共に学び、共感を得る共同学習をめざして
―総合的な学習における多地点接続によるテレビ会議システムの活用を通して―

 1 はじめに

 本格的なマルチメディア社会の到来である。

周知のように,ここ数年でテレビの地上波放送がデジタル放送に切り替わり,マルチメディアパソコンを介して,多くのメディアを集中・分散化できる社会へとわたしたちの社会は変貌しつつある。学校現場でも急速にインターネットの活用が広まり,低学年の子供たちがデジタルカメラを生活科での探検に持ち歩くようになってきた。こうした状況を踏まえて,子供たちが自分の学校の中に留まることなく,他の学校,社会との関わりの中でメディアを共有化し,子供相互が学習するいわゆる「共同学習」「コラボレーション」が実現しつつある。本研究では,マルチメディアパソコンを介して子供たちが共通の問題の解決にあたる姿を描き,どのように教師が支援すべきかを実践,考察することにした。

 

2 主題設定の理由と研究仮説

 本校は豊田市北部に位置し,愛知県を代表する矢作川が学区の中を流れている。ここ数年,矢作川を中心とした環境教育に取り組み,「いしがせ学習」という名前を冠した総合的な学習のあり方を研究してきた。

 また,本校は豊田市とは言っても山間の小規模校であり,他の小規模校と同じような特質を持っている。一つには,幼稚園の年代からほぼ固定した人間関係の中にあり,お互いの個性を十分理解している点が上げられる。しかし,それはお互いに言葉を介さないでも意思が通じてしまうということにつながっている。二つ目に,自然を活かした学習活動の場を設けることができる点である。矢作川を学習活動の中心に位置づけ,そこから地域を,日本・世界を見つめることができる。これからの地球を担っていく子供たちにとって,自らの足元を見つめたうえで地球全体のことを考える態度を身につけさせることは時代の要請でもある。第三に,人数が少ないがゆえに活動がこじんまりとする反面,よりダイナミックな体験活動を全員に経験させることができる。すなわち全員が主役となる学習過程を組むことができる。

 これらの点から,テレビ会議システムを活用して,地理的に離れた他の学校と共同で学習を進めることによって,お互いに共感を得るとともに子供たちの思考が広がり,子供たちが意欲を持って学習できると考え,研究実践を進めることにした。

研究仮説

 

3 研究の実践と考察―4年総合的な学習「矢作川まるごと大研究パート2」の実践―

 (1) 総合的な学習とメディアの活用

  ア 本校の総合的な学習「いしがせ学習」

 全長117kmで全国第35位の矢作川を中心とした環境教育にあたって,単に矢作川を学ぶだけでなく,矢作川を巡る人々の関わり,自然,そして環境問題全般へと子供たちの思考を誘うことが求められる。そして,それは各教科の枠組みを越えて横断的で総合的なものとすることにより,子供たち自身が環境に対する多様な価値を見出し,自分自身がどう考え,環境に関わっていくかを決定できる力を生み出す。そこで,本校の環境についての総合的な学習を「いしがせ学習」と名づけた。「いしがせ」とは,本校の旧名「石下瀬小学校」による。


「総合的な学習の時間」のねらい

【幼稚園,小学校,中学校,高等学校,盲学校,聾学校及び養護学校の教育課程の基準の改善について(審議のまとめ)の概要 (平成10年6月22日 教育課程審議会)】


 いしがせ学習の特徴の一つにマルチメディアパソコン,テレビ会議システム,インターネットなどの視聴覚・情報機器の活用が挙げられる。子供たちが人々との関わりの中で環境について学習したことは,そのまま情報発信され,より多くの人々への情報となる。また,そうした人々の中から新たな問題提起があり,さらに学習が深化する。これまで学校内で学習が完結していたものが,視聴覚・情報機器を介して,大きく世界に広がった「スパイラル的な学習」となる。

 イ 4年生とテレビ会議システム

 

