■捨て犬をお年寄りのいやし犬に 愛知県動物保護管理センター
飼い犬の登録総数全国トップの愛知県で、捨て犬をお年寄りらの「いやし犬」として養成しようという
「支援犬制度」が新年度からスタート。
こうした試みは全国でも初めて。
愛知県では年間五千匹前後県に引き取られたり捕獲されます。新しい家族が見つからない場合、殺されるのを待つばかりだが、
県の新制度ではこうした犬達に高度なしつけを施す。新年度は候補犬百匹を選び、二年間の訓練をへて、数匹の支援犬を育て上げる。
県内のボランティア団体などに無料で譲渡され、老人福祉施設などを慰問する。動物との触れあいを通じて、お年寄りの心のリハビリに
役立ててもらう。育成とともに支援犬の登録制度も設け「お手やふせが十分に出来る」「人にほえない、かみつ かない」など一定の基準を満たせば民間犬も支援犬として認定。アニマルセラピーなどいやし効果についても啓発していく。
支援犬として途中で脱落した犬でも資質があれば盲導犬や聴導犬として育てることも検討し、一匹でも多くの犬の社会復帰を目指していく。
年間一万匹あまりが処分されているネコについても訓練方法が確立できれば支援動物として認める。
将来的には「ウサギや小鳥など多くの動物と人間の心をつなげたい」という。
■ 愛知県と名古屋市ペット店登録制に
平成13年4月からあらゆるペット業者に登録を義務づける新条例を施行する。
東京都に次いで二番目。
従来は届け出だけで済んだが、今後は管理責任を問い、消費者の苦情があれば立ち入り調査や登 録を取り消す。
専業、趣味を問わずペットに関する商行為はすべて登録を義務づける。獣医、
大学の獣医学過程修了者、県が今後開く畜産講習修了者のいずれかを管理者としておき
飼育施設に適切な広さや給水・洗浄施設を求める
立ち入り調査もでき、二十万円以下の罰金や登録取り消し措置も盛り込んだ。
県は「店頭に掲示されている登録証を確認することで良心的な業者を見分けられる」としています。
個人的な感想・・・なぜ営業停止に出来ないのかなー。登録取り消しだけでは甘い。
再三の勧告などにしたがわない場合逮捕もできるといいのに。
内容をクリアしなくては、営業はもちろん売価も禁止ならば
なんの知識も資格もなく、メスオスつがいで飼って生ませて
売るだけのにわかブリーダーなどたちまちいなくなるでしょう。
命を扱うブリーダーという職業には、それなりの資格と設備
プライドが必要だと思います。
■ ペットにも住民票を
岐阜県笠原町のボランティアグループ「提案工房」はペットの住民票を発行する
活動を始めている。
今後は住民票と登録番号と合わせた個体識別用のタグも発行する予定。
タグには登録番号とインターネットのアドレスだけを記す。首輪につけておけば、万が一
迷子になっても発見者がすぐに「通報」できる仕組み。
日本動物愛護協会の会田保彦事務局長は
「ペットの総合的な登録制度はおそらく初めてだろう。命ある動物との共存を目指しつつ、
飼い主の責任も明らかになる。法律施行とリンクした意義深い取り組みだ」
と評価。今回のように協会が民間団体と協力する例は、過去にないという。
住民票の登録料は3500円。申し込み、問い合わせは提案工房へ
(рO572−44−2860)
★豊田市のペットに関する情報
・動物保護管理センター
豊田市穂積町新屋73−3 TEL(0565)42−2533
センターでは犬、猫の里親募集を行っています。
里親になりたい方は電話申し込みをして、指定された日に里親募集集会に参加。
イヌの場合は、当日専門の訓練士が指導する「イヌの飼い方教室」も実施。
これを受けた里親希望者に渡されます。
・成犬譲渡に関して
豊田市では成犬譲渡もしています。
一般に成犬は馴れるのが難しいと言われますが、これは飼い主が躾(しつけ)に失敗したからに他なりません。
保健所が出す成犬達は、躾がしっかりとできている犬達です。
もし、あなたが性格が良く躾もきちんと出来ている犬がほしいと思われるなら、ぜひとも成犬譲渡を考えてみてください。
保健所の方のお話では、犬に慣れていない人にはこのような犬は最適だということです。
また、虐待を受けた犬はいい子が多いともおっしゃっていました。
暴力を受けた子は噛み付く子があるそうですが、散歩にも連れて行ってもらえない、えさもろくにもらえない、水もおいていないあげく の果てにはいらなくなって管理センター行きでは、そんなふうになっても当然です。
でも、苦労している犬はすごく性格が良い子が多いそうです。センターではボランティアさん達が躾のお手伝いもしています。
ぜひ、成犬にも生きるチャンスを与えてもらえれば良いと思います。
■
豊田市には避妊・去勢の補助制度はありません。
■豊田市内の公共施設の活用方法
私が豊田市内で活動する際に活用した、公共施設の活用法についてまとめてみました。
@公民館・コミュニティーセンターの活用方法
★
ポスターやちらしなどを掲示してもらいたい時(催しの宣伝)
・
生涯学習課(TEL34−6660・FAX31−5870)が窓口となっています。
ここで内容を見てもらい許可がおりれば、豊田市内すべての公民館・コミュニティセンターに配布 できます。
