不調というわけではありませんが、これを換えれば充電系が全て新品になるので充電電圧を制御するレギュレーターの交換をします。
タンク下にある赤い箱が純正のレギュレーターです。新車時のものですから1989年製?
タンクの脱着はセルモーター編を見てください。
交換前1000回転で
約12V。車載のメーターですので実際の電圧は???です・・・。
1500回転で
13.8Vぐらい?針が安定せずいつも振れています。
ちゃんとレギュレートはしているので交換の必要はありませんが、長期テストのために交換します。
まず、じゃまになるイグニッションコントローラーを外さないとドライバーが入りませんので、ヒートシンクを固定しているヘキサゴンボルト2本を外します。
とりあえず横に避けときましょう。
コネクターを下に抜きます。ロックはありません。
ここにあるプラスネジ2本を外します。
ただ、狭いため
かなり短いスタビドライバーが必要です。
このドライバーは電動ドライバーのビットが差し替えで使えて便利です。
53000kmご苦労様。
おおっ!!!
西ドイツ製。
これが作られた頃はまだベルリンの壁があったのですねー。
コネクター側。
ヒートシンクらしきものが。
アメリカ製のレギュレータ。
安っぽいですが金属ケースなのでよく冷えそうです。
オークションで販売中。
14.3Vでレギュレートしますが、調整できます。ただし14.5V以上にするなという注意が。
プラスネジ2本で取り付け、コネクターを挿します。
イグニッションコントローラーを、2本のアース線を忘れないよう取り付けます。
充電系、点火系のこのへん全部新品になりました。
1000回転で
12.7Vぐらい。
2000回転で
14V近辺でレギュレート。
元々のレギュレーターがちゃんと仕事してましたのでこんなモノでしょう。

でもこれで電装系はほぼ新品。
安心を手に入れました。

追記
実際に走りだすと1500回転で充電開始し、走行中は14Vを超えたあたりでボルトメーターの指針がびしっと固定されています。針が微動だにしないのでメーターが壊れたのかと思いました。不安になってウィンカーを出すと12V<>14Vの間を往復したので一安心。レギュレーターは壊れてなかったけど新品交換の価値アリでした。
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