 4年生の子供たちにとって,テレビ会議システムはすでに自分たちの友達と自由に話すことができる「道具」となっている。宮古島の平良市立北小学校の4年生とは,4月から交流を始め,これまで数度にわたってテレビ会議システムを活用している。5月には,お互いの地域の上水道の現状と問題点について学習をした。また,放課に接続して自由に話し合うことも経験している。北海道の占冠村立トマム小中学校の34年生とも7月から交流を続けている。このように継続して交流を進めることによって,子供たちが外に目を向け始めたことを実感している。コンピュータがテレビ会議の場を設けてくれるが,その向こうにいるの は,青い海の宮古島の子であり,北海道の自然の中に住む子供たちである。

「いつも出てくるあの子,今日も中心になってしゃべるかな」

「あの子,下地っていう子だよ」

「話し合う前はやっぱりどきどきするけど,とっても楽しい」

「北海道は夏休みが短くて,冬休みが長いんだって」

 テレビ会議を始める前からこういう状態である。今回は,本校を中心として,トマム小中学校,北小学校との3校でのテレビ会議を初めて行うことにした。4年社会科では,いろいろな土地のくらしを学習するが,今までビデオ教材を使ったり,資料を集めたりして,それぞれの地域についてのまとめをしていくことが多かった。本校では,ホームページを検索して資料を入手することや,電子メールで質問したり,返答をもらったりして学習に役立てている。それ以上に生の声や実物が効果を持つ。子供たちはテレビ会議システムを使うことによって,それぞれの地域がより身近なものとして意識でき,テレビ会議システムによって,距離と時間を越えることができる。お互いの「今」を見て,即座に自分の判断をする必要も出てくる。自分の発言に責任を持ち,相手の発表を尊重する姿勢を子供たちが身につけてくれることを期待した。

 ア 「矢作川まるごと大研究パート1」

矢作川の水を1学期から追い続けてきた。1学期には,矢作川の水がどのように自分たちの家まで来るのかを調べ,使われた水が最終的にはまた矢作川へと流れていくことを探究した。その結果,自分たちの生活と環境との大きなつながりを意識しはじめた。2学期は,矢作川上流から下流への探検が始まった。子供たちにとって,上流は自分たちの住んでいるこの地域の矢作川の延長線上にある。しかし,未知の部分も多くあるので,子供たちをわくわくさせる探検となった。探検の中で,豊田市が矢作川の上流にある岐阜県の串原村や上矢作町,長野県の平谷村と大きなつながりがあることを知った。どの町村でも人々の生活は矢作川と切っても切れない関わりがあり,上流で水を大切にしている様子を肌で感じた。明治用水水源涵養保安林では,管理人の井口さんがたった1人で500haの森林を守り育てていることをあのすばらしい森と清らかな川の流れの中で聞いたことなど,きっと子供たちの心の中にいつまでも残るに違いない。

 河口部での探究では,矢作川が思ったよりも汚くなかったことに驚いた。子供たちは,ヤドカリやカニ,小さな魚を求めて川の中に入った。しかし,やはり砂よりも泥に近い感触に水の汚れを実感する結果となってしまった。また,埋め立て工事によって,海岸線はずいぶん沖の方になってしまっていたことや,低地に暮らすために台風や高波の問題もあるという地域性を調べることができた。こうした「矢作川まるごと大研究パート1」の探検に続いて,本単元では,そうした地域ごとの特徴を日本全体に広げて見つめることにした。

  イ 単元目標と子供たちの追究

   (ア)日本全国,秋はどこでも同じかな

 矢作川の上流と下流での調べ学習によって,日本全国どこでも同じような秋なのかという問題が出てきた。これを解決することが本単元のねらいであり,お互いの地域の秋とそれに関わる人々の生活の様子を話し合うことを活動の中心とした。

