長久手城
ながくてじょう
■所在地:
長久手町長湫字城屋敷
■立地:
平地
■別称:
長湫城
■築城年:
−
■築城者:
−
■遺構等:
碑
長久手城址碑
長久手城址碑
長久手古戦場の碑
■歴史
永享年間(1429〜1441)頃は左近太郎家忠、左衛門次郎国守の居城となり、享禄年間(1528〜1532)頃からは斉藤平左衛門尉、同民部丞らの居城となった。弘治年間(1555〜1558)頃に瀬戸の馬ヶ城を落ちてきた加藤太郎左衛門が城を修築して移り住んだ。
その後、1584年の長久手の合戦の際に加藤忠景は岩崎城(日進市)で丹羽氏次の弟氏重に加勢したが、秀吉方の池田恒興軍の攻撃で討ち死にした。しかし、池田軍はこの岩崎城の抵抗で進軍が遅れ、徳川軍に追いつかれ敗れることとなった。
長久手城はこの長久手の合戦の際に焼失した。
●現状(2000年10月)
長久手古戦場公園の西600mにある観音堂に長久手城址碑がある。かつては周囲の竹薮に堀があったらしいが、現在は住宅街となっており面影はない。
◆場所