発表会2000

習いはじめて3ヶ月程したころ、発表会のお話がきました。
「お母さまはまだ習って間もないので、今回は…」
「もちろんです!」私だって、そのくらいはわきまえていますのよ。
と、言うわけで、のんだけ発表会に参加しました。



振り付け

振り付けは、発表会の4ヶ月前から始まりました。
それまで、私ものんと一緒に児童クラスでお稽古していたんだけど、「振り付けが始まるとセンターは発表会の練習になってしまうから」と、私は、昼間の大人の初心者クラスでお稽古する事にしました。
のんのお稽古している児童クラスは、小学校1年から3年までのホントに始めたばかりの子たちだけで、発表会は、2曲踊る事になりました。

合同練習

2ヶ月前ぐらいになると、合同練習が始まりました。
普段は、同じ学年くらいの子たちばかりで、和気あいあいっていうか、緊張感の余りない雰囲気だったのだけれど、この合同練習で、ポアントを履いたお姉さん達が踊るのを真近にみて、かなり刺激を受けた様子でした。
「のん、上手になりたい!」
お稽古を週1から週2に増やしたのもこのころでした。
合同練習もあるから、週に3回はお稽古に通っていた事になります。

衣装合わせ

衣装を着てみて、身体に合わせます。
のんはほとんど直すところはなかったので、よかったです。
ちょうどサイズがなくて、大きい衣装が当った人は、サイズを合わせるのに苦労していました。バレリーナは裁縫も出来なくちゃいけないのね。

場当たり、照明合わせ

実際に舞台の上で照明合わせをします。衣装も付けます。
初めての事で、みんなあたふたしてました。
なんと言っても、初めてずくし。会場もバレエを上演するのは初めて、教室も第1回目の発表会、子供達も初めての発表会だったのですから
なんとか無事終えて、先生もホッとしたとか…

発表会当日

朝11時に楽屋入りして、まずは、メイク。
頭を御団子にしてもらって、お化粧して、だんだん顔が変わって行きます。
舞台化粧は独特なので、化粧するとみ〜んな同じ顔になってしまって、おもしろかった。(^_^)

適当に昼食。
お化粧が終わってるので、顔を汚さないように気を付けながら食べさせます。
一口サイズのおにぎりやパンがいいと思います。お茶もストローを使って飲みました。

場当たり、リハーサル。
衣装を付けて、本番と同じように踊ります。
この時、付き添いの親は時間が空いていたので、客席から見学させてもらえました。わが子が出てくるとハラハラドキドキでした。まだ、リハーサルなのに…

適当に夕食。
本番前の1時間ぐらいの空き時間で夕食。
のんは緊張していたらしく、あまり食べられなかったです。でも、食べないと最後まで持たないので、軽く食べさせました。

6時開演。いよいよ初舞台。
衣装に着替えさせて、シューズを履かせて出番待ちです。シューズが本番用でサテンのリボン付きだったんだけど、リボンを結ぶのに四苦八苦。リボン結びも練習しておけばよかった…。
母達は、ゆっくり客席で見られるはずもなく、でも、自分の子の出番だけはみたくって、あちこち走り回っておりました。それでも、大勢のお客さんを前にして、踊り切ったのんをみて、感動!!でした。(親ばか?)
まぁ、欲を言えばいろいろあったけど、本番は何も言わないでおこうと、思っていたのよ。とにかく、踊り切った事をほめてあげよう。緊張もしただろうし、ずっとがんばってきたんだからね。

先生の踊りもとっても素敵で、感動の発表会でした。 

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