勝連城
かつれんぐすく

■所在地:沖縄県うるま市勝連南風原1710  ■立地:丘陵 ■別称: ■築城年:
■築城者:
−  ■遺構等:石垣

四の郭から見た三の郭 三の郭から見た一の郭
二の郭 一の郭
一の郭からの景色 三の郭
■歴史
 海外貿易で得られる富によって強大な勢力を誇った勝連按司の歴代の居城であった。
 15世紀前期の茂知附按司は暴君と言われ、阿麻和利のクーデターにより謀殺された。阿麻和利は琉球王国の護佐丸と対峙したが、謀略によって護佐丸を滅ぼし、その勢いで琉球王朝の尚氏を攻めようとしたが、動きが知られ、1458年に琉球王府によって滅ぼされた。

●現状(2008年8月)

 沖縄旅行中、金武湾の海中道路を車で走りたくて向かう途中、勝連城の近くを通ったので寄り道しました。
 ここも沖縄の城らしく石垣の曲線の大変美しい城で、丘陵上に高くそびえ立つ石垣は、かつて繁栄を誇った勝連按司の居城にふさわしい威容があります。
 中城城や首里城と比べると険しい登城路ですが、一の丸からの眺めは素晴らしいものです。沖縄の城の石垣は白っぽい灰色が多く、この城も同様ですが、一の丸の石垣だけが濃い灰色で、その対比がきれいでした。


◆場所