倉敷代官所
くらしきだいかんしょ

■所在地:岡山県倉敷市本町7-1 ■立地:平地 ■別称: ■築城年:1642年
■築城者:
■遺構等:説明板、堀、井戸

代官所の碑石 現在の倉敷アイビースクエア付近
代官所の堀跡 説明板
■歴史
 1600年の関が原の戦い後、この地は備中松山に置かれた代官が支配する幕府直轄領となり、1614年の大坂冬の陣に備えて、備中国総代官の小堀遠州が兵糧米十数万石を倉敷湊から大阪に積み出すために陣屋を構えた。
 1615年に備中松山藩ができるとその支配下に入ったが、1642年に再び幕府直轄領となった。陣屋は倉敷代官所となり、初代幕府代官米倉平太夫が赴任した。
 1868年の廃藩置県により倉敷代官所が廃止され、倉敷県へ移管された。倉敷代官所は同県庁となったが、1872年に周辺県と統合して小田県となり、倉敷県庁は廃止された。

●現状(2014年8月)

 家族旅行で倉敷美観地区を訪れた際に、倉敷アイビースクエアの敷地内で偶然見つけました。アイビースクエアの敷地がほぼ代官所の敷地のようで、遺構としては堀と井戸が残っています。目立つところに大きな説明板もあり、知らずに訪れても目に留まると思います。


◆場所