エルハーダの秘宝・エターナル:リアクション要約



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マスターリアクションNO.0016
「逆襲のつぼにんげん」

 
第1回「ツボツーボ・ツーボボ」
担当:池原七里マスター

 人気の「つぼねこ」にあやかろうと、モテナイ男たちが頭につぼをかぶって「つぼにんげん」を名乗ってからしばらくして。つぼにんげんの一人オム・ヴァースはつぼにんげん達を集め、暴走族「つぼらーず」を結成。タスケンの町を騒がせていた。

 「つぼらーず」に対し、タスケンでは自警団が活動を開始。強引につぼをかぶせて「つぼにんげん」仲間を増やそうというつぼらーずに対し、彼らが弱いという「だじゃれ」での対抗を試みる。

 しかしその作戦は、サブイギャグをいう者を殺すことの出来る必殺武器「ツッコミバスター」の前に多数の犠牲者を出す。つぼらーずは悠々と引き上げていった。

 「つぼらーず」のミーティングでは、マスコットの少女シュシュやリーダーのオムにアプローチをかける者がいた。シュシュはともかく、オムはそれに対して反応を見せなかったが。また、「つぼらーずがダジャレに弱い」というのは、ツッコミバスターの餌食にするためのガセネタだったらしい。

 シュシュはオムに「拾ってもらった」のだが、それは「男の人いっぱいいるから、カレシできるかなぁ」というのが動機だったらしい。だが、「改造砂航艇に乗ったイカレつぼにんげんなカレしかできませぇん」という指摘に落胆していた。

 そこに現れた、フクミミ・リージャをリーダーとする別のチーム「汚鬼魔啖」は「つぼらーず」にタスケンから去ることを要求。断られると、シュシュを連れ去る。フクミミの持つ「愚乱怒バスター」に対抗する手段は、彼らにはなかった。

 そしてつぼらーずは、ある遺跡の前にあったチラシから「愚乱怒バスターに対抗できた」という、幸運を呼ぶ「ぷれぷれイヤリング」の存在を知る。勢いのままその遺跡に突入したつぼらーずの前に現われたのは「梓2号」と名乗る巨大な石像だった。「赦される者には道が開ける」というそれは、一同に懺悔を要求した。


☆今回の登場シーン:抜粋☆

「つぼねこも、つぼを割ったら、ただのねこ。にんげんも、つぼをかぶせて、つぼにんげん」
 オムがポロニウムに向かってつぼをふりかざした。そのつぼをアジェム・ライアンズが頭で受けとめた。
「わたくしはつぼねこだから、つぼをかぶっても大丈夫ニャ」
「はははは、かかったな、つぼねこ。今日からおまえは『つぼつぼねこ』だ!」
 ガーン!
 ショックを受けるアジェムは、つぼに入ったうえに、頭からつぼをかぶっているという謎の生命体になっていた。
「つぼつぼねこなんてカワイくないツボ!」
「ボツボツネコよりマシだろっ!いくぜ!準構成員になったつぼつぼつねこ!」
「『つ』が一個多いニャー!!」
「そこを突っ込むかィ!」


 う〜ん、ネットプラスの初期情報にワナが隠されているとは、多少卑怯とは思うけど一本取られたな。

2001,10,06
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第2回「私はつぼの狩人ヨ」
担当:池原七里マスター

 「つぼらーず」は対抗する暴走族「汚鬼魔啖」にマスコットのシュシュをさらわれてしまった。そして「汚鬼魔啖」のリーダー、フクミミ・リクージャの持つ「愚乱怒バスター」に対抗できるという「ぷれぷれイヤリング」を求めて「つぼらーず」が突入した遺跡では、「梓2号」を名乗る石像が懺悔を求めてきた。

 この機を狙って新たなマスコットに収まろうとしたものもいたが、伏線もなしに登場した「つぼらーず」リーダーのオム・ヴァースの妹ナナソにより返り討ちにあう。そして始まった懺悔は大抵の場合あっさり流されるだけに終るか、梓2号のツッコミにより妙な方向へと進んでしまう結果になる。

