サイクル24へ向けての6mの設備

工事中 

まずはどうするか
 聞こえなければQSOはできない。 とにかく受信設備の見直しをしましょう。
 ANTは可能な限り大きいのを上げたい。

◎電波伝搬の勉強と、研究を。

◎アンテナ
 電波の入り口であるアンテナを整備する。グレードアップできればいうことはないのですが
地上高は、個人的にはより高くしましょう。
 またクランクアップよりも自立がよいと思います。強風時に高く上げると危険が伴います。
 しかし、歳を取ってからタワーの上がるのはしんどいので、あなたはどちらを選びますか?
 

屋根の上  パンザーマスト  タワーの上
このあたりが国内Es用か? DXをやるならこの辺以上でしょう TOPを狙うなら30m以上は
確保したいですね。
 今までの経験で15mを越したあたりで他の人より少し飛ぶようになり、20mを越すとよく飛ぶようになり
30mを越すと飛びも耳も全然別世界になります。

 もちろんロケーションの影響が一番大きなウェイトを占めるのですが、家を別の場所へ建てるわけにも
いかず悩むところです。 別宅シャックを上げられるかたもおられるようでうらやましいですね。
 アンテナゲインは、7エレx2>9エレx1となります。しかし、打ち上げ角が違うので伝搬により変わります。

しかし、私たちがスタックにしているのは今までは経験の積み上げで良かったからです。
特にインド洋上のScでは歴然としていますが単にGainがあるだけかもしれません。


 STACKは、万能選手ではありません。が、
@同じ敷地内でGAINが稼ぎやすい。
A打ち上げ角が下がる。−−−−−−−−−−−−−− 遠距離DX向きである。
BSN比が改善される。 −−−−−−−−−−−−−− 受信性能の向上につながる。

 シングルが良いのは南北のTEP、特にアフリカのショートパス+Esではこちらのが良い結果
をもたらすことが多いようです。Esが絡むので打ち上げ角がある程度は高い方が良いようです。

 理想はシングルのロングブームとスタックを2本上げることですが、スタックを切り替えてシングルで動作
させることで解決します。


アンテナをパラにする。
スタックと違い横に並べるのですがローテーターへの負担が大きい。しかしローカルはスタックよりは切れます。
ゲインもあがる。これは試してみたいですね。


仰角可変
 交信方向へアンテナを回すように、今までは何故打ち上げ角を変えなかったか?です。
サイクル23後半では幸いM2 9エレに仰角をつけて運用ができました。
2006年のWおよびEUのOpenは記録に残る伝搬です。
2007年はEUがFBでした。
2008年は北米がFBでした。
夏場の伝搬は両局の間にEsの発生があるようですが、電波は地上に戻らず伝搬していくように
思われます。オーロラの活動と地磁気の影響も見逃せないかもしれません。
あのように開けばF2のパスより交信しやすいですね。難点は皆仕事中に開くとゆうことでしょうか?
 伝搬がどうにあれその場にいて聞けて電波がだせる条件がそろっていることですね。

 ★STACKケーブルにもノーハウはある。
注意 地上高が上がるとが落ちやすくなりますし、雷による誘導もよくあります
     私の所は何度も落雷していますし、誘導も受け痛い目に遭っています。

     台風の時はクランクアップがいいと思います。アンテナが直ぐに降ろせます。
    また、UP・DOWNすると大地との影響を受けるので打ち上げ角が変わり色々な伝搬に対応できます。
    しかし、普段の強風でも、クランクダウンの必要があるので地上高の確保は難しいですね。

◎同軸ケーブル
 同軸はより太い丈夫な物を使いましょう。私は12DFB+RG17Uを使用しています。総延長60m
以上になります。
アンテナ回転部は良くないですが12DFBを2,3年おきに交換して使っています。
 ★送信lineと受信lineは分けよう。
 私はサイクル22より分けています。Rigの手前に同軸リレーを入れ送信と受信を分けます。
通常はローパス+コモンモード+Linear(リレー2個〜4個)が同軸の途中に入りますがコネクターの
数は何個になりますか?
送信はLinearでカバーできますが、受信時の微弱な信号はこれではなくなりますね。
受信Lineはプリアンプを通ったあと直接フロントエンドへ結合しています。
 ★無線機は選ぼう
 私はHF+TRVです。TS950SDX+FTV107+Pri-amp。

今は単体でいい無線機がありますね。高値ですが。

◎自分の耳
 このことは、実際に同じ無線機の前で私に聞こえていても、隣の人は分からないということが実際に
あります。NOISEの中の信号を、DSPに頼らなくても拾えるくらいに努力し、訓練をしましょう。

◎無線機+PC
 スピーカーの出力をPCへ 後はスペクトランなどのソフト使用で信号を目で見る。
これは自分で体験してください。


◎タワー
 もちろん自立(当局のは支線2段)のタワーです。エレベーター付きが理想です。
メンテナンスがしやすいことも大事です。

パンザーマストであってもエレベーター付きが欲しいですね。
私の場合はタワー2本(エレベーター付き)とパンザー1本とルーフタワーでその4基は6mの為に使用しています。
そこまでやりますか?と、よくいわれます。

◎情報収集
 耳で集める→無線機の前でよく聞く。連絡周波数の設定430MHz/1200MHz等を利用、または聴取する。
 全世界のBeaconを把握しよく聞く。
 目で集める→インターネット等
 直に会う →Meetingに参加・忘年会・親睦会など・・・
 電話の利用→今では携帯電話(これも無線?)がありますね。
過去にOPENした珍カントリーは、なぜか次のサイクルの同じ様な日に開くことが多い。よって過去のDATAは重要です。


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