亀山市は時々東名阪道を使うときに通過するので、いつかはインター降りて亀山城に寄ってみようと思いながら、ずいぶんと年月が過ぎてしまいました。関宿を訪れたときに亀山市を訪れたので、帰りに寄りました。
驚いたのは写真でおなじみだった、下見板張りの特徴ある姿が真っ白な総塗籠になっていたことです。調べてみると、2011年から2013年にかけての修復工事の際に本来の白壁にしたそうで、見慣れた板壁の姿は明治以降に張られたとのこと。もちろん白壁の方が近世城郭の雰囲気があります。内部も見学できます。
遺構としては、多門櫓とその下の石垣が残っているぐらいで、本丸は亀山神社と亀山公園、二の丸は亀山西小学校、南三の丸は亀山中学校などとなっており、亀山公園の池と市役所南の池は、かつての水堀です。
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