いや、このページはどちらかというと、本当の意味でのWhisperなのかもしれませんが。

米国の同時多発テロに始まる、いやそれよりも前、イスラエル建国ぐらいにまでさかのぼる米国の一国独裁国際情勢について私なりの見解を言いたかったりするわけです、はい。

 まずは、アメリカは正義の国だとなんかいろいろといっていますよね。当然知っている人が大多数だと思うのですが、あの国は武器の輸出で国家財政を補っている国でもありまして、アラブ諸国を始め、世界の各地域紛争で活躍している武器の中には、アメリカ製のもの多いわけです。

 最たる例が、例のアフガニスタンへの報復攻撃の時に、アメリカのヘリを脅かしたRPGロケットや、スティンガーと呼ばれる地対空ミサイルなどの、アメリカが対ソ連対策として援助した武器が、彼等の命を狙う。

 こういうなんというか、矛盾だらけの国家政策を暗黙の内に認めてきた、我が国を初めとする西側陣営。資本主義。その体質の限界が、この今の世の中を反映しているのかもしれません。

 別に私は共産主義者ではありません。たった1世紀も理想を続けることのできなかったものなど、信仰するにも値しませんからね。あれはそう、もっと豊かな国で、国力の小さな、世界に影響を及ばさないくらいの小国でなら成功したのかもしれません(最も、そんなに小さな勢力だったら、共産主義なんてものはここまで普及したかどうかもあやしいものですが)

 話を戻します。ともかくも、我々は第二次大戦の勝者、アメリカのその行動力と国力と、軍事力、そして豊かさにつれられて今の世の中を形成してきました。第三世界と呼ばれる国々の不満や怒りを無視しながら、いや、力でねじ伏せながら。

 その飽和状態が、今日のあまりにもお粗末な理由で戦争を始めるアメリカのやり方に真っ向から反対することのできない体制を作り上げたのです。

 いま、ヨーロッパはその小さな国力を総まとめし、アメリカという巨大な国に対抗しようとしています。あれはあれで良策かもしれませんが、果てしない理想は、かのソビエト連邦のように潰える日がおそかれはやかれ来ることでしょう。

 では、アメリカの言いなりになるだけなのか?軍事力、経済力共にアメリカ中心に回っている以上、それを回避することは現実上不可能です。ですが、なにもせずに手をこまねいて、ただただ「アメリカのすることはすべてただしい、疑念を持つべきではない、第三世界のしたことは、たいていはいけないことだ」と決めつけるわけにもいきません。

 テロリストの上等手段とも呼べる、自爆。あれはイスラムの中ではアッラーですら認めていないことだと聞きます。ていうか、コーランにそんなことは書けないでしょ?ジハードのために死ぬことは、死後の世界で幸せになると聞きますが、ホントにアッラーはそれを望んだのか?

 全てが過大解釈され、自分たちの都合のいいようにしている現状では、アメリカだろうが第三世界の国々だろうが、していることには変わりない。もちろん、それが国を生かすための手段である以上、とらざるをえない手段なんでしょうが、そこまでして守る価値のあるものなのでしょうか?

 現代人は愛国心が足りない・・・・・・・・・・当たり前です。国が何をしてくれたというのでしょうか?腐った民主主義の上に君臨する腐った政治家さん達をただ選べといわれたから何となく選ぶ。そんな役人が汚職をしたといっても、本気になって怒ることはない。 民主主義とは、いったいなんなのか?民衆を政治から効率よく離すための道具としか思えません。

 かといって、旧世紀の帝政時代に戻るのもどうかです。ヒットラーのような狂人に国を任せる・・・・・・・・・・・・危険なことです。国は大多数の人間が、決議をしあって方針を決める。それが理想ですが、現在の民主主義とはそれとは別の思想の元に機能しているような気がします。

たぶんこのページはかなり錯乱して、思い当たったことをただただ書き殴っただけなので、いつしか修正されるでしょうが、文章としてではなく、一回の段落文として読んだ方が無難でしょう