ANTHOLOGY 1 ザ・ビートルズ・アンソロジー1
ANTHOLOGY 1


1995年11月21日発売
(11月20日世界同時発売)
SIDE−A
01 | フリー・アズ・ア・バード 18 | ライク・ドリーマーズ・ドゥ
02 | スピーチ:ジョン・レノン 19 | ハロー・リトル・ガール
03 | ザットル・ビー・ザ・デイ 20 | スピーチ:ブライアン・エプスタイン
04 | イン・スパイト・オブ・オール・ザ・デインジャー 21 | ベサメ・ムーチョ
05 | スピーチ:ポール・マッカートニー 22 | ラヴ・ミー・ドゥ
06 | ハレルヤ、アイ・ラヴ・ハー・ソー 23 | ハウ・ドゥ・ユー・ドゥ・イット
07 | ユール・ビー・マイン 24 | プリーズ・プリーズ・ミー
08 | カイエンヌ 25 | ワン・アフター・909(シークエンス)
09 | スピーチ:ポール・マッカートニー 26 | ワン・アフター・909(コンプリート)
10 | マイ・ボニー 27 | レンド・ミー・ユア・コーム
11 | エイント・シー・スウィート 28 | アイル・ゲット・ユー
12 | クライ・フォー・ア・シャドウ 29 | スピーチ:ジョン・レノン
13 | スピーチ:ジョン・レノン 30 | アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア
14 | スピーチ:ブライアン・エプスタイン 31 | フロム・ミー・トゥ・ユー
15 | サーチン 32 | マネー
16 | スリー・クール・キャッツ 33 | ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー
17 | ザ・シーク・オブ・アラビ 34 | ロール・オーバー・ベートーヴェン
SIDE−B
01 | シー・ラヴズ・ユー 14 | ロング・トール・サリー
02 | ティル・ゼア・ウォズ・ユー 15 | ボーイズ
03 | ツイスト・アンド・シャウト 16 | シャウト
04 | こいつ(ジス・ボーイ) 17 | アイル・ビー・バック(テイク2)
05 | 抱きしめたい 18 | アイル・ビー・バック(テイク3)
06 | スピーチ:マーカム・アンド・ワイズ 19 | ユー・ノウ・ホワット・トゥ・ドゥ
07 | ムーンライト・ベイ 20 | ノー・リプライ(デモ)
08 | キャント・バイ・ミー・ラヴ 21 | ミスター・ムーンライト
09 | オール・マイ・ラヴィング 22 | リーヴ・マイ・キトゥン・アローン
10 | ユー・キャント・ドゥ・ザット 23 | ノー・リプライ
11 | アンド・アイ・ラヴ・ハー 24 | エイト・デイズ・ア・ウィーク(シークエンス)
12 | ア・ハード・デイズ・ナイト 25 | エイト・デイズ・ア・ウィーク(コンプリート)
13 | 彼氏になりたい 26 | カンサス・シティ/ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ

1995年、ビートルズの歴史を綴った一連の大プロジェクト『ザ・ビートルズ アンソロジー』が始動した。プロジェクトの柱のひとつとなる未発表音源を集めた2枚組3セットのアルバムは、音で綴るドキュメンタリーとも呼ぶべきもので、ビートルズがさまざまな形で録音した音楽をとおして、ビートルズの成長過程を追うことができる。
ここには、新曲1曲と、クオリーメン時代の1958年からビートルマニア絶頂期の1964年までの未発表音源に加えて、メンバー自身の発言などが収録されている。
新曲「フリー・アズ・ア・バード」は、ジョンが主夫時代の1977年ごろにニューヨークの自宅でレコーディングしたデモ・テープを、ポールが1994年にオノ・ヨーコから譲り受け、ポール、ジョージ、リンゴの3人でレコーディングを行なって完成させた。デモの段階では歌詞も未完成だったので、事実上ビートルズの4人による共作ということになる。エンディングのジョージのウクレレが、ビートルズらしいユーモア。ごく初期段階のオリジナル作品やデビュー前の音源はとくに貴重で、「ザットル・ビー・ザ・デイ」と「イン・スパイト・オブ・オール・ザ・デインジャー」はクオリーメン時代に自主制作した初めてのレコードから。「ハレルヤ、アイ・ラヴ・ハー・ソー」から3曲は1960年に録音されたもので、現在知られているかぎりベースのスチュアート・サトクリフの演奏を聴くことができるのはこの3曲のみ。