更新日 28/9/2024
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昔は多目的ダムの逢妻男川 (3/5/2003) |
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古くから逢妻男川は、常に相当の水量を保ちながら流れており、若林・竹村・吉原・中根をはじめ駒場の住民にとっては大事な命綱であった。逢妻男川には造られた年代は異なるが、いくつかの小規模ダムや取水口が設備されていた。
高美町・竹元町境の石橋付近で取水された竹陽用水は、強力なポンプで揚水され、竹陽地区や狸山一帯を灌漑していた。狸山はこの用水によって開墾が実現したものです。 |
枝下用水から水田に回った水は逢妻男川にも流れてきており、高美町付近の堰からは駒場補助用水に、また宮前橋上流の堰からは鶴喰用水として使われていた。宮前橋の堰で止められた川は水深2メートル以上にも達し、東側に取水し平針街道を潜り六反橋東付近に仕掛けられていた水車を回していた。水車の直径は2メートル位あり、水車小屋の中には米が搗けるように臼があり区が管理し村人は順番制で利用していたという。今は1879年に建てられた石碑があるだけです。堰の上下は、子供達の遊び場となっており、コイ・フナ・モロコ・ドジョウ・シジミ・うなぎなどが取れたそうです。
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エコアップ探検隊(28/7,,18/8/,19/8,2001) |
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~公民館夏休み子供講座~
参加者(地域の小学生を対象)でグループを組み、3日間逢妻男川周辺を自然観察しながらいろいろな遊びや体験をして、最後に各グループそれぞれ「夢マップ」に自分達の思いを残しました。
(写真はその一例)
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ジュニアクラブによるクリーン活動(1/7/2001) |
ジュニアクラブ・コミュニティ委員会・家推協他ボランティアの方々による清掃作業が暑い中行われました。
最後にきれいになった川には、コイの稚魚が放流されました。 |
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逢妻男川から海へ
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(1)上流
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地図上ではここが逢妻男川のスタート地点(豊田市三軒町)。
逢妻川の水源地である白髯神社が逢妻川の守り神である。 |
(2)中流
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交流館付近の様子。
毎年7月にボランティアによる川の清掃が行われています。 |
(3)下流
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左側の逢妻男川(約13km)と右側の逢妻女川(約16km)が合流
する地点。(これで逢妻男川が逢妻川にかわる) |
(4)河口
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右側より逢妻川、境川 が合流。(逢妻男川と 逢妻女川合流地点から約10km下流)
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逢妻男川水質状況(豊田市環境報告書平成24年度版より)
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河川名
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地点名
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類型
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PH
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BOD(mg/l)
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SS(mg/l)
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DO(mg/l)
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逢妻男川
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宮前橋
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D
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7.3
100%)
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1.8
(○)
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7
(100%)
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11
(100%)
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逢妻男川
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雲目橋
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D
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7.3
(100%)
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2.5
(○)
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9
(100%)
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10
(100%)
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参考
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A
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6.5~8.5
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2mg/l以下
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25mg/l以下
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7.5mg/l以上
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環境基準
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|
D
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6.0~8.5
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8mg/l以下
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100mg/l以下
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2mg/l以上
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[項目] PH:水素イオン、BOD:生物化学的酸素要求量、SS:浮遊物質量、DO:溶存酸素量
上段:年平均、下段:適合率=(総検体数-環境基準を超えた検体数)/総検体数×100
☆ 2つの測定点のBOD値は、平成21年版よりも良くなっていることから水の汚れが改善されている。
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逢妻男川水質状況(豊田市環境報告書平成21年度版より) |
河川名
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地点名
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類型
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PH
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BOD(mg/l)
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SS(mg/l)
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DO(mg/l)
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逢妻男川
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宮前橋
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D
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7.0
(100%)
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2.7(○)
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8
(100%)
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9.7
(100%)
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逢妻男川
