このてらおのように、

電話番号を忘れないように何回も何回も復唱して覚えたはずなのだが、

実際はきだすとき、最初の3桁を出した時点で次の4桁がぶっとんでいる。

一見そんなあほな…と思えるが、

似たようなことに、何かを忘れて部屋に戻ったのはいいが、

いざ部屋にもどってみると何を忘れものしたかを忘れてしまう。

ほかには、計算をしていて、隣の人にちょっとこの数字覚えといて、

とたのんどきながら、その数字は覚えていて、

自分が覚えとくべきであった数字をわすれている、とか。

いがいに、瞬間記憶のおとぼけはあるのだ。

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