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更新日 25/5/2021
若林地区の地名(字名)・・・「豊田市史第十巻」「豊田の古絵図(豊田市発行)」より
明治元年(1868) 若林全図 (上側:南)
 緑色:山林、茶色:畑、無地:田、
 黄色:米がよくとれる水田
 丸い緑:池
三河国絵図(国立公文書館内閣文庫所蔵)
  (1832年頃碧海郡に若林村の名がある)

・西山・小山・上ノ山・北山:山の位置を表す。
・向屋敷:屋敷は村の中心や領主が住んだ館を示す。若林小左衛門が村を管理し、住まいは向屋敷(今の浄照寺)の地であった。城・屋敷に面した所を意味する。
・新屋敷:向屋敷は逢妻男川に近く低地のため水害にたびたび遭い、高地に一部を移住し家を構えた一帯を新屋敷という地名となった。
・宮下:神社にちなんだ地名。若林八幡宮が祀られている。
・宮間:山には神が祀ってあり宮間、棚田を中心として山神社(大山祇神)鎮座の処。明治17年県に届けた地名では「みあい」と呼んでいた。
・石根・高根下:山すそや山の腰もとの地名。
・上外根・中外根・下外根・大根:台地、丘陵地の斜面下や低面に多い地名。
・長根:小山の丘陵地の斜面にある地名。
・茶屋間:かつて古街道にあった茶屋があった地名に多い。明治17年県に届けた地名では「ちゃあい」と呼んでいた。
・空池:中国の帰化人が築いた池の意味がある。
・北山畑・山畑:高地の山畑に多い地名。
・象面・象ヶ鼻:動物の名称よりも台地、山などの先端の出っ張りを示し長い地形を鼻と表現した地名といえる。
・門田:屋敷の間口および正面の田を示している。時には領主直属の水田を示すこともある。
・上ノ田・棚田・池田・沖田・上三田:上ノ田は極上の水田で多くのお米が取れた。棚田・池田は自然条件を表した名称であり、上三田は水田の数を示す。沖田は沖積層の上に開かれた田という地名。
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