26日
12月は年末だけあって部長報告、忘年会(一発芸)などなど忙しかった。
25日までの仕事を終え、ついに冬休み!グアム旅行へ行ってきた。
26−29の3泊4日の観光旅行。日本は冬、グアムは夏!セントレアから一気に常夏の島へ飛んだ。

※左から、「飛行機から見える雲」 「飛行機から見えたグアム島」 「ヒルトンホテルロビー」
空港に着いたら、ヒルトンホテルまでタクって荷物を置いてグアムの中心地タモン散策に出かけた。
※グアム島全図
タモンの詳しい地図はこちら。
免税店のDFSギャラリアまでは片道フリータクシー。賢く使えるものは使って、タモンの中心街へ散策へ行った。
DFSギャラリアは有名ブランド店が数多く入っているタモン最大級の免税店。知らないブランドはない。
ショッピングスペースは東京ドームのフィールドより広い。まあ、軽くウィンドウショッピングした。
時間もすでに4時を過ぎていたから、少し歩いてマイクロネシアモールへ行った。
マイクロネシアモールは、有名ブランドから、カジュアル、スポーツ、日用品まで幅広く商品が揃うグアム最大のショッピングセンター。だからぜひショッピングしたかったんだけど、実は行ったのは"恋人岬
Two Lovers point"に行くため。
だけど行ってみたら最終バスがすでに出ちゃった後だったからタクシーを拾った。
実はこのタクシーのおっちゃんがくせもんだったんだけど、、、まあそれはいいとして。
"恋人岬 Two Lovers point"は、チャモロ人カップルが結婚を反対され、互いの髪を結び、身を投じたと伝えられる岬。
これを聞くと少し悲しい気持ちになるけど、海抜120メートルの展望台から観る景色は格別!タモン湾が一望できる。 ちなみに、入場料は$3。

左から、「恋人岬の展望台」 「恋人岬から見る夕焼け」 「恋人岬から望むタモン湾」
行った時はちょうど夕焼けがきれいだった。日が暮れかけて夜景が少し見れたのもよかった(^^)v
恋人岬を楽しんだ後は、お腹も空いてたから夕飯を食べに店に行こうとしたら、、、タクシーのおっちゃんがやたらどこかの店を勧めてくる。行こうと決めていたお店は高いからこっちがいいとかなんとか、、、
男だけだったらよかったけど、安全をとって行こうと決めていたところに行ってもらった。タクシーのおっちゃんを納得させるのがめんどかった(><)
夕飯を食べたお店は"タモンベイロブスター&グリル"というところ。一人$25ぐらいで少し高めだったけど、おいしかった。テーブルは店内か外かで選べるのがいい。
店員もやさしくて英語の会話も少し楽しめた。生演奏もあってお酒もはいり、ゆったりして気持ちよかった。
ちなみに店員さんのお勧めのミドリ・サワーはメロン・サワーのような感じですごく甘かった。

左から、「店の感じ」 「生演奏」
そのあとは、近くの水族館"海底ラウンジ (アンダーウォーターワールド)"へ行った。
1ドリンクつきで$30。結構高いなと思っていたけど、入ってみたらそれだけの価値があると驚いた!
※海底ラウンジ

左から、「水中サンタ」 「クラゲ」 「ふぐ」
今まで行った事のないタイプの水族館で、海底を歩いているかのように感じる水族館。
トンネル状になった空間の中を歩いていくと周りにサメやエイなどが近づいてくる。
緑、黄、青、赤にライトアップされていてとってもムードがある。そんな中で魚を眺めてるだけでも癒された。
また、そこで飲むカクテルの味はまた格別だった。いろいろなカクテルがあって選ぶ楽しさもある。僕はトロピカル・チリを頼んだ。これも甘かったけどフルーツの味が効いていておいしかった。
少ししたらクリスマスの時期だったから水中サンタが現れた。泡でいろんな芸を見せてくれて楽しかった。
2時間近くいたけど全然飽きなかった。この水族館はグアムへ行かれたときはお勧めのスポット!
そんなこんなで歩いて飲んで、食べて、飲んでの一日目だったけど、まったりしていて楽しかった。
次の日はマリンスポーツの予定だったからあんまり夜遅くならないように日が日が変わったぐらいに眠りについた。
今日の午前中は極寒の日本、午後は常夏のグアムと、体には気を使わないとね(^^)
27日
27日は、朝から夕方までマリンスポーツ三昧に一日。
グアムにはいろいろなスポットがあるから迷ったけど、ジェットスキー、パラセイリング、ビーチ、ウォータースライダーが一緒に楽しめるオンワード・ウォーターパークに行った。
入場券についても、上に書いたものが全部できて$90。ちなみに、タオルも$5で借りれて、最後に返せば全額返ってくる。
あと、$90にはホテルからの往復のタクシー代が含まれています!