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雲目橋
|
D
|
7.2
(100%)
|
5.2(○)
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13
(100%)
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9.9
(100%)
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参考
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A
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6.5~8.5
|
2mg/l以下
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25mg/l以下
|
7.5mg/l以上
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環境基準
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D
|
6.0~8.5
|
8mg/l以下
|
100mg/l以下
|
2mg/l以上
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[項目] PH:水素イオン、BOD:生物化学的酸素要求量、SS:浮遊物質量、DO:溶存酸素量
☆宮前橋・雲目橋ともBODは、良い傾向が続いている。
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逢妻男川水質状況(豊田市環境報告書平成19年度版より) |
河川名
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地点名
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類型
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PH
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BOD(mg/l)
|
SS(mg/l)
|
DO(mg/l)
|
逢妻男川
|
宮前橋
|
D
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6.8
(100%)
|
3.7
(○)
|
5
(100%)
|
8.8
(100%)
|
逢妻男川
|
雲目橋
|
D
|
7
(100%)
|
6.5
(○)
|
10
(100%)
|
8.7
(100%)
|
参考
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A
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6.5~8.5
|
2mg/l以下
|
25mg/l以下
|
7.5mg/l以上
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環境基準
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D
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6.0~8.5
|
8mg/l以下
|
100mg/l以下
|
2mg/l以上
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[項目] PH:水素イオン、BOD:生物化学的酸素要求量、SS:浮遊物質量、DO:溶存酸素量
上段:年平均、下段:適合率=(総検体数-環境基準を超えた検体数)/総検体数×100
☆横バイ状態が続いているが下流の改善が見られる。
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逢妻男川水質状況(豊田市環境報告書平成17度版より) |
河川名
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地点名
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類型
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PH
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BOD(mg/l)
|
SS(mg/l)
|
DO(mg/l)
|
逢妻男川
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宮前橋
|
D
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6.9
(100%)
|
6.3
(○)
|
5
(100%)
|
8.9
(100%)
|
逢妻男川
|
雲目橋
|
D
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7.1
(100%)
|
8.8
(×)
|
6
(100%)
|
8.7
(100%)
|
参考
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A
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6.5~8.5
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2mg/l以下
|
25mg/l以下
|
7.5mg/l以上
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環境基準
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D
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6.0~8.5
|
8mg/l以下
|
100mg/l以下
|
2mg/l以上
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[項目] PH:水素イオン、BOD:生物化学的酸素要求量、SS:浮遊物質量、DO:溶存酸素量
上段:年平均、下段:適合率=(総検体数-環境基準を超えた検体数)/総検体数×100
☆ BOD:宮前橋は昨年より少し改善されたが、雲目橋は生活排水の影響を受け、環境基準を上回っている。
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逢妻男川水質状況(豊田市環境報告書平成13年度版より) |
河川名
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地点名
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類型
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PH
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BOD(mg/l)
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SS(mg/l)
|
DO(mg/l)
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逢妻男川
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宮前橋
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D
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6.9
(100%)
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6.2
(○)
|
8
(100%)
|
8.3
(100%)
|
逢妻男川
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雲目橋
|
D
|
7.2
(100%)
|
12
(×)
|
15
(100%)
|
9.0
(100%)
|
参考
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A
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6.5~8.5
|
2mg/l以下
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25mg/l以下
|
7.5mg/l以上
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環境基準
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D
|
6.0~8.5
|
8mg/l以下
|
100mg/l以下
|
2mg/l以上
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[項目] PH:水素イオン、BOD:生物化学的酸素要求量、SS:浮遊物質量、DO:溶存酸素量
上段:年平均、下段:適合率=(総検体数-環境基準を超えた検体数)/総検体数×100
☆雲目橋のBODは環境基準を若干上回りました。
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逢妻男川水質状況(とよた環境白書平成10年度版より)
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☆健康項目は、環境基準に合格しました。
☆生活環境項目では、宮前橋地点では前年に続きBOD基準値8mg/l以下(6回/年以上で評価)を合格しましたが、雲目橋地点では前年に続きBOD基準を少しオーバーしました。
BOD(生物化学的酸素要求量)とは、好気的微生物が有機物を分解する時に消費する酸素量のこと。値が高くなる程、汚れていることになる。
河川や海の水質汚染の最大の原因となっているのは生活排水で、台所や風呂場からの汚れた水が大きな原因となっている。
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