第10巻:ブギーポップ ホーリィ&ゴースト

 

登場人物

 

ゴースト(結城怜治)

ホーリィ&ゴーストの主人公、海影と同じ学校に通っていたが、いつも自分が何となく中途半端に思え、街をぶらぶらしているときに、相方となるホーリィこと濱田聖子と知り合い。事件に巻き込まれる。基本的に楽観主義者のようである

ホーリィ(濱田聖子)

彼氏に殴られ、逃げる途中にゴーストと知り合い、たまたま盗んだスクーターに爆弾が仕掛けてあり、それがすべての発端となった。考えてみれば不幸続くな少女ではあるが、それを乗り切る精神的タフさも兼ね備えている。

江森譲

ホーリィ&ゴーストを影で操る電子空間の仮想生物「スリムシェイプ」の生みの親。半覚醒状態の病状であるが、ネット空間を利用して、他の人間達に司令を出していた。

ジェス&タル

スリムシェイプに従って数多くのミッションをクリアしてきたように思われるもと傭兵の二人組。戦士としても気質に優れているようだが、本作品ではそういったところを特に感じさせる場面は少ない。

アフターマス

傭兵集団。今回は「ロックボトム」というものを護衛、運ぶための任務を担っており、わけあってホーリィ&ゴーストをつけねらう。

ドクター

アフターマスの構成員の一人。常に冷静沈着なそのそぶりから、仲間内から「ドクター」の愛称で呼ばれている。かつて某国の開発した生物兵器を極秘輸送中に統和機構の刺客に襲われ、所属していた部隊が自分を残して全滅したという経験を持つ。

雨宮世津子(リセット)

統和機構が誇る最エリートの始末屋。コード名「リセット」はその名の通り彼女の任務達成率の高さを誇り、もう一人の始末屋「最強」と並んで組織の重要人物。能力は・・・・・・・・よくわからん。能力名「モービィ・ディック」

宇治木貢

もとMCEの社員で、寺月恭一郎が死んだときにその遺産の大部分をかすめ取ることに成功し、その力を持って強権をふるっているが、スリムシェイプによる企業のヤバイ情報を握られ、それをだしに金をだまし取られていることに業を煮やしている。今回は彼が寺月氏から預かった「ロックボトム」といわれる環境破壊兵器の処理にからんで、引きずり回され、最後はリセットにより暗殺される。