米津台場
よねづだいば

■所在地:静岡県浜松市新橋町 ■立地:平地 ■別称: ■築城年:1856年
■築城者:
井上正直 ■遺構等:説明板

米津台場跡 米津台場遠景
■歴史
 幕末にペリーの浦賀来航など外国船が日本の沿岸に出没するようになると海岸防備が重要視され、浜松藩主井上正直にも幕府から台場築造の命令があった。当初、付近の農民を徴発して工事を行ったがなかなか進捗せず、藩の家中の者を中心に工事を進め、1756年に完成した。

●現状(2007年5月)

 このGWの連休はほとんど仕事で潰れてしまいましたが、妻の実家(浜松)へ行った際、浜松まつりの凧揚げを見に行く途中で偶然見つけたのが、この米津台場です。
 建築当時は高さ27メートルの台場が3基築かれましたが、現在は東中西のうち中台場の跡があるのみで、高さも6メートルぐらいになっています。海岸もずいぶんと遠ざかってしまい、台場跡の上から海を眺めても防砂林の松林が見えるだけです。
 家族や妻の両親を待たせてはいけないと思ってカメラを肩にかけて走り回っていたら、肩の筋を痛めてしまい、つらい連休となりました。


◆場所