道具の種類
牌(パイ)
ゲームに使う牌は、34種類。1種類につき同じ牌が4枚あり、合計136枚の牌を使用します。
大きく分けると、次の二つに分かれます。
数牌(すうパイ):1から9までの数字の牌
字牌(じはい) :漢字が記されている牌
牌の種類
数牌には、次の3つの絵柄があります。
筒子(ピンズ):丸い円をもちいて、数字をその個数で表しています。
イーピン |
リャンピン |
サンピン |
スーピン |
ウーピン |
ローピン |
チーピン |
パーピン |
チュウピン |
萬子(マンズ):漢字の萬をもちいて、数字を漢数字で表しています。
イーワン |
リャンワン |
サンワン |
スーワン |
ウーワン |
ローワン |
チーワン |
パーワン |
チュウワン |
索子(ソウズ):細い棒をもちいて、数字をその個数で表しています(ソウズの1には、鳥が用いられています)
イーソウ |
リャンソウ |
サンソウ |
スーソウ |
ウーソウ |
ローソウ |
チーソウ |
パーソウ |
チュウソウ |
字牌は、次の2種類です。
風牌(かぜはい):4つの方角を表す牌
三元牌(さんげんパイ):3つの色(白、緑、赤)を表す牌
牌の分類
牌は、また次のように分類します。これは、ゲームをする上で重要ですので、覚えてください。
中張牌(チュウチャンパイ):数牌のうち、2〜8までの牌
ヤオ九牌(ヤオチュウパイ):字牌と数牌の1、9の牌
点棒と起家マーク
ゲームの得点は、次のような点棒を使ってやり取りします。
1万点棒:1人1本ずつ、合計4本
5千点棒:1人2本ずつ、合計8本
千点棒 :1人4本ずつ、合計36本
百点棒 :1人10本ずつ、合計40本
各自、一般的には、2万5千点持ちで行われている場合が多いです。
また、ゲームの進行を表す補助用具として、起家(チーチャ)マークというのが、あります。
これは、表に「東」、裏に「南」と記された板です。
サイコロ
サイコロは2個使い、ゲームの進行を決めます。
サイコロを振る時は、自分の牌山の上部に軽く当てて、真ん中に転がるように投げます。
くれぐれも、積んである牌の外や、卓の外にださないように!そして、出た目で次のようなことを決めます。
ゲームを始める前:最初に座る場所(席)[場所決めといいます]
ゲームの一番最初:誰から始めるか(親)[起家決め(親決め)といいます]
ゲームが始まったら:牌を取り始める位置[開門(カイメン)決めといいます](俗に割れと、言う場合もあります)
サイコロの目と場所
サイコロは、振った人を基準に(1)として、反時計周りに数えます。
次に、サイコロの目の場所と、場所の呼び方を記します。
自分の場所 :5・9
右の場所−下家(しもチャ) :2・6・10
向かいの場所−対面(トイメン):3・7・11
左の場所−上家(かみチャ) :4・8・12