ナガバノイシモチソウ
豊明市教育委員会発行のリーフよりの抜粋 ☆ナガバノイシモチソウの生態 湿地(湿原)に生育するモウセンゴケ科の一年生食虫植物である。 5月中旬頃発芽し、茎は直立して、高さ10〜20cmぐらいとなる。 葉は茎に互生し、細い線形で4〜7cmで表面に多数の腺毛がある。 この腺毛から粘液を分泌し、花や粘液の香りに誘われてくる小型の昆虫を捕え、消化吸収し栄養分 とする。 長さ5〜10cmの葉に対生して花茎が伸び、3〜10の淡紅色の花を下から順に開花させる。 直径1cmほどの小さな5弁花で、午前中に開花し、午後にはほとんど閉じてしまう。 ☆豊明のナガバノイシモチソウの概要 名 称 愛知県指定天然記念物 豊明のナガバノイシモチソウ (学名 Drosera indica L.) 指定年月日 昭和43年11月4日(1968) 指定面積 244u 指定理由 産地が極めて限られる稀種であり、豊明の自生地のものは紅色系で殊に貴重である。 管理団体 豊明市教育委員会 (毎年8月上・下旬の土・日曜日の午前中に一般公開) |