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作成日 25/5/2021
若林山弘法堂(身代り弘法大師)・・・「ふる里若林」第10号より
若林駅前の旧里道に沿ったコンクリートの坂道を上がると突き当たりにガラス格子戸の建物あり、これが若林山弘法堂です。昔は7m四方の薬師堂(1926年建立)の立派な建物でしたが、伊勢湾台風で倒壊して仮堂が再建され今もそのままとなっています。
本尊は「身代り弘法大師」、慶長18(1613)年仏師友定の作といわれる高さ約40cmの木彫り座像である。その由来は、大正12(1923)年に本堂の改築の際、一番大きな棟木の引き揚げ作業中突然ロープが切れて村人が棟木の下敷きになりました。一人もけが人が無くて、日頃の信心のおかげと喜びました。ところが像の頭部に新しい傷が沢山ついていました。それからは、この像を「身代り弘法大師」と呼び、毎年3月16日には弘法祭りが盛大に行われていましたが、05年には御本尊が知立の無量寿寺(この時から三河新四国八十八ケ所となる)に安置され建物は取り壊されて今はなにも残っていません。
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