開校１５０周年を迎えるための、新たな出発をします！

　令和３年４月より、歴史と伝統ある北部小学校に勤めさせていただいております、校長の山北　淳です。どうぞよろしくお願いいたします。

　市内北地区の勤務としては、お隣の北中学校での経験があります。平成１４・１５年度には３年生の担任として、平成１９～２１年度には教務主任として、平成２５・２６年度には教頭として勤めさせていただいておりましたので、ご近所の皆様に私をご存じの方もおみえになるかも知れません。ただ、北部小学校は始めての勤務となります。学区のことを皆様から教えていただけたらと思っています。

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　まもなく１５０周年を迎えようとしている本校の出発点を調べてみました。

①第２大学区第９中学区第７２番小学西宮口学校分校（明治８年３月開校）→西加茂郡第９番小学福谷学校（明治１２年１０月）

②第２大学区第９中学区第１８３番小学莇生学校（明治８年１２月開校）

＜出展：新編「三好町史」本文編＞

　この２校は、明治２０年４月に合併し、尋常小学三好学校（現在の中部小学校）の莇生分校となり、一つになったそうです。

　そういうわけで、本校の出発点は明治８年（１８７５年）ということになります。　明治５年（１８７２年）に学制が発布され、全国に「これからは、日本の発展のため、教育を重視し、学校を建てて行こう」との機運が高まりましたが、この地の先人たちはそれからわずか３年で本校の基礎となる西宮口学校分校（福谷学校）と莇生学校を建てたわけです。本校は地域の強い願いで誕生した、地域に愛される学校であった、ということができるでしょう。

 

まもなく訪れる開校１５０周年記念の年に向け、これまで以上に地域に愛される学校にならねば、と感じています。

　そのため、今年の柱は、以下の二つと定め、学校の取組を始めました。

①全員参加の授業を通して、誰もが授業の主役になる。

②行事や委員会、係活動等を通して、自分が価値ある存在だと実感する。

　北部小学校の子どもたちの活躍の様子は、このホームページを中心に、さまざまな方法で保護者・地域の皆様に発信してまいります。

　この場をお借りして、皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

 

みよし市立北部小学校　第３１代校長　山北　淳