高山陣屋
たかやまじんや

■所在地:岐阜県高山市八軒町1丁目114 ■立地:平地 ■別称: ■築城年:17世紀
■築城者:
金森氏 ■遺構等:表門、門番所、蔵、郡代役所 他

表門 陣屋の玄関口
女中さんのお部屋だそうです 風情のある庭園
広間 拷問道具が展示してある御白洲
御蔵の中の年貢米 陣屋背後の山が高山城
■歴史
 元は飛騨高山藩主であった高山城主・金森氏の下屋敷だったが、1692年に幕府が飛騨を直轄領として以降、陣屋として代官や郡代が政治を行った。
 明治維新後は高山県庁舎など公共施設として利用され、1969年に岐阜県飛騨県事務所が移転されると、岐阜県は保存に乗り出し、約20億円を掛けて蔵番長屋、郡代役宅、奥座敷などが、ほぼ江戸時代の状態にまで復元された。

●現状(2015年12月)

 冬の白川郷へ行ったものの、雪がなくて少し物足りなさを感じ、帰りに一度は行ってみたかった高山へ寄りました。お目当ては高山の古い街並み散策と高山ラーメンでしたが、ここまで来たら陣屋へも行くしかないと思い、駐車場からは遠かったですが陣屋を訪れました。
 白川郷も高山の街並みもとにかく中国人が多く、ここは日本か?と思うような光景でしたが、陣屋に着いたら、自分の家族以外はほぼ中国の団体客で、大変賑やかな雰囲気でした。中国も歴史のある国なので、歴史に触れるのが好きなんでしょうか、とても興味深そうに見学していました。
 陣屋は当時の建物が現存しているのは珍しいそうで、これだけ
建物が揃っているのは高山陣屋だけだそうです。


◆場所