 第1回テレビ会議で,それぞれの学校が「秋」について共同で調べ,発表することを提案することにした。そのための本校の4年生が準備した調査項目は前記のとおりである。矢作川の上流と下流での探究活動と同時進行で,国語の説明文「ムササビのすむ町」の発展学習を進めた。広瀬の秋を実感させるためである。

 「ムササビのすむ町」の文章を一読したあと,すぐに広瀬城址のムササビのことが出てきた。昨年の親子ふれあい遠足の時に巣穴を見つけた経験からである。広瀬城に行ってそこにすむムササビを調べることによって,広瀬の秋を実感することになった。山梨県都留市のムササビたちと同じように,広瀬城がムササビにとって十分な場所だろうかということになり,実際に調べに行った。そこは,北を矢作川に,西は道路に面し,南側は人家と接する状況であったが,予想以上に広瀬城址の森には東側にかけて豊かな秋の実りがあった。本学級の子供たちはどの子供も,自然のさまざまな事象に対する興味関心が高く,自分たちの判断で樹木やきのこ類の図鑑を持参したほどである。自分の知らない植物の名前を粘り強く検索して,初めて知った時の喜びを今後も大切にさせたいと思う。子供たちが自分で口にして「うまい」と言ったガマズミの実など,当然ムササビも食べるだろうということで落ち着いた。そこから,ガマズミなどの実ができる時期を調べれば,日本全国のムササビのことを考えられるのではないかという声が出た。しかし,この段階ではムササビの全国調査ではなく,日本の北と南との距 離と時間を実感できる話し合いにするために,他の2校から送られてきた,その学校の地域でしか感じられない「秋」を見ながら,思ったことや知りたいことを相手校にぶつける展開にしたいと考えた。

   (イ)テレビ会議で秋調べを提案しよう

 そのためには,単に自分たちの秋を発表するだけでなく,共同で学習してきた成果について一緒に考えようとする雰囲気づくりが大切であり,そこに教師の支援が必要となる。3校が同じ単元構想で共同学習を進めることにした。また,数度にわたるテレビ会議で3校それぞれの教師がTTとして,コーディネーターとして,子供たちを支援することにした。

 第9時の話し合いで,秋調べの方法や結果の報告会について提案し,次のように決まった。

 

子供たちが問題として考えていきたい,共同で調べたい項目は以下のように決まった。

  ・だいこん1本,ハクサイ1玉,ジャガイモ1kg,タマネギ1kg

(ウ)箱に詰める秋を見つけよう

 テレビ会議でお互いの「秋=今」を発表し合うという過程をとることにしたが,テレビ会議での発表をさらに実感のあるものにする必要があった。つまり,パソコンのモニターに映っている「秋」はテレビ番組と同じである。また,他校の発表や報告は貴重なものであり,子供たちの常識を時として覆すものであるが,電話の域を出ていない。子供たちが秋の違いを実感する方策はないかと考えた。それが「秋」をいっぱいに詰めた箱である。

 テレビ会議での話し合いの際に,それぞれの学校で見つけてきた秋を証明する実物があれば,子供たちの話し合いがさらに深まる。テレビ会議が単なる言葉のやり取りに終わらず,ここに入っているものは何なのか,どうしてこれを入れたのかというような,より具体的な話し合いになる。

