猫の為になにかしたいと思っている方へ
ネコを飼っている方なら誰でもできるネコ愛護。
★ 避妊去勢(望まれない子猫は生まれません)
★ 完全室内飼い(他人に迷惑をかけず、外ネコとの接触で病気になったりすることもありません。)
これらをすべての飼い主さんが実行することが最大のネコ愛護です。
猫愛護ってなんだかとっても重い言葉だと思っていませんか?
もちろん、愛護活動を本格的に行っている人達もいますが、これは出来る人と出来な
い人があります。自分にできることをする。それが一番大事なことです。
ボランティアは、どこまでやるかはその人の環境ややる気のみです。
同じことをしなければいけないという強制はできません。
無理して自分がつぶれては本末転倒だからです。
反対にボランティアだから、自分が出来ないことをやるのが当然と考える人がいた
らそれも間違いだと思っています。
バリバリの愛護家の人も初心者の人もいると思う。共通していることは
「不妊手術でノラネコの数をコントロールする」ということです。
それぞれ家庭の事情が違うから「私がここまでやっているのだから、あなたもできるでしょ」
と言われても出来ない人も多い。
できそうもないことを言われると、入門者は帰ってしまうものです。
里親の基準とか安楽死の基準とかお金を使う基準は人それぞれ
「まあ不妊手術に協力してさえくれればいい」
そう考えるといいと思います。
ボランティアをする人は、同じボランティアの人に対して厳しい所があるようです。
もし自分の基準とあってない場合は、非難ではなく、どんな協力があればいいのか。
それに対して自分はどんなことをしてあげられるかを考えることが大切かと思います。
もし入門者なら理解者を一人失うことにもなりかねません。
★大人が出来ること
自分の家の庭や近所で野良猫に餌を与えていませんか?
もしそうなら、なれた猫から避妊・去勢手術を行ってください。
これが最低線
猫は仔猫を産んで、離乳の頃になると仔猫に餌を食べさせる為に、家に連れてきます。
この悪循環を断ち切る為にも手術はして頂きたいものです。
近隣の迷惑にならないよう出来れば猫トイレの設置などもお願いできればと思います。
★小学生や中学生、高校生の皆さんができること
あなたは猫や犬を飼っていますか。
友達や近所の家で犬や猫を飼っていませんか。
その犬や猫達は不妊手術をしていますか。してないなら
増えた時のことを説明して手術してもらえるようにしましょう。
飼えない動物は増やさない。これが愛護への初めの一歩です。
●もう一つあなた方が出来ることがあります。
学校で動物問題を考えてほしいのです。学校は何百人という生徒達の集まりです。
文化祭や学園祭、学級、学校全体で捨て犬、捨て猫、のら猫問題を取り上げてほしいのです。
テーマ 「なぜ野良猫やのら犬、捨て猫が増えるか?」
学校全体の家庭でどのくらいの犬、猫が飼われているのか。
その犬猫達は不妊手術がしてあるかどうか。その飼い方はどうか。
アンケートをとってみましょう。一匹のメス猫が一年でどれだけの子猫を生むのか
分かれば、手術してない飼い猫が何匹いるかで、どんな風に増えていくかがわかります。
もしかしなくても、飼い猫が捨て猫を増やす最大の原因だったりするかもしれません。
本当の愛護は、今猫を飼っている人達が捨てない、増やさないことです。
皆さんが自分の家の動物の飼い方を考える。それがきっかけで手術や室内飼い、
ノラ猫への接し方が変わるかもしれません。
そうすれば100世帯の家で一匹づつ飼っていれば、100匹の動物達の未来が
明るいものになるかもしれません。
殺処分もペット産業も、処分を望む人達やペットを購入する人達、つまりは飼い主の
問題です。ペット産業も買う人がいなければなりたちません。
今現在あることに対する対処も大切ですが、これから起こることを防止することも大
事だと思います。
一番の元凶は「飼い主」です。
愛護団体や、個人がやっている野良猫や子猫を助けることは後からあとから捨てら
れたら終わりはありません。保護する人の負担が増えるだけです。
捨てる、増やす飼い主をなんとかしなければダメです。
「元からたたなきゃダメ」
最初に猫を飼ったひとが、今飼っている人がキチンとしてくれない限り、野良や捨て
猫は増え続けていきます。
★小学生、中学生、高校生をお持ちのご父兄・役員・学校の教員の方々へ
ノラネコ問題を学校で取り上げてもらえるようにお願いできませんでしょうか?
(勿論役員でなくてもいいです。ようは学校に提案をして頂ければということです)
もちろん、教育の一環として先生にテーマとして取り上げて頂けれは゛最高です。
猫をすてる人がいるからノラネコ問題がなくなりません。それならどうすればいいの
か子供達に考えてもらう機会を作ってほしいのです。命の大切さ。これを教える絶好
の機会だとは思いませんか?
学園祭などでもテーマとして取り上げてもらえば、将来大人になる子供達が命という
ものの大切さを知るよい機会になるでしょう。
パネルなどを見ながら話し合いや講師の方を招いてもいいかと思います。
猫の世話だけが愛護ではありません。元から立つために教育の中に織り込んでいくと
いうのも大きな愛護だと思います。
★愛護の仕方それぞれ
活動だけが愛護ではありません。自分が動けなくても、援助、インターネットでHP
にリンクなどさまざまです。
自分にあったやり方があるはずです。それを探してみて下さい。
★糞尿で怒り狂ってる人に対しての対処
被害を受けている方の気持ちをまず尊重しましょう。その上で殺す、処分ではなく、
どうしたら被害を最小限にとどめることができるかを話し合って頂くことがまず第一だと思います。
植木を大切にしている人には、猫が入りずらいようなグッズや忌避剤などをお勧めしたり、プレゼント
してもいいと思います。猫が嫌いじゃない人には、猫が好むトイレ場所を作ってもらうなど色々な解決方法が
あります。もちろん後始末は定期的に見回ったりとか、このあたりは臨機応変に。
そしてこれが最も大事な事ですが
継続してください。細く長く続けてほしいのです。
「継続は力なり!!」です。