テレビ会議システムを使った学習

  6年国語科「ヒロシマのうた」の共同学習(平成11年9月22日)


 9月22日から津具小学校の6年生といっしょに国語の授業をテレビ会議で進めています。子供たち同様、担任自身も大好きな作家、今西佑行先生の「ヒロシマの歌」です。今西先生は4年生の時にやった「一つの花」の作者でもあり、作者自身の戦争体験をもとにした作品は、戦争の悲しい一面とその中でも人々が人間らしく生きようとした思いが描かれています。









 今回、初めてテレビ会議システムを使って単元全体を学習していくことになりました。第一回目の授業では、津具小学校の子供たちとともに、第1次感想を述べ合うことができました。東広瀬の6年生も大変よい感想を持っており、その読み取り能力の高さを実感しました。特に、ふだん国語はあまり好きじゃないといっている考史君の「どうして歌がどこにも載っていないのに、『ヒロシマのうた』っていうんだろう」という意見が印象的でした。考史君と直也君が今後その答を見つけるよう、粘り強く読み取り、考えてくれることを楽しみにしています。また、6年生の総合的な学習「いしがせ学習」では、1学期から戦争について考えてきています。昭和20年8月14〜16日におじいさん・おばあさんがどのように過ごされたかをまだまだ追いつづけていきたいと思っています。