(エ)11月5日はどんな日かな

「トマム小学校は,今日はくもりです」

「先週降った雪は,もうとけてしまいましたが,山には少し残っています」

 それぞれの学校が,事前に調べた項目を次々と発表するところから第2回テレビ会議が始まった。

「北小学校では,長袖の服を着る人が増えてきました。去年植えたサトウキビは3mの高さに育

ちました」

北小学校からの映像には,コンピュータ室の天井に届かんばかりに大きく育ったサトウキビを子供たちが支えている様子を映し出していた。

「私たちのクラスで育てているモモンガを見てください」

 本校からはモモンガを教材提示装置のステージに乗せて他校に見せた。画面の向こうからは「かわいい」「どれぐらいの大きさかな」という声が聞こえてきた。

 子供たちが大きく反応したのは,当日の気温と水温の違いであった。朝7時の時点では,気温は北海道と豊田市ではあまり差がなかったのに,日中は15℃近くも差があった。また,季節の野菜の値段も大きく異なった。3校の調べたジャガイモの金額の差はせいぜい30円程度だったのが,タマネギの場合,300円もの差になった。共同学習を進めていくうえで,比較することの大切さを実感させたいと思っていたが,こうした数値による比較は子供たちに大きな驚きをもたらすことがわかった。この違いはどうしてなのか,当然子供たちの中に疑問として出てきて,今回のテレビ会議から次の発展学習へとつながっていった。5年生の社会科の学習で考えていくこともできる問題である。

 さらに,大きな歓声がおこったのが,他の2校から送られてきた2つの箱を開けた時である。北海道から送られてきたナナカマドの赤い実に,「食べられますか」と聞いてみたり,宮古島からはもう葉を開いたサクラに驚いたりという展開となった。実物と画像・映像そして音声がこの時点で一つになった。

調べた項目

 

トマム小

東広瀬小

北  小

11月5日の気温と水温

朝7時ごろの気温

4℃

8℃

20℃

 

朝7時ごろの水温

4℃

3℃

15℃

 

12時ごろの気温

9℃

23℃

22℃

 

12時ごろの水温

測定せず

12℃

21℃

秋に見られる動物,魚,虫,鳥

動物

クマ,キツネ,シカ

サル,タヌキ,テン,キツネ,ムササビ

 

ドジョウ

カワムツ,オイカワ

 

テントウムシ,カメムシ

 

カラス

カワセミ

サシバ,アイゴ,ノグチゲラ

秋に食べるもの

食材,料理

カキ,リンゴ,サケ,きのこごはん,やきいも,カボチャ

自然薯(じねんじょ),マツタケ

サトウキビ,パイナップル,もずく

野菜のねだん

ダイコン1本

128円

128円

298円

 

ジャガイモ1kg

148円

198円

198円

 

タマネギ1kg

20円

330円

198円

 

ハクサイ1玉

195円

88円(1/4)

300円

学校や地域の

様子

紅葉は?

ナナカマドの赤い実,もう紅葉は終わった

紅葉がきれい

紅葉はない。ガジュマル,アロエ

 

学校のまわりでは

雪が何回か降った

いろいろな木の実が見られる

パイナップルを畑で育てている

 

地域では

スキー場の準備をしている

紅葉狩りにいく人が多い

長そでを着る人が増えてきた

 宮古島の北小学校と北海道のトマム小学校から送られてきたいろいろな「秋」を実際に調理して食べてみることにした。子供たちは初めて食べるニガウリに閉口していたが,その地方で食べているものを自分たちも食べてみることによって,新しい何かに気づくはずである。たとえば,今回トマム小から送られてきたジャガイモと生協で買った北海道のジャガイモを比べてみたら,トマム小から送られてきたジャガイモの方がはるかに新鮮で,手で触ってみた時の感触はまったく違ったことなどはその一例である。調理のあと,メールで感想を送った。

   ウ 自分たちの調べた秋をホームページに載せよう

 

共同学習終了後,それぞれの学校で調べた秋の様子やテレビ会議での会話の様子を本校のホームページの「4年生のページ」に載せた。子供たちの声から,ぜひ項目ごとの比較をしたいという声があがり,それぞれの項目ごとに事柄や数値を入力させた。さらに,今回の実践を公開する意味で,指導案や単元に関する情報も掲載した。

http://www.tcp-ip.or.jp/~h-hirose/heisei9/4nen.htm

 

