タイムスリップ [大平(おおだいら)宿]
伊那谷にある城下町飯田と、中山道の宿場町妻籠を結ぶ大平街道は中央アルプスを越える脇街道 でした。 大平街道には二つの峠があり、一つが飯田峠、もう一つが大平峠です。 この大平峠には、木曾峠という別名もありますが、木曾から見たら「大平」であり、飯田側から見ると 「木曾」ですよね。 この大平峠ともう一つの飯田峠との中間に位置する大平宿。 ちょうどフタコブラクダの背中のような所にあるのです。 昭和45年に村民が集団離村してからは、忘れられたような村でしたが、現在は保存会の方々の骨折り で修復されつつあります。 麦わら帽子をかぶって、虫取り網を持った少年が出て来そうな光景ですね。 来る時に立ち寄った妻籠との落差を思います。 |
@木曾側から入って最初の家です。 |
Aかなり大きな家で、往時は沢山の旅人を迎えたのでしょうね。 |
B戦後間もない頃の、日本の田舎がここにあります。 |
Cこの家には体験の小学生が来て往時の賑わいがありました。 |
D今度は振り返って入り口をながめたところです。 |