぎりだけ買って、再び中に入って入り口近くでしばらく待つ事に。今度の東イベでは全室ツインという事でNETで呼びかけて応えて下さった方と待ち合わせなので奥に引っ込むわけにもいかないし、と思っていたんですが、しばらく経っても人が増えないので「おや?」と思って外の歩道を見たらそちらに結構並んでいらっしゃいまして、そちらにみえました。合流した後、受付も開始されたのですが今回はこの時点でもあまり長い列にはならず。事前の評判を聞く限りでは最初のころの企画がMTそのものに関係が薄い「エターナル娘@」のものということでゆっくりしようという方もいたようですが。

 チェックインを済ませて客室に。扉を開けたままにしておいたら、隣から聞こえてくる話題が自分達と同じR1のようだったのでお邪魔してお話ししたりしているうちに時間も過ぎ、2階の開会式会場へ。まだちょっと時間もあった上、開始が少しのばされて始まる頃には仮眠をとってしまうほどでした(^_^;)。

 今回の司会は「あの」濱田さん。ホビデ関係なら「カエル人」で有名な方。相変わらずの名調子でトラブルもネタにしつつマスター紹介、企画説明、諸注意など終ってひとまず休憩。オーディションに向けての時間でこれを書いています。

 さて、時間(のちょっと過ぎ)が来るとオーディション開始です。女の子12人が登場して一言アピールに、MTリプライからのシーンを声で演じてもらうというもの。段取りがちょっと悪いのは仕方ないけど、せめてセリフの分量ぐらいは大差がないように選んであげましょうよ(^_^;)。まだ投票はしていないけど、印象に残った、というか他とはちょっと違うなというところが見えた人に入れるつもりです。あと、審査員として登場した山崎みちるさん(メダロット・イッキなど)の遠慮ないツッコミと、植木誠さん(ビーストウォーズネオ・コラーダなど)のボケ具合がなんともいいかんじでした。

 その後はライブゲーム「浦島探偵の三文事件簿」。最初にコントがあって「ゲストの山崎みちるが誘拐された」という設定のもと、会場に張り出されたヒントを見つけ出して真相を探るというもの。再び休憩時間となると、さっそく各部屋を周っていろいろと推理している人達もいましたね。

 その後参加したのはMT12発表会。新作「エターナルヴォイス」についてのものです。で、実はわたしはパンフをしっかり読んでいません(^_^;)。そちらの内容と重複していたりするかもしれませんがご容赦を。


雲の世界クラウディア

 ここは銀の世界との戦闘の最前線。風が強く、また、大変寒い場所である為に服装には注意が必要であろう。

 この世界では、名前に長音(ー)が入る傾向にあり、身分を問わずにニックネームで呼ぶという風習がある。

 ここの特徴は雲の上に浮かぶ浮遊大陸でなっている事で、その為に飛翔石・浮遊石(パンフのイラストの物だと1mぐらいの大きさ)で空を翔ける「飛翔船」が発達し、この世界だけで独占的に建造が可能である。ただしほとんど浮いているだけで、航行には帆走が必要というレベルである。また、基本的に宙を浮くものであって水に浮く事は考慮されていないのが普通である。世界間を直接行き来することはできないが「ミラージュゲート」(後述)の大型の物を通れば異世界に行くことは可能である。

 空賊というのも存在するが、PCとしては現在あるものに参加するという形での参加となろう。独自に飛翔船を建造するのは、現実世界でいうなら個人がF−15戦闘機を作りあげるというぐらいの無茶である。


水の世界アクアシーズ

 ここは9割ほどが水であり、陸地は1割ほどしかない。人口もかなり少ないが、人間型モンスターとして人魚やリザードマンなどが存在する。

 名前の傾向は姓、名ともに3文字であり「ら行」の音がどこかに入る傾向が強い。

 ここでは水上の浮き島に住んだり、複数の船で構成されている船団都市と呼ばれるものが存在している。潜水艦のようなものは(ゲーム開始時点では)存在していない。また、人間の水中都市というものも存在していない。この世界でも溺れる人間は溺れる。