左から、「オンワード・ウォーターリゾートの受付」 「プール」
水着に着替えた後はカメラを持っていかなかったから写真はないのが少し残念だけど。天気もすごく良くて本当に楽しかった。
一個一個簡単に紹介すると、
<ウォータースライダーの"マンタ">
見た目はそんなにでかくないかなと思っていたけど、上にあがってみると結構高い!
2人乗りからのビーチボートに乗って急降下していくけど、やっぱり最初に落ちるのが結構恐い!
スタッフのおにいちゃんがケツをなるべく前に出せと言ったから言われるがままにケツを前にだしていたら、、、最初に落ちるときに空中に一瞬浮く感じになってめちゃめちゃ恐かった。
だけど、やみつきになって2回やっちゃったけど(^^)
<パラセイリング>
ビーチから少し車で移動して、ボートで少し沖に出て楽しんだ。
天気はすごい快晴でパラセイリングで空中にあがったときはめちゃめちゃ見晴らしが良かった。
ボートに乗って海上を高速で飛ばすと、風とか波しぶきを浴びてとても気持ちが良かった。
あと、ボートのドライバー含め黒人3人がボートに同乗していたんだけど、結構話し好きでおもしろかった。
みんな陽気なとこがいい。俺は"You are a lier!(お前は嘘つきだ〜!)"とか言われまくったけど(^^)
最後は握手して別れた。ローカルとのふれあいも旅の醍醐味だな〜やっぱり(^^)
<ジェットスキー>
最初に運転しての感想は、結構アクセルワークが難しい。ピーキーで途中から一気に速度が出る感じ。
波をもろにひろうからなかなか速度がでないとまっすぐに進まない。
だけど、速度がでると一気に進むし、風がとても気持ちよかった(^^)
一言付け加えると、彼女を前に乗せて、後ろから手を回して両手をとって、操作を教える感じで走ると、、、かなり心にぐっとくると思います!?最高の思い出になること間違いなし!
<カヌー(2人乗り)>
二人で息が合うとゆっくりいい感じの速度で進む。
昼間は海面の照返しがものすごく強いので、夕方まったりしながら乗ると日差しもそこまで強くなくていいと思う。
そんなこんなでプールを楽しんだ後は、少し歩いてシェラトンホテルのレストラン"La Cascata ラ・カスカッタ"で夕食を食べた。
このレストランがまた結構雰囲気良くて、料理もおいしかった。バイキング方式でいろいろな食べ物があった。
てんぷらや鉄板焼きなど日本人向けの料理もあるし、あといろいろなスイーツ(フルーツ、ケーキ、ハーゲンダッツ etc)もあって本当にお腹いっぱいになるまで食べた。
自分としては、下味がしっかりついたBBQリブと、久しぶりに食べたうどんがおいしかった。
28日
28日は、前日にマリンスポーツを一日楽しんだ後だから筋肉痛になってると予想してグアム島一周の旅をいれた。
グアム島のみどころを効率よく巡るにはちょうどよかった。料金は、昼食込みで$75。
ツアーとしては、上に載せたグアム島全図でホテルのあるタモンから、反時計回りにぐるっと島を一周するツアー。
行った先を簡単にあげると、
・アサン湾展望台

