ANTHOLOGY 2 ザ・ビートルズ・アンソロジー2
ANTHOLOGY 2


1996年3月18日発売
SIDE−A
01 | リアル・ラヴ 14 | ノーウェジアン・ウッド(ノルウェーの森)
02 | イエス・イット・イズ 15 | 君はいずこへ
03 | アイム・ダウン 16 | 12・バー・オリジナル
04 | 悲しみはぶっとばせ 17 | トゥモロー・ネバー・ノウズ
05 | イフ・ユーヴ・ガット・トラブル 18 | ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ
06 | ザット・ミーンズ・ア・ロット 19 | アンド・ユア・バード・キャン・シング
07 | イエスタデイ 20 | タックスマン
08 | イッツ・オンリー・ラヴ 21 | エリナー・リグビー(ストリングス・オンリー)
09 | アイ・フィール・ファイン 22 | アイム・オンリー・スリーピング(リハーサル)
10 | 涙の乗車券 23 | アイム・オンリー・スリーピング(テイク1)
11 | イエスタデイ 24 | ロックン・ロール・ミュージック
12 | ヘルプ 25 | シーズ・ア・ウーマン
13 | みんないい娘
SIDE−B
01 | ストロベリー・フィールズ・フォーエバー 11 | ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー
02 | ストロベリー・フィールズ・フォーエバー 12 | サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
03 | ストロベリー・フィールズ・フォーエバー 13 | ユー・ノウ・マイ・ネーム
04 | ペニー・レイン 14 | アイ・アム・ザ・ウォルラス
05 | ア・デイ・イン・ザ・ライフ 15 | フール・オン・ザ・ヒル(デモ)
06 | グッド・モーニング・グッド・モーニング 16 | ユア・マザー・シュッド・ノウ
07 | オンリー・ア・ノーザン・ソング 17 | フール・オン・ザ・ヒル
08 | ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト 18 | ハロー・グッドバイ
09 | ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト 19 | レディ・マドンナ
10 | ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ 20 | アクロス・ザ・ユニバース

新曲1曲と、1965年から1968年2月までにスタジオ録音された未発表作品、ライブ音源(1965年8月15日のシェア・スタジアム公演や1966年6月30日の日本公演など)を収録。『1』とくらべると、作品そのものが格段に洗練されてきていることがはっきりとわかる。
新曲「リアル・ラヴ」は「フリー・アズ・ア・バード」同様、ジョンが1979年ごろ自宅で録音したデモがベース。ノイズを取り除きテープ速度を変えたあと、3人がボーカルや楽器を重ねて完成させた。最新機材の使用を最小限にとどめ、ビートルズらしさを出している。
『2』の大きな特徴は、レコーディング・アーティストとしてのビートルズの克明な成長記録であるということ。アルバム『4人はアイドル』のセッションに始まって、『ラバー・ソウル』(以上1965年)、『リボルバー』(1966年)、最高傑作とうたわれた『サージェント・ペパー』、さらに『マジカル・ミステリー・ツアー』(以上1967年)にいたるまでの音源を収録。ビートルズがツアーよりもレコーディングに関心を持ちはじめ、音作りにぐんぐんひきつけられ、没頭して、ついにレコーディング革命を遂げるまでのサウンドの変遷を年代順に聴くことができる。そこからはそれぞれの時代のスタジオ内のようすをうかがうことができると同時に、ひとつひとつの作品がたどった制作過程も知ることができる。