 水は世界の縁から落ちていくが、落ちていった先は謎。また、潮の満ち引きというものも存在している。


森の世界ファンシィウッズ

 ここは戦闘とはあまり関係のない平和な世界である。喋ることのできる動物との絡みなどもある。

 名前は長いものになる傾向がある。また、動物の英語名をもじった物が入ることが多い。名乗りを上げる時は「○○族の××」というように部族名を前に付ける。

 海というほどの広いものは存在しない。ほとんど陸地という事で火事は非常に怖い存在であるが、おそらく防火、消化のシステムも存在している事だろう。また、この世界に限った事ではないが式というものも存在する。


火の世界フレイアース

 砂漠と荒野の世界。アラビアやエジプトといった雰囲気である。水は大変貴重となる。

 名前としてはいわゆる中東、アラビア風で、撥音(ッ)が入る傾向にある。

 ここにはMT11のR1などにあるような砂上船が存在している。水の貴重さはどのくらいかというと、人の命よりも一杯の水が大事であるというぐらいである。


銀の世界シルバーフロスト

 もともと中心的存在であったメイ(命)という世界が異世界からの金属生命に攻め込まれて現在はこう呼ばれている。理由は不明だが敵対的な存在。それぞれの個体の戦闘力は非常に高い。全体としてはアリのような集団であり、最下層の階級では自意識というものもほとんどないが、成長していくと人間並の知恵も持つようになる。名前は特にこれというものはないし、そもそも下級兵士ではそんなものがないことも多い。上官が適当につける場合もあるようだ。PCとしての作成は不可能である。


ミラージュゲート

 世界の間を超えることのできる「門」。物理的に存在する凱旋門のような物をくぐるという感じであり、大抵は有料で運営されている。また、元々中心的存在であった命を制圧したシルバーフロストにはすべての世界に繋がるゲートが存在する。これを物理的に破壊するのは非常に困難であり、やろうとするのはほぼ徒労となるだろう。


 大まかにはこんなところでしょうかね。このあと部屋で少し休んだ後、食事をして再び部屋でMT11のフリートーク時間までにここまでを打ちました。

 そういうことで始まった第1次MT11フリートークですが、Rディヴィジョンはマスターが総勢2名で、わたしが参加しているR1の一本マスターはグループリーダーだったりするので来ていないマスターさんのPLも担当ということになります。もっともマスターがこないとわかっていて来る人もあまりいないのか、来ていたマスターさんの担当PLと残りで互角という感じですか。

 さて、ここからしばらくはDiv限定ですのでご容赦を。

 最初には自己紹介ですが、今回はプレイヤーがPCのファーストネームだけ言って、それに一本マスターが補足を加えるという形になりました。「記憶力に挑戦」ということで。やっぱりほとんどのキャラクターは覚えていらっしゃるようですね。

 特に印象に残った話というと、MGMの表紙にもほとんど大ボス扱いで描かれていたヘッペフムーンさんのこと。第4回までではNPCのキャロルをデビルに通じた疑いで拷問するつもりだったのが、たまたまプレイング期間中に実生活で落ち込みことがあり、結局「キャロルに嫌われたくないから優しくする」ということになってしまったそうで。他のプレイヤーのプレイングはやる気一杯であったこともあるし、簡単に奪回出来たようです。

 あとは確認したんですが、ドラグーンが飛行可能になったのは「デビルとの戦闘において必要であるとなった場合」のみであり、通常時は飛行出来ないという事でした。

 で、ここでフリートークの時間が終ったところで一旦部屋に帰ってコレを打っています。

 さすがに前日からの疲れがでたのかしばらく部屋で休んで、23時過ぎぐらいにようやく会場へ。ここでは卓球大会なども行なわれていたのですが、気がついてみるとコスプレ卓球大会になっていたりして。でもシスター姿の女性の方が意外に巧かったりしてるんですよね。ついでに妙な人気がでて、対戦相手のマスターが集団で野次られたりする結果に。それはそれで盛り上がったしいいんでしょうけどね。

 その後TCGのコーナーで一本マスターが在駐しているということでそこの机に集団で陣取り、R1の作戦会議のような感じでしばらくお話。主には現在のPCの位置確認や予想ということになりますか。

 しばらくお話しして、3時ぐらいにお開きに。その後わたしはマッドビデオ「タクラビジョン」上映会を見ていました。それが6時ぐらいまで続き、また部屋に帰ってこれを打っています。