 結局梓2号はくすぐり攻めにあって逃げていった。あとから見つかった「ぷれぷれイヤリング」は巨大な水晶のような石を使ったもので、500gぐらいはありそうだった。

 一方で「ぷれぷれイヤリング」に頼らずに「汚鬼魔啖」に接触したものは次々に「愚乱怒バスター」の餌食となる。ぷれぷれイヤリングを手に入れて駆けつけた者達もまた、それが「愚乱怒バスター」には効果がないことを知った。ぷれぷれイヤリングは「汚鬼魔啖」の用意した「フクミミ養成ギブス」であったのだ。

 そして「つぼらーず」は原点に返り、「つぼにんげん」の「つぼにんげん」たる由縁である「つぼ」の強化でのりきろうと策を練りはじめた。とにかく何かにつぼをかぶせ、「つぼ○○」として「愚乱怒バスター」に対抗しようというのである。また、キョーコが著作したといわれる「漢和辞典」を使った「漢字プリント」のつぼが今はかっこいいらしい。


☆今回の登場シーン:抜粋☆

「そんなのだめツボー!」  つぼつぼねこのアジェム・ライアンズが声を上げた。上と下からつぼが合体した姿なので、ただのツボのバケモノにしか見えないが、ツボックなどと呼んではいけない。れっきとした神官なのだから。
「懺悔とは神に赦しを請うものニャ! 彼が同じ神に仕える者でない限りはライバルということツボ。どちらがより多くの赦しを与えられるか勝負ニャ!」
 何か横たわって道をふさいでいる梓2号は目だけを動かしてアジェムを見た。
「許しを与えるのは私ではない」
「む……」
 確かに許しを与えるのは神だ。でも……。
「先月と言ってるコトが違うニャ!」
「細かいことは、気にするな」


 結局はギャグブランチは「PCのボケ・ツッコミ」描写がメインというわけで、ストーリーのみ取り上げると結構少ないですね。なにしろ、事態が全然進んでいないし。

 アジェムはこの後も懺悔の聞き役としてちょこちょこ出ています。

2001,11,05
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第3回「つぼ工場ドキドキパニック」
担当:池原七里マスター

 暴走族「汚鬼魔啖」のリーダーであるフクミミの持つ「愚乱努バスター」に対抗するため、「つぼらーず」の面々(違うと主張する面々含む)はつぼ工場で専用のつぼを作っていた。それには最近流行しているという「漢字プリント」が施されているが、異世界の文字が伝わる過程では多くの誤解も生まれているようだ。

 一方ではつぼらーずに関わらずに汚鬼魔啖を何とかしようとする者達もいるが、影響を受けてか漢字プリントのつぼを被る者も多い。だが、汚鬼魔啖のフクミミには攻撃が通用していない。

 「汚鬼魔啖」に対抗するべくレディース「狭餓魅闇(さがみやん)」を連れてきたり、「神の啓示」といってつぼに「偉異覇羅(いけはら)」や「池原七里」と書いたりする者もいたが、「愚乱努バスター」権限にはかなわない。健闘虚しくつぼらーずは全滅した。

 「汚鬼魔啖」にさらわれたつぼらーずのマスコットである少女シュシュを独自に助けようと拠点に潜り込んだ者達もいた。その前に現れた巨大なマッチョは、その服装がシュシュと同じであった。本人の語るところによると、緑色のハガキで「十三秘拳士」にクラスチェンジしたそうだ。シュシュは今まで自分に好き勝手やってきた者をことごとく粉砕する。その中にはフクミミもいたのだが、あっさりと潰された。

 タスケンを荒らす暴走族二つを壊滅させたシュシュは英雄扱いされることになる。そして勧誘に応じたシュシュは神に仕える巫女になった。


☆今回の登場シーン:抜粋☆

 アジェム・ライアンズがシュシュに近付いた。
「ひとまず決着はついたニャ。シュシュ、あなた、神に仕えてみないツボか? つぼらーずとつきあっても、いいことなかったニャ? これから年末年始に向けて、臨時雇いの巫女も募集中ツボ」
 マッチョシュシュがゴゴゴゴという効果音とともに振り返る。
「わしに巫女を……ぬ……ぬぬぬぬ……グハアアアッ!」
 シュシュは意味不明な気合いとともにエプロンをゴバァッと投げ捨てると、アジェムの持っていた萌え萌え巫女さんの衣装を着た。筋肉隆々のゴツくて巨大な萌え萌え巫女さんの誕生だ。


 言葉の遊びを要約にしようと思うと難しい…。ストーリーはあってなきがごとし。進行に関係ない遊びを省略しちゃうと思いっきり短いし。

2001,12,01
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