4 考察

 (1) テレビ会議を使った共同学習について

 テレビ会議を使って,3校を結ぶ多地点接続での授業ということで,事前の準備はなかなか大変であったが,授業が始まってしまえば,担任としてはよほどのことがないかぎり,安心して授業が進められるだろうと予想していた。実際そのとおりで,子供たちは自分たちが調べてきた内容を,自信を持って報告していた。トマム小・北小の報告もそれぞれ違ったタイプの報告であり,本校の子供たちにとっては,報告にもさまざまな種類,方法を実感する授業となった。わかりやすさという点では,トマム小が使ったように一覧表にして提示するのが効果的であったと思う。授業の中で開ける「秋の箱」は,3校の子供たちの歓喜の声が伝わる中で開けることができた。

 (2) 単元を通した子供たちの追究について

 3校それぞれで子供たちの反応を考察したが,いずれの学校も秋調べについての子供たちの意欲は高かったようである。同時に報告ができる,共通した内容について話し合うことができる,回を重ねることでこうした喜びや授業の面白さを子供たちは肌で感じてきたように思う。

 本校から2校に向けたお礼の手紙の中で,R男は,「大きな声で発表ができなくてごめんなさい」と記していた。すでにこの時点で彼は自分のプレゼンテーションについての反省をしているのである。相手がいて,自分の報告があることを認識しているのである。1対1,多地点,いずれの場合でも,次回彼は今回の反省をきっと生かすに違いない。

 (3) 教師の支援について

 テレビ会議による共同学習を進めるうえで教師が果たすべき役割は何か。今回の実践中ずっと考えてきた点である。これまでのコンピュータを使った実践の多くが人間対コンピュータであったのに対して,インターネットの活用は,紛れもなくコンピュータが通信・情報伝達のツールとしての役割を果たしている。人間と人間が遠く離れていてもコミュニケーションができるようにするのがインターネットであり,テレビ会議であると考える。テレビ会議による共同学習は,情報発信までのプロセスが重要である。また,即時性を求めるうえで,子供たちが相手にどうすれば調べたことや自分の考えたことを伝えることができるかを事前だけでなく,テレビ会議の間にも意識させることが必要となる。そこに授業者として果たさなればならない役割がある。今回の実践では,司会・進行を子供に任せ,情報(自分が調べた秋)を発表する子供一人一人を支援するように心がけた。

 

5 成果と今後の課題

 共同学習を通して地域と環境の違いについて実感した子供たちの姿がある。環境と自分がどのように関わっていくのか,どんな時もその実践者は子供たち一人一人であり,子供たちの環境への鋭い感性は時として私たち大人を驚かせる。これまでの成果として,

・メディアを活用し,メディアの向こうにいる人々との心のこもった関わりを大切にする意欲が高まってきた。

・自分の足元に目を向け,はてなと思う気持ちが育ってきた。他の地域との比較の中で子供たちが自らの地域や環境を見つめる態度が育ってきた。

また,今後の課題として以下の点があげられる。

・一人の子供の「?」が学級の問題につながり,他校の子供たちと共に教え合う・学び合う方法について,できるだけ多くの事例を研究する必要がある。

・共同で学習し,進んで解決に取り組む子供たちの意欲を 支える教師の支援のあり方を研究する必要がある。

 コラボレーション,そこにテレビ会議システムやインターネットの目指す一つの方向がある。今回の共同学習の実践で,本校を含む3つの学校がそれぞれの地域の秋を調べ上げ,発表するという一つの形ができたと思う。10月に3校で共同学習について話し合い,共通して調べ上げる項目について提案して以来,インターネットのホームページ検索やEメールを使った質問と答えのやり取りとは異なった,トマム小中学校,北小学校と本校の子供たちとの一種の連帯感が芽生えてきたように思う。お互いの顔を見て同時に話し合い,問題を一つ一つ協力して解決していく,ここに新しい教育の一つの形を感じ,教師が子供に教えるのではなく,子供同士が学び合う姿,私たちの目指すものがそこにあると実感し,今後も実践の蓄積を進めたいと思う。

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