唇の上でたじろいでる言葉
とっくに 知っているさ

電話ごしのコンサートはおしまいにしよう

アンコールは僕の傍らでお聞きよ
アルコールもすぐに用意するさ

秋の夜に酔いしれよう
深まる秋と愛 溶かし込んだカクテル
黄金色に輝く
「オータム・リーブス」で乾杯

「愛してる」の代わりに
「すぐ行くわ」と言ってごらん
poem by 夏花
どうかしているのよと
ごまかしてきたけれど
秘めた想いは
言葉になりたがっているの

元気にしてる?と久しぶりの電話
あなたは気楽でいいわね
わたしの想いも知らずに
受話器の向こうでギターを奏でる

ご無沙汰のお詫びのプレゼントって
聞こえてくるメロディーは
オータム・リーブス

枯葉が舞い落ちるように
わたしも恋に落ちていく
愛しているのと言ってしまいそう
オータム・リーブス(枯葉)
poem by fuore
☆☆☆2003年10月のトップの詩に素敵な返詩をいただきました☆☆☆
夏花さん ありがとうございました♪
poem by マナ
    野分けのまたの日

あなたが教えてくれた古い瓶の開け方
千年の孤独の棚に射し込む白い風光る
躯を吹き抜ける野分けのまたの日
皮をむき無防備な秋果実の軟らかな香り
高い空に近い枝の先を渡る鳥が夜を知らせ
日の名残りに淡い陽射しがあなたの名を呼ぶ
poem by fuore
〜マーブルの風〜
まだ汗ばむ日の午後
ふわり感じた
夏の風にひそむ秋の香り
切ない想い出も乗せて
マーブル模様の風

さよならの季節が来るたび
秋を感じるたびに
悲しい時に戻されたの
去年までは

今年は違うわ あなたに出会った
恋の予感がベールとなって
さみしさ和らげてくれる

来年のマーブルの風は
恋の楽しさ乗せてくる
きっと きっと
☆☆☆2003年9月のトップの詩に素敵な返詩をいただきました☆☆☆
マナさん ありがとうございました♪
☆☆☆2003年7月にキリ番プレゼントとしていただきました☆☆☆
夏花さん ありがとうございました♪
「真夏の夜の夢」

夜のとばり下りて
静まる気配に逆らうように
湧き立つ熱 上がるままそのままに
どこまでも 抱いていて

ぬるい夜風が 髪を湿らせ
心誘われ 夜に舞う
魔法の媚薬 振りかけて
どこまでも 溶かして

今夜だけの夢 後になって気づくの
だから 酔わせて
夜通しのキス 刻み込まれるの

夏の夜は いたずらに
夢を見させる 訳じゃない
夜通しのキス ハートに痕をつけるの

              夏花
ダイヤモンドダスト
☆☆☆2003年1月トップの詩に素敵な歌をいただきました☆☆☆
佳津さん ありがとうございました♪
そよぐ風の中 新緑の季節
5月の風は 優しくて
微笑み 連れてくる

そっと 癒して
そっと 励まして
元気 湧いてくるような季節

ほら 自然に 笑っているよ

こぼれる微笑みは エメラルド
輝いて 周りまで 幸せにする

今日は いっそう
美しく 微笑んで

幸せのエメラルド 光輝いている


  5月の誕生石は「エメラルド」、宝石言葉は「幸福」
  お誕生日おめでとう^^

微笑みはエメラルド
☆☆☆2002年5月19日の私の誕生日に、お友達から素敵な詩をいただきました☆☆☆
ウインドウを閉じてお戻りください
ドラスさんよりいただきました。本当にありがとうございます。
優しい詩のプレゼント。嬉しかったです♪
時の狭間をさ迷いて、闇の扉が開く頃
可憐な花を咲かせて、詠う語部
その語りは、爽やかな夜風にのって、
多くの人を喜ばせ、楽しい時間へと誘う
闇の中に静かに流れる、優しい詩声
今日は、どこで、聞けるのだろう君の語りを
どことなく妖艶で、少女の面影を併せ持つ君
そんな君に代わって、今日は、みんなが君に、
優しく語りかけるでしょう
とっても優しいお祝いの詩を・・・
おめでとう♪ 今日のこの日を大切に・・

