西大平陣屋
にしおおひらじんや

■所在地:岡崎市大平町西上野 ■立地:平地 ■別称:大岡越前守邸 ■築城年:1748年頃
■築城者:
大岡忠相 ■遺構等:門、碑

 再建された門と塀  陣屋跡の碑

■歴史
 時代劇で有名な江戸町奉行、大岡越前守忠相の陣屋跡である。忠相は伊勢の山田町奉行所を経て八代将軍徳川吉宗の時に江戸町奉行に抜擢された。
 1748年に三河の西大平藩一万石の大名となり、陣屋を構えた。陣屋は、以後子孫に受け継がれ、明治維新まで続いた。
●現状(2000年4月)

 岡崎市のホームページで紹介されていた古い陣屋の門を目当てに行ったら、すごく立派な塀と門があり驚いた。塀の向こうは何もないが、忠相が信仰した豊川稲荷の祠が残っている。おそらくは整備中で、一部ロープが張ってあって入れないところもあった。しかし、時間もなかったこともあり、お目当ての門が探せなかった。また、日を改めて訪れたい。

◆場所

 東名岡崎インターのすぐ南、男川小学校の西隣りに陣屋跡がある。