SEIKOの秘密その4

ここでは、SEIKOの秘密と言うより、贋物注意報です!!

SEIKOのワールドタイムと言えば、国産好きでなくても
すぐわかるメジャーな逸品ですネ!!

では、この時計を見て下さい。一見、派手なデザインの良い感じですが…、
いかにもインチキ臭い「SEIKO」のプリントが、文字盤12時位置にあります。
そして、意味不明な「23」の文字…。(苦笑)

これが、SEIKOワールドタイムの贋物なのです。(怒)



2時位置の竜頭が、60分刻みのインナーベゼル(水色部分)回転用、
4時位置の竜頭が、ワールドタイムベゼル(白色部分)回転用となってます。
3時位置の竜頭は、通常通りの時刻合わせと巻き上げ機能です。
ダブルインナーベゼルと中々凝った機能です。


Aoは、まとめ買いしたガラに紛れていたので、実害はありませんでしたが
時々、海外のサイトでも販売されているのを見かけます。
これをSEIKOワールドタイムだと思って、お金を出して買ったら悲し過ぎます…。(涙)

機械を見て下さい。悲しいくらいチープなピンレバーです!! 作りも、悪いです。
1石のSWISSパーツと思いっきり書かれています。(苦笑)



ガラ研では、「なんちゃってクロノ」としてピンレバーウォッチを取り上げていますが、
ピンレバーは、商品性を上げるために付加価値を色々と持たせた様です。
その一つが、ワールドタイムベゼルだったのでしょう!!

と、そこまでは、許せますが…、「SEIKO」銘を語った事は、許せません。

手巻きのみ(または、手巻きの出来る)のSEIKOワールドタイムは、贋物です。
本物のSEIKOワールドタイム(62176117とも)は、手巻き機能の無い自動巻きです。
しかも、SEIKOワールドタイムには、第4針(24h表示)が、あります。

みなさんも、悲しい贋物に手を出さない様に、気をつけましょう!!!!