豊田市内の公民館・コミュニティセンターの数は21+4=25ヶ所、配布枚数は一つの公民館に ついて10部以内にする。
必要な枚数を用意したら生涯学習課から直接配布をしてもらいます。
(この時、必ず各施設長様にご挨拶のお手紙を入れるのを忘れないようにしてください)
市役所内に資料を各公民館へ配布する棚があるので、公民館ごとにちらしを袋詰めしていれます。
(状況によっては、この作業は所員の方にやってえる場合もあります)
※私の場合は、配布の作業は職員の方にしていただきました。感謝です。
公民館・コミュニティセンターへの掲示物は必ず生涯学習課を通して配布してください。
これら掲示物の許可がおりるのは、生涯学習課から配布されたもののみです。
★
公民館などでパネル展を開きたい場合
・この場合も生涯学習課を通した方がいいでしょう。
公民館の部屋の貸し切りは時間制です。丸一日の貸し切りはできません。
展示は廊下などになるでしょう。(掲示期間は公民館と相談で決めます)
★
公民館の部屋を借りて打ち合わせなどをする場合
・打ち合わせ内容を提示して、許可がおりれば部屋を借りることができます。(公民館の判断)
★
公民館祭などへの参加(募集があった時はもちろん、ないともき交渉してみる)
・公民館の判断です。
★
公民館を拠点にグループ活動をする場合
・規約や趣旨を公民館側に提示して判断をあおぎます。
その際は、自分達がなにをやりたいかを明確にしておくこと。
メリット
・公共の場に拠点を置くことで、色々な人の目にとまることができる。
・会員を募集しやすい。
・公民館などの全体会議に出ることで、広く活動を知ってもらうことができる。
・活動内容の明確さで、行政に対して信頼度がアップする。
・催しなどにすぐ参加できる。
デメリット
・代表は定期的な集まりのとりまとめを公民館の方にしなくてはならない。
・公民館の行事には必ず参加しなくてはならない。
・各会議、報告などの日程をあらかじめ決めておかなくてはいけない、
A学校関係
1)配布・掲示を直接お願いする場合
校長先生の判断を仰ぎます。
2)市から資料を配布してもらう場合
・豊田市の全小・中学校 学校教育課(34−6661)市役所西庁舎最上階
・幼稚園・保育園 子供課(34−6636)市役所南庁舎1階
管轄する課に資料を提出して配布許可をあおぎます。
配布許可がおりたら、学校のブロック番号と学校名がついたシールを教育行政に請求します。
(豊田市内の学校は8ブロックに分けられています)
配付に必要な部数の資料を用意し、シールを貼り付けて市役所内の所定のポストにいれます。
(この時、必ず各学校長にご挨拶のお手紙を入れるのを忘れないようにしてください)
・高校は学校を個別に訪問し、学校長の判断を仰ぎます
Bボランティア・NPO関係
自治振興課(TEL31−1212)に相談します。
★名古屋市のペットに関する情報
■名古屋市動物愛護センター
名古屋市千種区平和公園2−106
TEL(052)762−0380
●開館時間/午前9:30〜午後4:30
●休館日 /月曜日(祝日の場合は翌日)
●交通 /地下鉄本山駅から市バス「自由ヶ丘」下車、徒歩10分
愛護館には、原始時代に犬と人が出会った時の物語や犬や猫の生理、習性が楽しみながら分かる
コンピューターゲームなどがあります。
屋外には子犬と遊べる「ふれあい広場」もあり、子供達に大人気。
一年間に名古屋市内から千頭以上の犬、六千匹以上のネコが捨てられるなどしてこのセンターに送られてきます。
ここを訪れた時にはそうした悲しい現実にも目を向けて下さい。
■
「仔猫をさしあげる会」名古屋市動物愛護センター催し
毎月一回 生後3ヶ月の仔猫を無料譲渡しています。
・申し込みの条件
@名古屋市在住
A最後まで責任をもって飼える
B住まいが一戸建てである(集合住宅でもペット可ならOK)
C分譲後の訪問指導に協力できる
D室内飼いをする
E未成年でないこと
・開催日(センターに確認)
受 付 PM2:00−2:30
飼い方教室 PM2:30−3:15
抽 選 会 PM3:15−3:30
・申し込み期限
開催日の前月の25日までに窓口または電話で申し込む。
■名古屋市のペットの避妊・去勢補助制度について
名古屋市では、ペットの避妊・去勢に対しての補助制度があります。
名古屋市在住の方は有効に利用してください。
問い合わせ先:名古屋市獣医務係 TEL(052)972−2649
【申請方法】
@住んでいる所の保健所へ申請。
A補助券が発行されてから10日間有効。
(この期間内に手術をうけないと無効となってしまいます。)
B獣医師によって補助が使える所と使えない所があるので、もよりの保健所で確認しておくこと。
★愛知県下のペットに関する情報
愛知県獣医師会 TEL(052)961−3435または5844
★動物の愛護及び管理に関する法律
内閣総理大臣官房管理室 動物保護管理担当
〒100-8914 東京都千代田区永田町1−6−1
TEL(03)3581−2361(内線2807)
「動物の保護及び管理に関する法律」では、毎年9月20日から26日は、動物愛護週間と定められています。