宇宙連邦軍関連用語

 宇宙連邦

統合政府が宇宙植民を初めてから70年、宇宙開発の進展及び工事などを円滑に進めるために、当初は単なる行政機関として存在したが、宇宙移民者が増加するにつれて徐々に地球からの独立を求めるようになり、移民者達の意志疎通機関として宇宙歴115年に発足。以後、各コロニー間を通しての意見交換の場から、コロニー全てをまとめた代表組織として、地球の統合政府と交渉を重ね、129年に正式に国家として樹立。

 

資源採掘・宇宙港小惑星「ガリレオ」

アステロイドベルトより資源採掘を目的として月衛星軌道上に宇宙暦160年に配置された小惑星。資源採掘自体は宇宙暦200年に終わり、本来は太陽放棄が決定していたが、連邦政府がこれを買い取り、宇宙港として再使用した。現在では月と地球を結ぶ重要な軌道上に位置しているため、補給港兼貿易港として機能するほか、連邦宇宙軍の設立にともない、宇宙艦隊の駐留拠点ともなった。

 

資源衛星「フォボスU」

火星方面から運んできた主に宇宙艦船に必要な大量のヘリウム、水素、その他の多くの大気成分・鉱物資源を含む貴重な小惑星。連邦政府と統合政府との間で権利闘争が絶えない。現在は地球衛星軌道上に位置する。

 

軍事要塞「カカシギ」

連邦政府がきたるべき自治権獲得のために自ら生産・採掘が行えることを実現するためにアステロイドベルトから運んできた鉱物小惑星。元から空洞の多い小惑星のため、宇宙港としての機能と、軍事要塞的機能を重ね合わせ、連邦軍にとって欠かせない存在となる。要塞内では兵器の生産、食糧の自給自足など、やく7万人の将兵が生活できる空間が存在している。

 

商業用人工衛星都市「シラギク」

もともとは捨てられた大型商船を根城にしていた貿易集団が年を重ねるごとに巨大化し、今ではやく100万にもの人々が住んでいる巨大な人工衛星都市として発展した。純粋な商業用の衛星であるため、今次大戦においても統合・連邦両政府はこのシラギク近海での戦闘行為を厳禁としている。

 

月基地

連邦軍本部が存在する宇宙移民初期の月面都市。コロニー建設技術が向上し、多くの人々がコロニーでの生活に変化していくなか、月に建設された小都市は、連邦政府が軍事基地としての再利用をしており、各月面基地では兵器生産・開発工場が多く存在し、連邦軍の生命線となっている。

 

連邦軍宇宙移動要塞「バルジ」

連邦宇宙艦隊本部。巨大な移動要塞であり、その火力は一個艦隊に匹敵する能力を有する。SAを400機近く格納することができるほか、大型戦艦二隻を同時に収納できるドックも持つ。

 

連邦軍特殊部隊「ラグナロック」

所属は第1機動艦隊、第12特殊工作部隊。統合軍の特殊部隊とは異なる編成を有しており、SA、歩兵、支援部隊、輸送部隊など、ほぼ独立部隊に近い装備と規模を有する。ラグナロック隊は統合軍との戦争を予期して編成された部隊であり、裏工作、敵地への潜入、陽動など、正規のSA特殊部隊とは違った任務を持っている。

連邦軍宇宙軍特殊部隊「トップガン」

所属は第2連合艦隊。突撃SA部隊の中でも最も好成績、任務達成率を誇る選りすぐりのSAパイロットたちで構成されている。戦場では常に先鋒をとり、敵部隊深く突撃を敢行し、敵旗艦を撃破し、指揮系統を麻痺させ、味方部隊を確実な勝利へと導く。一般SAパイロットたちの栄光の的である。

連邦空軍特殊部隊「グリフォン」

連邦軍が誇る空戦型SAの中でも卓越した操縦技術を有するパイロットたちで構成された空の支配者たちである。空戦SAはその扱いの難しさから熟練パイロットか、適正のある者にしか扱うことのできない代物であり、彼等は言うなればエリート部隊である。

連邦特殊部隊「シルバーフォックス」

連邦軍諜報部が偵察・破壊工作・情報調達・撹乱。などなど、情報戦に長けた、たたき上げの実戦経験者たちの中から選び出した超S級クラスの諜報員&SAパイロットである。宇宙ではラグナロックにその座を譲っていたが、地上、特に海洋作戦における強襲、上陸作戦の支援、秘密処理など、影で暗躍する仕事が多い。噂では機密保持のために友軍を全滅することもあるらしい・・・・・・・・・。