春に咲くリンドウ
マクロレンズで写した、春に咲くリンドウの姿。
とても可愛くて、美しいものです。
ところが、時々皆さんから、大きさについての質問を受けます。
Web上に掲載されているものでも、ほとんどの写真で拡大されているので、わかりにくいですよね。
結論から言うと、ハルリンドウ>フデリンドウ>コケリンドウの順になります。
そこで、小銭持ちの私は、100円玉を使って、この3種を写してきました。
※画像にカーソルを乗せると、それぞれのリンドウの普通の写真が見えます。
3月
この3種類の中では一番早く咲きだす、ハルリンドウです。
枯れた草の間から花を咲かせるので、一番目立ちます。
また大きさも一番大きいです。
4月
桜の咲く頃に咲き出す、コケリンドウです。
「コケ」と冠せられるくらい小さいので、咲いていても見落としてしまいそうになります。
またどこから出てきた話かわかりませんが「コケリンドウは夜に光る」との説があります。
これはまったくのデマのようで、私は光るコケリンドウを見たことはありません。
5月
当地では、少し標高の高い場所で咲くフデリンドウ。
根生葉の違いを見ると、立派なのがコケリンドウで、根生葉がほとんど見当たらないのが本種です。