諏訪原城
すわはらじょう

■所在地:静岡県島田市金谷 ■立地:台地端 ■別称:牧野城、牧野原城、扇城 ■築城年:1569年
■築城者:
武田信玄 ■遺構等:曲輪、堀、土塁、井戸、碑

城址碑 主郭の様子
お茶畑となっている曲輪 井戸
大規模な空堀

■歴史
 1569年に武田信玄が築いた砦跡に勝頼が武田信豊、馬場信房に命じて現在の諏訪原城を築かせた。1575年に徳川家康に攻められ落城した。

●現状(1998年11月)

  富士山を望む牧の原台地の端に位置し、お茶畑の一角にある林に城址がある。中に入ると、幅10メートル以上、深さも10メートル近い空堀が各曲輪を取り囲んでおり、スケールの大きさに圧倒される。曲輪部分はほとんどお茶畑になっているが、周囲の土塁も残っている。駐車場前のお店で諏訪原城址の縄張図がもらえるので、それを見ながら歩くと良い。また随所に遺構を示す看板も建っている。文句なしにオススメできる城址である。


◆場所