ドミンゴのブログ 2011年3月
2010年3月のドミンゴの日々のできごとをつづったブログ!大切な思い出をブログに残していく. |
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2011年3月
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2011/03/11 (金) |
半年ぶりぐらいに日記の再開になります。それも何かを書かずにはいられないできごとが11日に起きたから。
午後2時46分発生の三陸沖を震源とするM8・8の地震が起きた。この地震が発生してから約150秒後に最初の震源より南の福島県沖を震源とする地震があ り、続けてさらに南の茨城県沖を震源とする地震があった。
この間は約6分で、三つの地震の震源域は南北500キロ、東西200キロ程度に達すると考えられてい る。
地震の規模を表すマグニチュードは3つの地震を合わせてM9.0。暫定値M8.8の2倍になる。震度は7(激震)である。
(マグニチュードは地震のエネルギーの対数と線形関係にあり、マグニチュードが2増えるとエネルギーは1000倍になる。)
テレビでは死者・行方不明者・負傷者の数が日々増え続け、誰もが被害の規模が全くつかめない。
地震により、2次災害ともいえる原発の爆発。この記事を書いている14日時点ではまだ炉心溶解による原子炉の崩壊までは起きていない。
さらには、津波による被害。多くの沿岸部の町が数時間のうちに瓦礫の山となってしまった。
家族をなくして泣き叫ぶ人、呆然と地面や流されている家々を眺める人、そこに希望という言葉はなかった。
あるのはただただ自然の驚異・恐ろしさ、そして人間の弱さだけ。祖先から何百年・何十年と守ってきた土地・建物が一蹴にして濁流にのまれた。
それでも家族が生き延び、生きていることを喜ぶ人。そこにはわずかながら希望がみえた。普段の生活では感じられない「生」への感謝がみえた。
ただ、なかには自分だけ助かり、家族も家も土地も全てを失った人も大勢いると思う。
その方にはどう言葉をかければいいかまったくわからない。憤りをあたる相手もいず、支給品が手もとに届けられてもそれすらものどを通らないだろう。
地震を含めた災害の恐ろしさ、それが自分にもいつ起こってもおかしくないことを思うと、恐くて仕方ない。
僕の静岡の実家の近くにも原発がある。
小さい頃から東海地震がいつやってきてもおかしくないと耳にたこができるほど聞かされてきた。
もしテレビで見る映像が自分の実家だったとしたら・・・恐ろしくて考えるのもイヤになる。
地震の対策はできているかといえば、できていない。
家も木造で、震度3の地震が昔あったとき結構揺れた。
震度7が来たら・・・考えたくないシナリオが頭をよぎる。
何か一つでももしものときのために対策をしておこうと思う。
無駄になるかもしれないが、やっておかずにはいられない。
まだ今後どんどん被害は大きくなるだろう。
自分に何ができるか、この前豊田市の国際交流協会でのサークル活動に行ったとき、被災地の外国人のためにも日本語の文書の翻訳を頼まれた。
登録をしてきたから、これから力になれることがあったらやっていきたい。
復興を通して、被災地の外国人が孤立しないようになるべく力になりたい。
→ コメントはこちらへ
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2011/03/16 (水) |
16日になっても一向に地震からはじまる災害の被害の全容がまだ見えない状態が続く。
福島第一原子力発電所の2号機の燃料棒が推移が下がり、完全に露出した。
それにより、炉心溶融の可能性が非常に高まり、炉内の圧力は設計上の上限に迫り、最後の手段として、放射線物質が含まれた水蒸気を外に放出する対策をとった。
原子炉は内側から圧力容器、格納容器、原子炉建屋により守られているが、水素爆発で1,3号機の原子炉建屋が吹き飛び、もし圧力容器や格納容器が壊れるとチェルノブイリに匹敵する大事故になる。今後一体事態は収束するのかまったく想像もつかない。
15日夜にも静岡県東部で震度6弱の地震があり、実家の近くにも浜岡原発があるから、非常に心配。
今後地震発生が南下しながら起きてるのもあって、愛知県近くでも起きるのではと恐ろしく思う。
死者3100人、安否不明者1万5千人と今日の新聞に出てはいるが、いったいどこまでこの数字が増えるのかは誰もわからない。
近所のスーパーやイオンではティッシュやトイレット・ペーパーが買い占めされ、なくなっている。ガソリン価格も150円/L近くまで来ている。
株価も乱高下している。
日本が今後どうなるのか、まったくわからない。会社の工場も今週月曜から来週火曜までの稼動停止、これにより7日間の全工場での生産中止。
もしかしたらまだ延びるかもしれない。
東日本大震災の影響で20数社の部品メーカーが壊滅的打撃を受け、部品供給のサプライチェーンがとだえている。現在、各自動車会社は各部品メーカーの部品が車のどこに使われているのか、他仕入先があるのかを検討していると思う。
事態は今後どうなるのか、まったく読めない状態だ。 → コメントはこちらへ
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