4月29日      緑化センターで行われた緑化祭りに行く
           参加園芸店にてカブト虫の幼虫5匹200円で買う
           雌雄は解らない、『オスは胸にVの模様があると言うことだが
           はっきりした事は言えない』と言っておられたが、私の貰った
           のには模様らしいものは無い。 白いモックリした格好はあま
           りにもグロテスクで気持ちが悪い、冷たくて、まん丸につくなっ
           て、コロコロ転がりそうな。 (まあいいや これがカブト虫にな
           るんなら。)
           成虫のカブト虫のオスは、その勇壮な姿に人気があるがメス
           は、今一のようだ。 ビニールのショッピング袋に半分ほどの
           腐葉土といっしょに入れてもらって帰宅した が如何飼ったら
           いいのかサッパリ解らず、ホームセンターの飼育用品売場へ
           行って、何を食べてどうして生きているのかを調べた.。

5月10日      

    相変わらず動いた様子も
    マットを食べた様子もない。
    乾燥しないょうに毎日霧
    噴きは欠かせられない

5月15日      森林組合へ椎茸のほだぎの腐った物を買いに行く。これなら
           安いから思い切り沢山使えると、思った。
           森林組合の方から、椎茸を栽培する時に使う菌床が幼虫の大
           好物で九州の方からカブト虫の業者の人が買いに来られたと
           聞かされた。毎年売れ残った菌床の山でカブト虫が沢山成虫に
           なっていたが、数年前、近くにゴミ集積場が出来てから、カラス
           が集まって来て、カラスに食べられてしまう、と悲しんでおられた

5月20日      この頃マットが目に見えて減るようになった、よく食べてるのか
           成長が楽しみ。 マットをほじって成長の様子を確認
           だいぶ大きくなったのが1っ匹見えたとたんあわててマットを被
           せてしまった。 いっもかくれているのに、突然見ちゃって、なん
           か悪いことでもしたような 意識がはたらいて。
           ああ、とっさの出来事だった。と後で、もっと全部を確認すればよ
           かったと後悔した。だからといってまた開けるようなことは出来な
           い。
6月10日      そろそろ蛹室を作る頃だから最後の床換えをした。 マットをたっ
           ぷりいれた。もうこれで羽化して出てくるまで触れない。
           孫から幼虫の様子を知らせるメールが届いていた。
7月9日       ネイチャーセンターでカブト虫学習があった。出席して幼虫を飼っ
           ていることを話す。「そろそろ成虫になります」と元気付けられた。
           雌雄1匹づつ成虫を頂いて帰る。 ホームセンターで特大のケー
           スを買う。幼虫が上手く羽化することを期待して。
7月10日      

昨日頂いてきたカブト虫のオスは角がじやまで上手くマットに潜れない、庭の落ち葉を拾って湿らせて被せた。2匹とも昼は潜っているが夜8時ごろになる出てきてゼリーに顔を突っ込んだまま食べている。朝になると2匹とも隠れて見えない。

7月12日      幼虫が孵った。オスだ!凄い力で羽ばたいている。掴むのが
           やっとで2匹のなかに移した。 孫にメールしたらあちらでも、もう
           2匹孵っていると返事があった。
7月14日      今朝また1匹孵った。今度も雄。蛹は無事だったんだと思ったら
           無性に嬉しくてルンルン気分、 食欲も旺盛
7月19日      朝オスが仰向いて死んでいた。角がつかえてひっくり返ることが
           出来なくてそのまま死んでしまったようだ。昨夜までは餌もしっかり
            食べていたのに
7月21日      オスが又死んでしまつた。マットの上でジーッとしているのでおかしい
           と思って触ってみたら死んでいた。マットの湿り具合も問題ないのに
           可哀想だった。
7月22日      今日またオスが死んだ。オスが全部死んでしまった。原因が解らない
           
7月26日      孫の夏休みが待ちどうしい。 オスがいなくなつてしまったので1匹
           分けて貰うつもりでいる。
8月1日       幼虫の飼育箱を全部ひっくり返してみる、まだ残っているはずの幼虫
           3匹はいなかった、死んでしまったのなら死骸が残っているはずなの
           にない、成虫になった時のあの力強い羽ばたきを思うと逃げてしまっ
           たらしい、逃げていて欲しい。 ハッポースチロールの箱で飼ってい
           たので蓋の網が開いていたかもしれない。
8月10日      駒ヶ根で孫達と落合ってキャンプをする。来る時カブト虫を1匹持って
           来てと頼んでおいたけれど。 学校のクラスで飼っている亀を夏休み
           中預かることにしたからと、大きな入れ物に入れて連れて来た。
           カブト虫・鈴虫・ハムスターは友達に預けて来たけれど、亀は人に預
           けられない、そのため荷物が多くなって持って来れなかったと、申し
           わけなさそうに言った。学校の仕事ちゃんと責任を持って出来る様
           に成長出来た2年生をほめたかった。
           暗くなるのを待って、くぬぎ、とち、こならの木の区別もつかないまま
           森の中を懐中電灯で探しまわった。「腐った気の根元や幹の穴、樹
           液のでてるとこなんか見落とすな」と孫の指揮で5人が1時間半ばか
           探しまくっても1匹も見つけられず、疲れ果ててバンガローに帰った。
           お父さんと孫は「もう一度行くぞ」と又すぐ出掛ける、この婆も続いた。
           散々探しても見付けられず、半分諦めて街灯のある道路まで出た時
           「いた!」お父さんが雄を1匹みつけた。次の街灯で孫が又雄を1匹
           みつけた。灯りを慕ってきたのだろう。 孫の根性と責任感を知った
           嬉しい1日だった。
           