夏花さんよりいただきました。ありがとうございました♪
私は本当に幸せだと思います。この幸せを笑顔にして
周りの人も幸せな気分にさせられたらいいなぁ。。。(*^_^*)
poem by  海
poem by fuore
試しうちの花火の音に
心躍る夕暮れ

浴衣姿を見せたくて
薄化粧に髪を上げて
いつもと少し違う私になるの

はやくあなたに逢いたいのに
泣きたくなるわ
だってうまく帯が結べない

慣れない下駄で急ぎ足
待っていてね
そして綺麗だよっていってね
ときめく夕暮れ
☆☆☆2003年7月のトップの詩に素敵な返詩をいただきました☆☆☆
海さん ありがとうございました♪
イラストはととちゃから(TOTOTO画伯)詩はあきあさんから頂きました
ふんわり優しくて、とっても暖かいイラストと詩をありがとう
特別な日、たくさんの優しさに包まれてお姫様は感激でした♪♪

夏花さんには去年のお誕生日に頂いた「微笑みはエメラルド」に
素敵な画像と音楽をつけたページを作っていただきました
夏花さん ありがとう♪♪

幼い頃
暗くて
深くて
森はとても怖い場所

でもそれはね
可愛いお姫様を
守るための優しさなんだよ

怖がらずに足を進めてごらん
貴方も優しさに包まれるよ
特に今日は
おとぎの国のお姫様の
特別な特別な一日だから
☆☆☆2003年5月19日の私の誕生日にお友達からいただきました☆☆☆
闇夜の語り部
夏の陽光が空一面を朱に染め抜き
西の彼方に姿を隠し
夜の気配がかすかな涼を頬に吹く
君の姿に笑顔で応え

浴衣の君に可憐さを感じ
髪を上げたうなじの白さに戸惑いを覚え
「どう?」って聞く君に
「いいね」っと連れない返事
不満げな君の顔を横目で見ながら
手をとり人込みに分け入る

港の傍の観覧車が
まだ上がらない花火を促すかのように
深い色に落ち行く夜空に
色とりどりの丸い明かりを灯す

夜空を染める大輪の花々
浴衣の君をも同じく染め行き
その姿に魅入る僕は
空で開く数よりも
君の瞳に映る花火を見つめてる
「綺麗ね」とつぶやく君に
今宵一番の大輪の花が開くとき
「君のほうがもっと綺麗だよ」と

「今何か言った?」
との問いかけに
照れくさくなった僕は答えずに
黙って肩を抱き寄せた
☆☆☆2004年7月のトップの詩に素敵な返詩をいただきました☆☆☆
夢幻さん ありがとうございました♪
 朝顔  〜 儚い恋 〜

朝露に濡れた唇で
愛していると繰り返す
儚い恋は切なくて
想いのつるを貴方にからませ
また逢える日を願う

         poem by fuore
 夕顔  〜 一途な恋 〜

短き命で恋に漂い
日が落ちれば時が終わる
枯れて土に還るまで
愛と幸せを面影に重ね
刻んだ想いを胸に抱く

         poem by 夢幻
☆☆☆2005年11月のトップの詩に素敵な返詩をいただきました☆☆☆
夢幻さん ありがとうございました♪

お星を話し相手に
毎夜空を眺めていたら
ある日背中に羽が生えていた

夢中で羽ばたき
三日月椅子でひとやすみ

言葉にできない想いを
あふれ出る涙の雫に閉じ込め
放り投げたら流星群

闇の中で燃え尽きた

なきむし座流星群
poem by fuore

太陽はやきもちやきで
月は冷たい浮気者
君に恋する兆億の星
それでも僕は諦めない

君のハートへ流れ星
越えて行くよ天の川
オーロラの向うに隠れずに
この想いを受け止めて

星を摘んで散りばめた
虹色に煌めく髪飾り
きっと君に似合うはず
見せてくれるね微笑を

恋する星の王子様
poem by 夢幻