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立川流彫り物

 

大車

仕組  名称  寸法

静寂 1  静寂 2  静寂 3  

静寂

躍動1 躍動2 躍動3

躍動4

緊張1 安堵 緊張2 

彫刻1 彫刻 2  彫刻 3  

彫刻 4  彫刻 5  彫刻 6  

彫刻 7   

幕1   幕2   幕3

絵図1 絵図2 絵図3 

絵図4 絵図5 絵図6

絵図7

御輿渡御

御輿渡御1 御輿渡御2

御輿渡御3 御輿渡御4

見どころ 運行順路


見どころ 試楽 樹木3町曳き
見どころは試楽と本楽では違う。
試楽の日、樹木地区は城下町の趣を残す格子、白壁のお蔵などが多く残る町並みでその中をしずしずと大車が進んでいく、その狭い道を電柱を避けながら小刻みに梶を切って大車はいく。
梶切りは切る前の緊張と、一気に切る躍動感との対比がいい。
八時半先にお蔵を出た東町を見送り、本町はお蔵から引き出す、九時少し前に大手門跡への三町の大車が集まる。南町は蔵から出て中之町通りまで前梶のまま来る。一緒に大手門まで行き三台がそろう。
庄屋の挨拶のあと中之町通りを南下して本町町蔵前を通り川村クリーニング店南の鋭角
(一番下の大車のイラスト)を曲がって勝手神社の方に大きく切る様が次の見どころである。九時半頃である。
東町通りを北上しまた大手門まで帰っていく、大手門前の広い通りから狭い西之町通りに入るところが次の見どころである、ここは切ってすぐ右前には標識があり緊張の度合いは増すのである。
南下をして大車が入れないほどの狭さになったところから辻まで後退するこの時は三台とも前梶となる。
この辻から国道155号線をわたり西の朝日ケ丘地区に向かう、この辻が見どころである、今は溝に蓋がされているが、平成二年頃までは大きな溝があった、その頃は今より技量を求められた。蓋をされても今でも見どころの場所である。
豊田安城線まで行くと上りでの梶切りそのまま神龍寺前の坂と続き綱を引く顔がゆがむ。この時に高欄の下から細い綱が出て前に曳かれていく此れは坂のある樹木地区ならではの作法である。
朝日丘中学の北門前を曲り次の角は切ってすぐ下るところも見どころである。そのあと綱本の四〜六名が足が速くならないように背中で制動をかけながら喫茶雪村まで坂を下っていく。此れも他では見られない。
そのまま美術館駐車場南の道を下り、陽龍寺まで行って今日の午前中の町内引きは終わりである。
午後一時陽龍寺前を下り、昼一番の見どころの田中布団店前の梶切りが見られる。ここは下って切ってすぐに切って上りという見学にはいい場所である。梶方は右肩、切り返しの左肩、すぐの右肩と忙しい。