ドミンゴのブログ 2008年 就職活動を終えて


   ドミンゴの就職活動についてつづったブログ!

   貴重な体験や挫折や苦悩をブログに残していく.


 

僕は、2009年度新卒採用の就職活動をしてきた。その活動の中で何を学び、自分がどのように成長できたかをこのページにまとめてみた。

一言で言うと、自分という人間を見直し、挫折もし、それでも自分の生き方、歩んできた道のりに自信を持ち突っ走った就職活動だったと思う。

このページは、就職活動を通して体験したことを生涯忘れないように心に色あせずに留めておきたいと思い作成した。もし、就職活動で悩んで自分自身に自信をなくした方がこのページを読んで、少しでも元気が出たとしたら、これ以上うれしいことはない。



インターンシップに応募し、あえなく撃沈 (> <)


まず、就職活動のはじめはインターンシップの応募だった。

前々から、自動車関係の仕事に興味があり、自動車メーカーのインターンシップに行きたいと思っていた。そして、応募方法が載っていたので、T社に応募した。

書類選考が通り、面接を受けることになった。面接は集団面接だった。一人、15分程度だった。自分の番が来て、緊張したけど、しっかりと受け答えができたと思う。

しかし、面接時間の多くが研究についての質問だった。受け答えはできていたと思うが、研究の内容が自分の応募した「電子技術」と全く違っていた。

他の受験者は研究内容が「姿勢制御」や「アンテナの小型化」だったので、ここで初めて自分のバックグラウンドと応募した部署とのマッチがよくないことに初めて気づいた。

結果は、落選この経験から、自分が応募する部署についてしっかりと調べ、逆算式に求められている人材とはどういう人物か認識する必要があったことを痛感した。

正直に言うと、他の応募者と面接の帰り道にいろいろ話した。その中で自分は他の受験者よりTOEICの点数は高かったので、有利かな?と思ったが、完全に甘かった。

普通程度に自尊心はあるから、やはりへこんだ。だけど、へこんでもしょうがないので、この経験で学んだことを次にしっかりと生かせるように反省した。


各種、合同企業ガイダンスに参加


10月からリクナビなどがスタートし、リクナビ、日経ナビ、マイナビなどの就職活動支援サイトに登録した。

そして、東京ビックサイトであった合同企業ガイダンスに10月後半ぐらいだったと思うが、初めて参加した。理工系対象のガイダンスだった。就職は、自分はコンピューターや車などの機械が好きだし、ものづくりが出来る企業にしようと考えていた。その中でも特に、自動車メーカーに惹かれていた。

合同企業ガイダンスに参加したのは、いろいろな企業を知るため。大企業の名前は自然と耳に入ってくるが、中小企業はほとんど知らなかった。この時点では、幅広く視野を広げていろいろな企業を見ておく必要があると感じていた。

何度か合同企業ガイダンスに参加した。自分なりに合同企業ガイダンスのいい点と悪い点をまとめてみると、

いい点は、多くの企業を知るいい機会であること。特に、企業の人と実際に1対1で話すことができるし、疑問点をどんどん聞けることは非常によかった。あと、その企業で働く社員の方の雰囲気、情熱を感じることができるので、いい判断材料になる。まあ、いい人を選んで連れてきていると思うので、その人で判断するのは危険かもしれない。あくまで、参考に。

悪い点は、いい点で述べたように自分からどんどん積極的に質問して情報集めていかないと、インターネットや就職本程度の情報しか入ってこないこと。これは、企業が限られた時間で多くの人に自分たちの企業を知ってもらおうとしているために、表面的な情報しか提供できないから。あくまで、この時点では自分たちの企業を知ってもらうことが目的。

さらにその企業について知りたかったら、それぞれの企業が個別に開催している企業ガイダンスに参加する必要がある。なので、合同企業ガイダンスはある程度興味がある企業が固まってきたら、時間の無駄になるので何回も行くのはやめた方がいい。


各種、個別企業ガイダンスに参加


僕が個別企業ガイダンスに参加したのは、「イビデン」「ローム」「スバル」「日産」「ホンダ」「トヨタ」の六社。イビデンとロームは合同企業ガイダンスがきっかけで知った企業。どちらかというと電気電子系の学科を卒業した学生が行くところみたいだが、やっていることがおもしろそうだったので参加した。

合同企業説明会とは違い、詳しい情報が手に入る。一番いいのは、その会社の社員の方といろいろ話ができること。説明会がきっかけで個人的にいろいろアドバイスをくださった方もいらっしゃった。

重要なのは、積極性。「質問があれば」と聞かれたら、一番に手を挙げてどんどん質問する。説明に来ている社員の方もやはり質問がなければかなり寂しいし、説明がわかってもらえなかったようで悲しいだろう。どんなことでもいいんで質問する。

あと、質問をするときは、説明をしてくださった方の名前を覚えておいて、「○○さんは。。。」というように名前を出して説明するよう心掛けた方がいい。相手が少なからず自分に親近感を感じて、丁寧に答えてくれるようになる。

質問をすることは少し勇気がいるが、何度もしていると慣れてくる。質問を通して社員の方と話をするのに慣れると、後で気づいたが面接が非常に楽。というか、面接は「人を見られる、探られる」という負のイメージがなくなり、お互い(自分は会社を、相手は自分を)を知るためのとてもいい機会と思えるようなってくる。

就職活動を終えて思ったのは、自分は書類選考で落ちたりしたが、面接はインターンシップのときを除いて落ちていない。これは、自然に会社の人とコミュニケーションがとれるようになっていたためかなと思った。