アサン湾は、1944年アメリカ軍が上陸し、激しい戦闘があった場所。
・国立太平洋戦争歴史公園・博物館

左の写真: 太平洋戦争歴史博物館
右の写真: 2人乗り潜水艦
(旧日本軍が1934年〜1945年までの間に約2,000隻製造した。ただ、戦果は1隻の米戦艦を撃沈したにすぎなかった。)
※グアムの戦史はこちら
<上のサイトからの情報を抜粋>によると、
・グアム島は1941年の暮れから約2年半の間は日本が占領していたが、サイパンの日本軍が米軍に玉砕された後、米軍の激しい攻撃にあい、陥落した。
・米軍のグアム島攻略作戦では、600隻の艦船、2000機の航空機、30万の兵力が動員された。うち、上陸部隊は5万5000人。
・米軍のグアム島上陸準備のための砲爆撃は、サイパンよりも遥かに激烈であった。
上陸までの15日間に延べ7500機の航空機から約7000トンの爆弾が投下され、昭和湾(アガット)、見晴岬(アサン)、明石湾(アガニャ)の防御陣地を粉砕し、3つの飛行場を襲い、日本軍の航空機はすべて無くなった。
連日撃込まれた艦砲射撃による砲弾は2万8千発にものぼり、町は全焼し地形や植生までもが変わった。
・ガーン・ポイント

ガーン・ポイントは、日本軍とアメリカ軍の間で大激戦となった場所。
左の写真: 短20センチ砲
中央の写真: 九六式25ミリ機銃(海軍の艦載用対空機銃)
右の写真: 日本、アメリカ合衆国、グアムの国旗
ひっそりと静かにたたずむ公園からは、ここが壮絶な戦場だったことを想像することは難しかった。
ただ、波がうちあげる音を聞いていると、訪れた多くの人がこの地にこめた平和への願いが心に響いてくるような気がした。
以前「プライベート・ライアン」という映画を観たことがあったが、映画の始まりはビーチでの激しい銃撃戦だった。美しいはずのビーチが多くの血で染まっていた。実際を想像するとぞっとしたことを思い出した。
景色がよく、誰からも愛されるグアム島の美しいビーチ、このビーチが平和の象徴としてこれからもずっと続くことを祈らずにはいられなかった。
・タリファク橋(スペイン古橋)

タリイファク橋は、ウマタック村と首都ハガニアを結ぶ道として造られたもの。スペイン時代の貴重な文化遺産。
※グアム島は、1565年から333年もの間にスペインの統治領だった。詳しくはこちら
・セッティ湾展望台

周辺はチャモロ発祥の地として知られ、古代噴火時代に誕生した枕状溶岩の双子のような黒い岩などが見れる。
・ウマタック湾

ウマタックは、探検家、マゼランが初めてグアムに上陸した地。公園内にはマゼラン記念碑もある。
・ソレダット砦 (上の3つのなかで一番右の写真で遠くに見える山にある砦)

ソレダッド砦は、交易港として発展していたウマタック村や交易船を海賊から守るため築かれ活躍していた。
ここから眺めるウマタック集落や、穏やかな入江の眺めは素晴らしく、夕日の美しさはグアム1.2を争うといわれている。

グアム島に30年住んでいるというおじさんと、そのおじさんが果物を売っている小屋と、ツアーガイドのマイク
おっちゃんがくれたスターフルーツは甘くておいしかった(^^)
・イナラハン天然プール

