刑部城
おさかべじょう

■所在地:静岡県浜松市北区細江町中川 ■立地:丘陵端 ■別称: ■築城年:1560年代
■築城者:
■遺構等:説明板、土塁、堀切、井戸

城址 県道沿いに立つ看板
■歴史
 この地を支配していた今川義元が1560年に桶狭間で織田信長に討たれた後、徳川家康軍の侵攻に備えてこの地の豪族が築いたとされている。
 1568年の家康の遠江侵攻により落城し菅沼氏が入ったが、1573年の三方ヶ原の戦いで徳川家康を破った武田軍がこのあたりで年を越している。

●現状(2010年5月)

 浜名湖に注ぐ都田川にかかる落合橋の近く、金山神社が城址です。井戸などの遺構が残っていることを知っていましたが、何故か周囲からの写真ばかり撮って、中へは踏み込みませんでした。
 周囲には川が流れ天然の堀となっています。
 すぐ横を走る県道の歩道に看板があります。
 この城を攻める徳川軍の光景よりも、この地を通過して東三河へ侵入する武田の大軍を想像してしまいます。


◆場所