各種企業にエントリー


ついに、就職活動も大詰め。本命、滑り止めなど考えて、それぞれの企業にエントリーする。どこにエントリーしたかは、申し訳ないけどネットでは明かせない。だけど、前に挙げた会社であることに間違いはない。

いくつかの会社には、書類選考の時点で落とされてしまった。これで感じたことは、当たり前のことだが、本当に行きたい会社でなくてもエントリーシートを出すのは、なるべく早いほうがいいということ。ギリギリに出した大企業には、あっさり切られた。

大企業からすれば、希望者は山ほどいるし、その中であまり入社希望や入社する情熱がないやつに時間をかける必要はない。これは、心に留めておくべし。てか、最低限のマナーだったかもしれない。自分は、何回かマナー違反をしてしまった。そのツケが落選。人生甘くない。


Webテスト、面接


エントリーしたら、大企業だったら間違いなくWebテストがある。玉手箱とかいうテストだから、しっかり対策しておくべし。ちなみに、僕は、オンラインのテスト対策サイトに1年契約し、対策した。1年で5000円。少し高いかもしれないが、まあ人生が結構かかってるんで投資はおしまない。

あと、SPIがある会社用に対策本を1冊やった。自分でどうにかできることには絶対に手を抜かない。「自分でどうにもならないことを心配するなら、今出来る事をやれ!」というのが、僕のモットー。

面接は、「みんなの就職活動日記」とかに昨年どんな質問をされてたかが出ているので参考にするといい。大体決まっているので、どんなことを話すかを決めておくことは最低限しておこう。あと、特殊な質問が来たら、そのときは素直に率直な意見を言う。就活を終えて気づいたが、普段いろんなことを友達と話すが、その経験は以外にこういう面接で生きてくると感じた。政治や経済や事件について色々友達と議論することをオススメする。

面接本番は、やってやるという感じでわくわくして取り組んだ。自分は緊張するたちだが、とにかく変に舞い上がらずに、平常心でやるぞ!という感じで取り組んだ。あと、もし集団面接なら、相手が質問に対してどう答えたかをしっかり聞いていて、それをうまく利用したり、話の流れをよくするように質問に答えると、自然に打ち解けた雰囲気になり、みんな合格!となると思う。合格は、大きいところはWeb上などで通知が来るが、最終面接があったその日に電話があったところもあった。

個人面接のときは、いやでも身なりから話し方、態度など全てを見られる。一番長い個人面接で30分だった。面接の内容としては大きく分けて2つ。最初はその人の人格や性格を見抜く質問が来る。また、そういった質問に論理的に的確に答えられるかもみられる。僕は、大学で行われる駅伝大会で委員を務め、またチームの第一区やアンカーで走って2回の優勝、1回の準優勝を達成したりしてきたので、その経験でアピールできることや、アルバイトで学んだことを述べたりした。

次に、僕は大学院までいっているので、研究について聞かれた。どういう手順で研究を進めているか、自分はグループの中でどういった役割を担っているか。今やっている研究が仕事にどう生かせると思うか。現時点の目標。その目標を達成するためにどういう手段をとろうと考えているか。非常にたくさん質問が来たが、頭をフル回転させ、迅速にまた適切に答えた。。。と思う。

最終的に、GW明けに最終面接があり、面接2日後に合格をいただいた。


就職活動で何が大切か


1つは、「挫折にくじけず、自分を信じること」。これまで自分が選んできた道、選択に自信をもち、自分を信じて就職活動をしていくこと。

就職活動をしているうちに、内定をたくさんもらっている友達がどうしてもうらやましく、自分のふがいなさに嫌になるときがくる。そんなときは、その人のマネをしたくなるもの。

だけど、ここで気をつけることは、自分に足りないところで自分が気をつければ直せたりすること、また、就職活動へのモチベーションをもらうことは非常に有益。

だが、絶対に全て(勝気な態度や口の上手さ)をまねようとしてもそれは無理。だって、その人の今を形作っているのは、それまでの経験だから、簡単にはまねできない。あと、どういう質問が来たらどう答えたかを色々聞くのは参考になるけど、それはあくまでその人の答え。自分には自分の答えがあることを忘れてはいけない。

自分が歩んできた道がどんなことであれ、それを受け入れ、自分の経験や意見について自信を持って話し、伝えることが本当に大切だと感じた。

2つ目は「周りの人と助け合い、協力すること」。就職活動というと、自分一人で動くイメージがあると思うが、確かに人と行きたい業種が同じことは少ないし、一人で積極的に行動することは大切。僕がいいたいのは、エントリーシートなどを先輩、友達や先生に見てもらったり、面接練習をしてもらったりすることの大切さ。自分の特技や性格について語った文章は正直友達であっても堂々と見せたくないもの。だけど、どんどん見せ合ってそれぞれのエントリーシートをよりよいものにしていくことは非常に大切だと思う。そんななかでお互いの夢や将来の考えを友達と会話する経験こそが面接でも生きてくると思う。

僕は、就職活動を通して非常に多くの方にお世話になった。ある企業に自分がエントリーシートで落とされてしまったときも、その企業で働くOBの方に非常に励ましていただいた。だからこそ、自分は自信を取り戻せて就職活動を乗り切ることができた。その方には非常に感謝している。

最後に、
まだまだここに書けないいろいろなことがあったけど、また時間があったら追記していこうと思う。

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