8月11日     昨日捕らえたカブト虫を帰って早速メスといっしょにした。一旦はマット
           に潜り込んだがしばらくしてメスといっしょに餌の中に顔を突っ込んで
          食べた。夜中の2時頃になってもジーッと食べている様子
8月15日      5年生の孫娘と100円売り場へポリの入れ物と被せるざるを見に行く。
          カブト虫が増えたら飼育ケースを沢山買うのも大変だから、代用にな
          ればとさがした。孫はカブト虫の足は網に引っ掛かると折れやすいから
          と注意深かった。
8月28日     東京の家族は帰った。成虫になってからマットを食べなくなって(食べ
          物が替わって)はじめてマットの掃除をした。小さな白い卵を4つ見つけ
          た。小さいケースに移す。
9月5日
                    

          卵はケースの中あっちこっち、いたるところに生み散らかした感じに増え
          ていた。出来るだけ手を触れないようにと手術用の薄いゴム手袋で卵
          のケースに移し変える
9月12日     大きい方のオスが死んでしまった。もう寿命かもしれない。卵は丸いもの
          チョット細長い物、孵ったもの、いろいろある。ケースが小さく幼虫が多いの
          でマットの減るのが感じられるようになった。食べてるんだ。
9月22日     明日自然観察の森へ、 「カブト虫の幼虫を蛹にしよう」の会に出席する
          ための準備をする。 準備と言ってもうちの沢山の卵や幼虫を貰ってもら
          うつもりで家で飼う10匹を残してあとを小さいケースにいれた。全部で60
          匹余りいた。2匹のオスと1匹のメスが生んだ数だ。
9月23日     持っていった卵を講師の先生は、1令・2令と選り分けて並べ今日の参考
          資料にして下さった。他の方が写真も撮られた.。嬉しかった。出席者は、
          幼虫を頂いて帰る。自然観察の森では、1.5m×1mに高さ1m位を板で
          囲った中に幼虫を飼っておられる。そんなのが2つある。たぶん私の持って
          来た幼虫もそこで飼って頂けると思う。
9月29日     オスが死んでしまった。最近なんとなく動きが鈍くなっていたのは気のせ
          いだったろうか。
10月10日    メスも遂に死んでしまった。10匹の幼虫だけになってしまった。毎日覗い
          ていたのに、これからは餌の世話がなくなってしまうと思うと寂しい.。
10月15日    3日くらいで霧吹きをする。習慣で毎日覗くが外からでは何の変化も解ら
          ない。
10月20日    プラスチックの飼育容器なので底にかたまっているのがわかる。来年の蛹に
          なる前までに大きくしておかないと成虫になってからは大きくならないと聞
          いているのでどっさりマットを入れる.。
12月1日     寒くなったので、ハッポースチロールの入れ物の中へ段ボール箱を入れ其の中
          へプラスチックの飼育ケースを入れた、それを南側の縁の下に置いた。
12月28日    今年最後の大掃除のマット替えをした正月中は見ないがこの頃は乾燥も
          遅いので大丈夫だと思う。
1月10日     家の改装工事のためしばらく見られないといけないので、しっかりチェック
           した。
2月9日      1月も縁の下から出さなかったけれど上3〜4cm程は乾いていたが、下
          は大丈夫湿っていた。大きさはひと月前と殆ど変っていなかった。相変わ
          らずケースの底から4・5匹が見える。
3月3日      愛知学泉の学生さんに教わってカブト虫のホームページを作る。学生さんの
          お陰でここまで出来たこと、とても感謝しています。これからも皆さんのお声
          を参考にして、飼育もホームページのほうも充実させていきたい。と願って
          います。
3月10日     この頃、今までよりマットの乾きが早くなった気がする。底にじっとしている
          数匹は見える、位置も変っていない。だいぶ暖かくなったと思うに、まだ冬
          眠中のようだ。
4月5日      4月に入って雪の降るような寒い日が2〜3日続いた。しかしもういいだろう
          と思って、冬中其のままだった床替えをした。冬中は冬眠かと思っていたのに
          ずいぶん大きな糞が沢山たまっていた。幼虫も驚くほど大きくなっていた.。
          ちゃんと10匹の幼虫は健在だった.
4月28日     今日から緑化祭りが始まった。 ちょうど一年になる。と思いながら会場に
          出掛けた。今年はカブト虫は売りに来なかった。暑い日になった。この暑さで
          幼虫の成育も進むだろう。
5月5日     作って2年目になる腐葉土を鉢植えに使うつもりでポリ容器をひっくり返したら
          飼っている幼虫と同じ位の大きさの、何の幼虫かわからないが3匹出てきた、
          1匹は蛹室らしい中に入っているが1/4程蛹室らしきが欠けてしまっている。
          カブト虫の幼虫がどうして此処にいるの?それにチョット蛹になるのが早い!
          でもこんなに大きい虫の幼虫ってどんな虫?と疑問だらけで。 急いで写真を
          撮ってもとの様に埋め戻した.。 顔を見ても形を見てもカブト虫の幼虫である
          ことなどわからない程観察不足だったことに気づく。