昆虫の営み 3
(16)トラフシジミ
春一番に顔を見せるトラフシジミです。
しっぽにも触覚のような突起らしきものがあって、羽の動きに合わせてピクピク動くので、頭が2つある
ように見えます。
実はしっぽの先に見える触覚のようなものは、羽の一部が変化したものです。
模様と合わせて偽頭というようで、敵が誤ってしっぽを襲った瞬間に逃げるのです。
忍術の、空蝉の術ですね。