 さて、その後部屋でベッドに座り壁にもたれて仮眠して、朝食時間になったら食べに行って、また部屋に戻って歯を磨いてヒゲそって再び仮眠、再度のMT11フリートークを待ちました。

 そのフリートークですが、深夜にマスター捕まえてお話ししていたわりにはまだまだ盛り上がりましたね。やっぱり進行中のゲームで、ターニングポイントかもしれない時期では動きも活発になるようです。で、ふと気がつくとR1divでも3つにわかれて話してたり。

 情報で主なものは
・モルフェナスはユルクの残した設定にしたがって勝手に航行中。カタンで止まるようだがその後動かす方法や、ムゥに辿り着く方法はおそらくユルクだけが知っている。
・キャロル達が疫病の治療法を求めて「天使の山」に向かったのは、キャロルが「そういう天使の声を聞いた」と主張した為。条件に「けがれなき子供だけで」となっていたので「キャロルの視点で」子供でないと同行不可。ドラグーンも「子供ではない」らしい。
といったところでしょうか。

 さて、3時間もあっという間に過ぎて閉会式準備のために追い出される(^_^;)。既にチェックアウトもすましているので廊下にたむろ。ここで言ってもなんだけど一言声かければたぶんプレイヤー有志が椅子の並べ替えぐらいは手伝いますよ。現に他社イベントでは声もかけられないで協力する人いるんだし。もう少しプレイヤーを信頼してもいいんじゃないかなぁ。テラネッツはプレイヤーと距離を置きたがっている感じなのがちょっと気にかかります。

 それはともかく閉会式。最初はビンゴゲームですが、商品にちょっと見覚えが・・・。前夜のハンマープライスで落札されなかったものじゃないかなぁ(^_^;)。それに加えてMT12の参加権+会費1年分(トップ)、同会費2ヵ月分(2着&3着)が追加されていたんですが。で、始まったビンゴ大会・・・おや? おやおや? おやぁ? 「ビンゴッ!」。と、いうわけでトップをとってしまったのはなんとわたしでした。数字5〜6個しか出てなかったはず。ここでツキを使ってしまっていいんだろうかと思っちゃいましたね。

 続いての催しは「MT10やぎデミー賞」の発表です。今回はゲストの声優さんに受賞者の名場面を演じてもらうという試みもなされていました。でも、配役はきっちり決めておいてあらかじめ準備してもらった方がいいと思うなぁ。それはともかく以下にお名前だけ。
助演女優賞:エリィ・ガードナー
助演男優賞:アーダルベルト・スワ
主演女優賞:麗亜・エメリッヒ
主演男優賞:ランドルフ・シュミット
審査員特別賞:スタンガン・ジョー

優秀マスター賞:早真さとる・姫野里美

 続いては卓球大会の成績優秀者発表ですが、優勝がスタッフの西尾氏、準優勝が冴島鋭士氏というスタッフ。ということでコレは置いといて、鉄人企画優秀成績者発表ですが・・・すみません、限界来ててお名前がよく分かりません。ともかくここでも上位の方々にはMT12参加権が贈られていました。

 さて、実はここまででスタッフも悪ノリしてしまっていて、余計ともいっていい時間が使われてしまって時間に追われている状態。Q&Aなど4問に答えるだけ。絶対に「真・退魔戦記TRPGはいつ発売ですか」という質問があったと思うのに(^_^;)。それはともかく以下に。


MT11

Q:デビルと契約した人やデビノマニを元に戻せますか
A:契約しただけなら可能ですが、デビノマニは既にデビルの一種ですので無理です。

MT12

Q:カードは燃えたり水にふやけたりヤギに喰われたりしますか
A:燃えたりふやけたりしても再生します。ヤギに喰われた場合胃の中で再生するでしょう。

Q:PCの属性と参加可能エリアは関係ありますか
A:関係ありませんので、どこにでも参加可能です

Q:キャラクタークラスに神官等がないですが、宗教はないのですか
A:宗教は存在しますが神聖魔法などがないのでキャラクタークラスとして存在しません

 と、いうわけで慌ただしくも最後は恒例の五本締めでお開き。撤収時間が迫っているので大急ぎで退場。わたしなんかもMT12参加権の目録をどうしたらいいか聞いたら「後で連絡して」ということで。で、その後はさすがに限界だったのでほとんどそのまま家に帰りました。


戻る