那古野城
なごやじょう
■所在地:
名古屋市中区二の丸一丁目
■立地:
平地
■別称:
−
■築城年:
1621年頃
■築城者:
今川氏親
■遺構等:
碑
那古野城址碑
■歴史
今川義元の父氏親が尾張制覇の足がかりとして1521年頃に築き、一族の今川氏豊に守らせた。しかし、氏豊は連歌にふけるなど文弱で、1532年頃、勝幡城(平和町)主の織田信秀に城を奪われた。信秀は、生まれたばかりの信長を城主にし、信長は1555年に清須城(清洲町)に移るまで居城とした。
1610年、徳川家康により名古屋城が築かれ、那古野城は二の丸の一部として取り込まれ消滅した。
●現状(2000年3月)
名古屋城二の丸庭園の南端に石碑があるが、現在は風化して「那古」の二文字しか残っていない。名古屋城が空襲された時に削れたともいわれている。
◆場所