1.全バラに至った経緯
2004年11月21日(日)
W650ミーティングに行くことにしました。
同じカワサキWであるし、千葉組の皆さんとのツーリングも楽しめるからでした。
また、先日装着した40Tリアスプロケットの試乗結果をKobaさんに報告する必要もあり、てつさんにも試乗してもらって感想を聞くことになっていました。
【40Tリアスプロケット】
結果は意図したとおり、トルク感も落ちず、高速域の回転数が下がりなかなか良いフィーリングでした。
てつさんに試乗してもらったところ、やはりなかなか好評でした。
しかし彼が一言。「尻の下がむずむずするような振動があるんだけど・・・」
まー、Wは個体差が大きいので、またキャブの調整が狂ったのかと思いました。
家に戻り、次に考えていたコンチハンドルへの交換をしようとガソリンタンクなどを外していて、何気なくフレームを下から覗くと、なにやら見慣れない亀裂が・・・。
なんと、エンジン上部のマウントブラケットを固定しているフレーム部に亀裂が入っています。
一瞬、頭の中が真っ白になりましたが、この部分についていろいろとトライしたことを思い出しました。
実はこの部分のボルト、ナットの締め付けトルクが小さいと、エンジン振動が大きくなると聞いたため、目一杯締め付けしてみました。するとボルトが折れてしまい、仕方なくトルクがかけられるステンレスのボルト、ナットに交換し、かなりのトルクで締め付けたのでした。
どうやらブラケットのずれやボルトのオーバートルクなどの要因が重なり、今回の事態になったと推定しています。
エンジンを下ろしてフレームを溶接する必要がありますが、その後、対処方法をあれこれ考えた結果、この際、全バラし、一から手を入れてやることにしました。
幸い、今年ガレージも作ったことだし、これは神がくれた試練と考えて・・・・!