スパークプラグは燃料と空気を混ぜた混合気に着火させる役目をしている。
火がつかなきゃエンジンは動かないから、とても重要な部品。
大切な部品だけど、使われる環境は非常にシビア!
なんせエンジンは、1分に数千回転するわけだから、同じ数だけ火をつけなきゃいけない。
しかも、燃焼室内は瞬間的に最高で2000℃を超える温度になる。
プラグ自体も常時数百度になっている。
上を読んでもわかるように、明らかにプラグは消耗してくる。だからこそ定期的に交換する必要がある。
一般プラグの交換推奨時期は、4輪乗用車だと、15,000 〜 20,000 km が目安。
初期のヴィッツRS(NCP13)のスパークプラグはNGK(日本特殊陶業製)のプラグ。
NGKグリーンプラグ BKR5EYA−11 Y16
標準価格 546円(税込)/本
スパークプラグのメーカーとしては、トヨタ車だと上の純正プラグのメーカーである
NGK(日本特殊陶業製)とデンソーが主なメーカー。
今回新しくつけるのは、デンソーのイリジウムタフにした。
通称"イリジウムプラグ"といわれているもの。
通常のスパークプラグは中心電極がニッケルという金属でできているけど、イリジウムプラグはその名前のとおり中心電極がイリジウムという金属でできている。
イリジウムはニッケルに比べ強度、硬度、融点は高いという非常に耐久性に優れた金属で、中心電極を細くすることができる。
電極が細いと何がいいかというと、簡単に言うと燃料と空気の混合気に着火しやすくなる。
特に、エンジンが高回転で回っているときに着火しにくくなるけど、そんなときでも確実に着火できるという利点がある。さらに詳しくはこちら
ちなみに、イリジウムタフはなんと、中心電極が0.4mm!!!
これは数あるプラグの中でも最も細い。デンソーの高い技術がうかがえる。

といった理由で、ちょっと高いが、イリジウムタフをオンラインショップで1個 986円で購入した。
ちなみに、4気筒エンジンだから4個で 3944円だった。
前は自分で交換したけど、今回は車検といっしょにディーラーにやってもらった。
(交換時の走行距離は、約95000km)
純正と比べると2倍近いけど、このイリジウムタフは10万kmぐらいまでもつらしいから長持ちする分高いと考えればいいかな(^ ^)
交換後の感想としては、交換前もチャンピオンのイリジウムプラグだったから劇的な変化はなかったけど、エンジンがかかりやすくなったかな。
最初にイリジウムにしたときはアクセルに対しての加速がよくなって換えてよかったなと感じたのを覚えてる。ATはアクセルのみで車の加速を操作するから、プラグ交換でアクセルに敏感に反応するようになっていい。
イリジウムプラグへの交換は結構手軽にできるからオススメです! |