海水が溶岩でせき止められてできた天然のプール。飛び込み台があるので、子供たちの絶好の遊び場として親しまれている。
・イナラハン・チャモロ文化村


イナラハン・チャモロ村は、1900年代初頭のチャモロ文化を再現した観光スポット。
伝統的なかやぶき屋根小屋の再現や、伝統工芸、料理、手工芸品作り、昔ながらの漁の実演を見ることが出来る。
村に着いてすぐに気持ちよくおじさんが僕らを迎えてくれて、いきなり少年がヤシの木に登り、ココナッツを落としてくれた(1段目右の写真)。ココナッツは、外の皮が厚くてそれをとるととても小さくなる。ちなみに、チャモロ人の方の皮の剥き方はすごい豪快でした(゜○゜)!
とったココナッツで何をするかと思ったら、まずは、その果汁を味わって、そのあとはいきなり実を削りだした(2段目左の写真)。
手にとって食べてみると、パサパサしていて噛むとココナッツ独特の味がする。手でぎゅっと実を握ると、ココナッツミルクがじわっと手からこぼれ落ちた。他にも、ココナッツからすごい香り豊かなココナッツオイルを作ったりしているようだ。ココナッツから様々なものを作り出すチャモロ人の技術に感心した。
他にも、海の水を火にかけて水気を飛ばして天然塩を作っていた。手にとって舐めてみるとミネラルが多く含まれているのかすごい深みのあるしょっぱさだった。
あとは、バナナの皮で縄を作っているということで体験させてもらえた(2段目右の写真)。僕が持っているのが鹿の角でその各部に3本の細い縄を通して片側からそれら3本の縄をぐるぐる回していくとうまく3本が編みこまれて縄ができた。引っ張ってみたけど、なかなか固そうで綱引きの縄みたいだった。
チャモロの人々の生活は全て自然のものをとって自給自足していたことを痛感した。改めて文明の利器に囲まれている今の自分を再認識させられた。
・タロフォフォの滝・横井ケーブ


ツアーの午前中最後の場所のタロフォフォ。ここには、タロフォフォ川の支流にある3段の滝で有名なタロフォフォの滝と滝の近くにあった横井ケーブのレプリカがある。
タロフォフォの滝は、富士山の近くにある白糸の滝のように水が白い糸にようにきれいだった。(2段目左から1,2,3段)
そして、日本人の横井さんが28年間洞穴生活をしていた横井ケーブ。28年間だよ28年間。絶対無理でしょ!しかも一人で…想像もできないよ…他の仲間が食中毒でバタバタと亡くなっていくなか生き続けた生命力には本当に感服する。
タロフォフォの後はゴルフクラブで日本食を食べた。その後に、太平洋戦没者慰霊公苑に寄って、雨が結構降ってきたのもあって空軍の戦闘機が飛んでいるのは見えなかったのでホテルに戻ってツアー終了。
夜の夕飯は、ヒルトンホテルのトロピクスBBQディナーショーを楽しんだ。
バイキング方式で食べ物は前日のラ・カスカッタほどではなかったけど、ショーが凄かった!


ショーは2時間近くあってとても長かった!ただ、役者の人たちが衣装や音楽をかえて間髪いれずにどんどん登場するから全然飽きなかった。
席も舞台のすぐ近くでとてもよく見えたし、そのおかげか途中ステージに誘われて、おねえさんといっしょに腰を振って踊った(^^)若干恥ずかしかったけど、ビールの力を借りて思いっきり腰を振った(笑)
おねえさんもたぶん一番かわいい人が誘ってくれて運がよかったかな。いい思い出になった。
29日(最終日)
午後16:40の便でセントレアに戻らなくちゃいけないから、最後にショッピングをした。DFSギャラリア周辺とマイクロネシアモールへ行った。

特にマイクロネシアは物凄く大きい(右の写真)!いろんな店があっておもしろかった。Tシャツとかキーホルダーとか、実家へのお土産なんかを買った(^^)
あっという間に時間になって、ホテルに一度荷物を取りにいって、そのままタクシーで空港へ向かった。

タクシーのおっちゃんが楽しい人で会話もはずんだ(^^)そういえば、最後におっちゃんトランクカバーに頭ぶつけてたな。大丈夫かな?
なんか名残惜しい感じだけど、とても楽しかったグアム旅行だった。
やっぱり日本国内の旅行もいいけど、海外も違う発見や体験ができて楽しい!
See you GUAM !!!
タモン湾
あっ、ここには載せてないけどナイト・スポットなんかもお金はちょっとかかるけど楽しかったんで、
グアムへ行った際はぜひどうぞ !!!
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