「全バラ記録」の表紙に戻る

3.フレームのクラック修復から塗装まで

2004年12月05日(日)

先週のうちに、エンジンなどを全部降ろし、フレーム単体にまで分解してあったので、いよいよフレームのクラック修復と塗装前の処理まで作業することとしました。

クラックが入った溶接部分は補強も兼ねて、45°の山型に盛ってもらいました。

【フレームのクラックを修復したところ】


フレームはペーパー砥ぎで、320番の荒とぎ状態にしました。水ペーパーは使用せず、つや消し状態です。

【まずは全体を荒とぎした状態】


12月12日

フレームは水分を嫌うと、決めつけさらに徹底的に空トギしました。
仕上まで、3Mのスコッチブライト(400番〜500番程度)を使用しました。

【使用した空とぎ用のスコッチブライト】


塗装屋さんに持ち込んで、吊ってもらいます。

【塗る前に吊られたフレーム】


それからシリコンオフで入念に脱脂します。

【脱脂されたフレーム】


ミッションブラケットなども脱脂した後、サーフェーサー塗りされます。

【サーフェーサー塗りされたミッションブラケット】


純ウレタン塗料ですから、自然乾燥はしません!仮に乾燥しても、ゴムのように弾力があります。したがいまして80度の温度で1時間ほど焼いてもらいました。
塗りあがったフレームです。本来は黒なんですが、いろいろな方にそそのかされて、濃紺色にしてしまいました。光があたると分かりますが、パッと見た目は黒です。うーん、なかなか渋いと自画自賛です。

【焼付けされた濃紺色のフレーム】


塗りあがったのはいいのですが、リアスイングアームだけ、色を入れ忘れ(単に黒塗装ということ?)ていました。トホホです。来週までには仕上げてくれるとのことなので、お任せしました。

12月18日

リアスイングアームも塗装が仕上がって、車体関係の塗装が完了しました。

エンジンなどを組み付けるべく、まずはフレームに通称「プチプチ」を巻きつけ、エンジン搭載時の傷つき防止を図ることとしました。

【プチプチを巻きつけたフレーム】


さあさあ、これから再組付けに入ることとします。